【中型インコ】シロハラインコの特徴や性格、鳴き声と価格について
シロハラインコは見た目の可愛らしさが人気の中型インコです。飛び跳ねたりしたり、転がったりと陽気な動きをしてくれます。コガネメキシコインコや、オキナインコなどと同じ南米出身です。
※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
シロハラインコの特徴・性質
シロハラインコは、南アメリカのブラジル北部やベネズエラ南部などに生息しています。英語名は「White-Bellied parrot」または、「White-Bellied Caique」と言います。
シロハラインコの性質として、陽気で遊び好きな面があります。動作もぴょんぴょんと跳ねて移動したり、寝転がったりして遊びます。人にもよく懐き、スキンシップも大好きなので、ふれあいができる種類のインコです。その分、しっかりふれあい時間を設ける必要があります。
羽の色は、頭のオレンジ色、顔の黄色、胸の白色、羽の緑色、太ももの黄色と非常に色豊かで、まるで人形のようなかわいらしい姿がとても人気です。
※後述しますが、日本で流通しているシロハラインコは、亜種の「キモモシロハラインコ」です。
シロハラインコの性格
シロハラインコの性格は陽気で遊び好きです。Youtubeやテレビなどでも色々な遊び方をしているシロハラインコの様子が紹介されています。
ただ、好奇心旺盛でいたずら好きなので、放鳥時は、家の中のいろいろなものに興味を持ちます。そのため、インコに有害なものは避けておく必要があります。
特に鉛や銅、亜鉛を含んでいる製品を誤ってかじると、金属中毒を引き起こすため、注意が必要です。
カラーバリエーション・亜種
日本ではシロハラインコは基本的に、「キモモシロハラインコ」というモモの羽の色が黄色の種類が流通しています。
しかし、まれに太ももの部分が緑色の色変わり、通称「緑モモ」がペットショップに入ることがあります。
太ももの羽の色が緑色のシロハラインコは色変わりではなく、基亜種に分類されています。
実は、普段見かけるシロハラインコは「キモモシロハラインコ」といい、シロハラインコの亜種になります。
通常のシロハラインコも値段は非常に高価ですが、基亜種の緑ももはさらにレアで、価格も通常のキモモシロハラインコと比較して倍近く跳ね上がります。
なお、今のところ、品種改良によるシロハラインコの色変わりは確認されていません。
シロハラインコの鳴き声の大きさは?
鳴き声は金属音のような甲高い声です。鳴き声の大きさは、オカメインコなどに比べると大きいです。ただ、コガネメキシコインコなどのコニュアほど大きくない印象です。
飼い主が別の部屋などにいると、呼び鳴きの頻度が高い可能性があります。マンションなどの集合住宅で飼育する場合は、アクリルケージなどの防音対策が必要になります。
シロハラインコはおしゃべりは得意?
シロハラインコはおしゃべりがあまり得意ではありません。
単語やフレーズ、自分の名前をおしゃべりする個体もいますが、お喋りが上手なインコと比較すると、発音は明瞭ではありません。
個体によってはまったくおしゃべりしない場合もあります。
シロハラインコの基本データ
- 中型インコ
- 分類:オウム目インコ科シロハラインコ属
- 原産:南米のブラジルやベネズエラなど
- 体長:約23cm
- 体重:約150g
- 寿命:約25年
- 値段:250000円~
- 食性:雑食性(果物や種実類、昆虫など)
- 鳴き声の大きさ:★★★☆☆
- お喋りの上手さ:★★☆☆☆
※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
シロハラインコのよいところ(メリット)
- 黄色・オレンジ・白・緑の見事な配色
- 人形のような見た目の可愛らしさ
- 転がりや、動きがコミカル
- 賢いインコのため、バードトリック(インコ芸)も教えやすい
シロハラインコの注意点(デメリット)
- 中型インコの中では値段が高価な部類。
- おしゃべりは苦手
まとめ・終わりに
シロハラインコの特徴や性格、価格や鳴き声について紹介しました。
シロハラインコのお迎え値段は他の中型インコに比べ、高価です。しかし、愛くるしい見た目と陽気で遊び好きな性格で、他のインコにはない魅力があります。
おしゃべりは苦手なため、言葉を覚える個体は少ないですが、その分、コミカルな動きや遊びで飼い主を楽しませてくれます。
飼い主とのスキンシップも大好きなので、とても魅力的なコンパニオンバードです。
※ズグロシロハラインコの特徴をまとめた記事はこちら↓
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
Wikipediaには、
緑モモがノーマルで、
日本で主流の黄モモが色変わりとありますが、
いかがでしょう。
(Wikipediaが必ずしも正確とは限らないことは承知しています)
ach様
コメントありがとうございます。
仰る通り、分類学的には、緑モモが基亜種のため、黄モモが色変わりの亜種となります。
ただ、この基亜種と亜種の概念はわかりづらいことに加え、緑モモは非常に珍しく、
シロハラインコといえば、モモの羽の色は黄色というイメージが強いです。
そのため、黄色のモモをノーマルと記載いたしました。
ただ、厳密にいえば、おっしゃる通りなので、一度記述については検討致します。