【中型インコ】ワカケホンセイインコのデータ・性質・特徴について
今回紹介するのは、最近ニュースなどでも話題になっている中型インコのワカケホンセイインコです。元々は、インドやスリランカ出身のインコですが、1960年ごろに飼育されていた個体が逃げ出し、野生化が進んでいます。東京の環境にもうまく適応し、東京工業大学のキャンバスや、新宿御苑などをねぐらにして群れで暮らす目撃情報が多数報告されています
※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
ワカケホンセイインコの性質・特徴
ワカケホンセイインコの特徴的な部分は、目です。通常時は開いていますが、お喋りをするときなど集中するときに点目になります。また、長く美しい尾羽が中型インコの中でも特徴です。それため、飼育本の全長に関する情報が40cmと大型インコサイズになっていますが、実際は尾羽の長さが含まれているため、中型サイズです。頸部(首の回り)にある黒い輪は、雌雄を判別できる身体的特徴です。この輪っかが♂は非常に特徴的で、それに対し、♀は輪っかが目立たないです。ただ、若鳥の時は、♂もあまり目立たないので、ある程度成長してからの判別になります。
ワカケホンセイインコの性格
ワカケホンセイインコは神経質な一面があります。そのため、人に慣れていない場合、ふとした時にクチバシで噛みつかれるケースがあります。中型インコはクチバシも大きく、噛まれるとかなりの痛みを伴いますので、できるだけ人に慣れている手乗りの個体をお迎えしましょう。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは緑をベースとしたノーマルから、オリーブ、ブルー、ルチノー、アルビノなど一通りのバリエーションがあります。特にレアなカラーと言われているのがグレーです。
めちゃかわ!ワカケホンセイインコのグレーカラー☆彡.。 pic.twitter.com/RXS6DQ5r8I
— アミーゴ姫路飾磨店 (@amigo_shikama) 2017年6月18日
東京で野生化しているのはノーマルです。
ワカケホンセイインコの基本データ
- 中型インコ
- 分類:オウム目インコ科ホンセイインコ属
- 英語名:Rose-ringed parakeet
- 原産:インド・スリランカなど
- 体長:約40cm
- 体重:約120g
- 寿命:25~30年
- 値段:25000円~
- 食性:穀食性(植物の種子や花、果実、芽、穀物が主食)
- 鳴き声の大きさ:★★★★☆
- お喋りの上手さ:★★★★☆
※体長・体重や寿命は個体差があります。価格も変動する場合があります。
ワカケホンセイインコのよいところ(メリット)
- 言葉をよく覚え、お喋りも上手
- ワカケダンスと呼ばれるひょうきんな動き
- 身体も丈夫で、寿命も長い
ワカケホンセイインコの注意点(デメリット)
- 中型インコの中でも鳴き声が大きい
- 神経質な面も慣れていないと噛まれることも
ワカケホンセイインコは、ひょうきんな動きなどもあり、人気があるインコです。しかし、東京などで目撃情報がある通り、飼い鳥だったものが野生化してしまい、生態系への影響が危惧されています。しかも、鳴き声もかなり大きめで、寿命も30年近くとかなり長寿です。安易にお迎えせずに、しっかりお世話できるか、検討してからお迎えしましょう。
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