マツコの知らない世界の「しゃべる鳥の世界」を見て、鳥に興味・飼いたいと思った方へ

昨日は、マツコの知らない世界で鳥特集が放送されました。インコ生活では、レビュー記事もアップしています。

マツコの知らない世界「しゃべる鳥の世界」の番組レビュー

 

さすがにゴールデンタイムのテレビ番組ということもあって、鳥好きだけでなく、鳥に関心がなかった方々も、多く視聴されたみたいで、ネット・SNS上でも反響が見られました。普段テレビに出てくるペットといえば、犬や猫が中心で、鳥がクローズアップされることはあまりなかったので、とてもよいことだと感じています。(ただ、マツコの知らない世界がちょっとディープなネタを扱うというところもありますが)

番組では、鳥の魅力的なポイントの1つとして、「おしゃべり」の能力に焦点を当て、鳥の中でお喋りが上手なインコ・オウムが登場し、おしゃべりだけでなく、歌や昔話、さらには、人間との会話を楽しむといった様子も放映され、鳥の知能の高さやおしゃべり能力のすごさを感じることができました。

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その中で、鳥に興味を持ち、飼ってみたいと思われた方もいらっしゃると思います。そのこと自体は、とても素晴らしいことだと思います。鳥を飼う文化ができれば、愛鳥家の輪が広がっていきます。その結果、世間的にも、鳥を飼うことが珍しいことではなくなり、当たり前のことになれば、社会的な配慮や、意識も変わっていくと考えます。

 

ただし、気を付けてほしいことがあります。それは以下の一言につきます。

「安易な気持ちでお迎えしないでください」

レビュー記事にも掲載しましたが、鳥は生き物です。放送では、

・鳥を飼うのは犬や猫よりもお世話が簡単

・鳥は一人暮らしの人でも飼いやすい

 

というニュアンスで放送されていました。しかし、生き物を飼うということは、鳥についても同じで、大変なことです。もちろん、犬や猫よりもお世話の観点では、毎日の散歩が必要ないなど簡単な面もあります。ただ、毎日、ごはん・お水をあげることや、お掃除や、鳥の運動のための放鳥などが必要です。さらに、定期的にケージの大掃除も必要ですし、さらに動物病院の健康診断も行わなければいけません。鳥にも人間と同じ、喜怒哀楽があります。一人暮らしで一日の大半を外出していたら、飼われている鳥はとても寂しい思いをします。

また、鳥は鳴き声は習性としてもっているため、一定の鳴き声は必ず発生します。さらに想像していたよりも大きいことも多いです。

安易な気持ちで飼い始めて、意外とお世話が大変だったり、鳴き声がうるさいからという理由で、「保健所につれていく」、「空に放つ」ということは絶対にやってはいけません。特に飼い鳥は日本の野生環境では、生きていけません。すなわち死を意味します

衝動的に飼いたいと思った方は、「本当に飼えるのか」、「今後、毎日・何年もお世話を継続できるか」、「旅行などにも行きにくくなるが」といった、鳥を飼うことができる生活スタイルなのか見つめ直してみてください。その上で、「必ず鳥を幸せにする」という強固な覚悟を持つ必要があります

 

さらに、気を付けるポイントは、鳥たちのその長寿さです。映像に鳥たちの平均の寿命が紹介されていましたが、中型のオキナインコでさえも、平均30年です。

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大型インコ・オウムになると、40年、50年は当たり前の世界です。仮に20代で大型の鳥を飼うとすると、寿命を迎える時は、70歳代になってしまいます。しかも、もっと長生きな個体も一定数いて、中には70~100年近く生きたケースも存在します。そうなると、先に人間が寿命を迎えてしまいます。さらに、病気や高齢化で、鳥を飼えなくなることも起こり得ます。

飼い主の高齢化問題は、現在も大きな問題となっています。飼い主を失った鳥たちが幸せに暮らしていけるよう、「命のバトンリレー」、次の飼い主に幸せにお世話してもらえる環境の整備が求められています。鳥をお迎えするにあたっては、こういった問題もしっかり把握しておいてもらいです。

 

今回のマツコの知らない世界の鳥特集は、飼い鳥・コンパニオンバードについて知らなかった人に鳥を知ってもらえるよい機会になったと思います。ただ、そこでおしゃべりがすごいから欲しいという安易な理由では飼ってはいけません。本当に飼えるのか、鳥を飼うことについて、情報収集を始め、じっくり検討してから飼うことをおススメします。

番組のレビュー記事→マツコの知らない世界「しゃべる鳥の世界」の番組レビュー

 

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