インコをお迎えする前に必ず確認しておきたい5つのこと

2016年9月11日インコお迎え

インコお迎え前に確認する5つのポイント

インコの魅力を知り、お迎えしたいと思ったとき、実際にお迎えに移る前に確認しておきたいポイントがあります。

というのも、一度お迎えすると、責任を持ってインコのお世話をしなければいけません。

飼ってみたけど、お世話が大変だったから手放すのは、絶対にしてはいけません。

その前にしっかりインコを幸せにできるか、5つのポイントついて確認しましょう。

 

1.毎日お世話ができるか

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お迎えしたインコはペットとして飼い主のお世話がなければ生きていけません。

「犬やネコに比べて、インコはお世話が楽」という意見が言われることがあります。

確かに愛犬のような散歩はありませんが、毎日餌や水の交換、ケージの清掃、室温・湿度の管理や放鳥などのお世話が必要です。

また、定期的に日光浴や爪切り・健康診断なども行う必要があります。

さらに、鳥は規則正しい生活で、人間の生活リズムとは異なります。

鳥は生活リズムを変えられないので、飼い主が合わせてあげなければいけません。

お迎え後、きちんとお世話を継続できるか、じっくり考えてみましょう。

 

2.最後まで責任を持って飼うことができるか

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 意外に思われる方も多いですが、鳥類の寿命は長いです。

小型インコのセキセイインコでも8-12年、オカメインコなどの中型インコは10-25年、大型インコになると50年以上生きることがあります。

若い人だと結婚や子育てなど、人生の大きなライフイベントが発生しても責任を持って飼う覚悟が必要です。

また、ご年配の人は、加齢によって体調が悪化し、お世話を続けられなくなることもあります。

10年スパンという長いライフサイクルの観点で、しっかりお世話を継続できるか、将来設計してみてください。

 

3.家族も飼うことに賛成か

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インコを飼う上で、家族の協力は不可欠です。

インコを放鳥している時は飼い主だけでなく、家族みんなが気をつけないと迷子(ロスト)や踏みつけ等の事故が起こります。

インコのお世話に時間がかかる分、今までの家族との時間は短くなります。

また、いつも飼い主がお世話できないこともあります。

その場合に、家族に協力してもらえるよう、しっかり家族の同意を得ましょう

また、家族の中でアレルギーを持つ人がいないかどうかも確認しておきましょう。

 

4.インコの飼育環境を準備できるか

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 鳥をお迎えしたら、その仔が家の中で安心して過ごせる環境を用意してあげなければいけません。

インコ用のさまざまな飼育用品を準備が必要です。

  1. ケージ
  2. 止まり木
  3. おもちゃ
  4. 保温器具
  5. 移動用キャリー

これらをすべて揃えると、1万円以上の費用がかかります。

飼育用品に加えて、インコが生活するケージを設置するスペースや、放鳥する空間も必要です

そういったインコが快適に生活できる環境が提供できるか今のライフスタイルから考えてみましょう。

 

5.飼育や病院にかかる費用を把握しておく

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 鳥を飼うには、ケージや飼育用品を購入するために、初期費用として数万円程度の出費がかかります。

毎日のごはん代や消耗品で定期的に費用がかかります。

さらに、健康診断も必要になってきますし、病気になった時は人間以上に治療費がかかり、医療費の負担もあります。

人間の場合は健康保険があり、実際の診療費よりも負担額は少ないですが、インコの治療は全額飼い主負担です。

ペット保険なども登場していますが、月々の保険料もかかりますし、ヒトの健康保険ほどの手厚い保障はありません。

そのため、お金の面でもインコを支えてあげられるように、どれぐらい費用がかかるかも把握しておくことが大切です。

 

まとめ・終わりに

今回、インコをお迎えする前に考えてほしいこと、インコを飼う上での覚悟を5つ挙げました。

お迎えの準備を始める前に上記についてしっかり検討し、『本当にお迎えできるか』確認してからお迎えに移りましょう。