【追記】福岡のバードセンター朝倉で大型インコの盗難が発生！ヨウムやボウシインコなど被害
2019年8月19日に、福岡にある小鳥の繁殖を専門としたブリーダー「バードセンター朝倉」で、大型インコが盗まれるという事件が発生しました。残念ながらまだ犯人は捕まっていません。
情報の拡散と注意喚起のため、今回発生したインコ盗難事件について紹介したいと思います。
※(2019年8月24日追記)テレビや新聞などのメディアでも今回のインコ盗難事件が取り上げられました。取り上げられたメディアについて追記しています。
バードセンター朝倉のインコ盗難の概要
2019年8月18日(日)の深夜から8月19日(月)の朝方にかけ、福岡県朝倉市にある「バードセンター朝倉」にて育てられていた大型インコが複数羽盗まれました。
インコたちが暮らしていた禽舎(鳥小屋)は鍵が設置され、きちんと施錠されていました。
しかし、犯人は鍵を破壊したうえで侵入し、大型インコが１羽ずつ入っているケージごと盗みだしたそうです。
下記のツイートで今回の盗難事件の情報が投稿されています。
拡散希望です
鳥の盗難情報
場所は福岡県朝倉市
バードセンター朝倉
鳥の繁殖施設です。
盗まれた鳥は
ヨウム
ヒメコンゴウ
キボウシ
キソデボウシ
ムジボウシ
一羽ずつケージに入っている大型インコがケージごと盗まれています。
手口は禽舎の鍵を壊して侵入
日曜日の夜から月曜日の朝方にかけて— maki (@maki77267125) August 20, 2019
ヨウムやボウシインコなど5羽が盗難
今回発生した盗難事件では、バードセンター朝倉で暮らしていた合計5羽のインコが盗難に遭いました。
- ヨウム
- ヒメコンゴウインコ
- キボウシインコ
- キソデボウシインコ
- ムジボウシインコ
盗まれたインコたちはいずれも絶滅が危惧されている鳥類で、ワシントン条約の規制対象になっています。
販売や譲渡などの取引には制限が設けられており、そのため、販売価格も非常に高価な種類の大型インコです。
犯行の動機として、高価なインコたちを転売する目的であったことが考えられます。
小型の鳥のケージは手付かずのまま
繁殖用ペアの鳥の禽舎のドアも開けられていたが鳥は無事
個別に運び出しやすい大型インコのみ盗難されているようです。
— maki (@maki77267125) August 20, 2019
ツイートに投稿されたように、小型の鳥や繁殖用ペアの鳥は無事だったとのことで、大型インコのみを狙った犯行でした。
大型インコは一羽ずつケージで暮らし、運び出しやすい状況だったそうです。大型インコが暮らすケージ5つを運搬するために、車両の使用が推測されます。
盗まれたインコを見かけたら警察に通報を
バードセンター朝倉ではインコ盗難を受け、警察に被害の届け出を行っています。残念ながら、まだ盗まれたインコたちは見つかっていません。
もし、8月19日以降になって、上記の盗まれた5羽のインコを見かけた場合は、福岡県警察・朝倉警察署(0946-22-0110)まで通報をお願いいたします。
※安否確認などでバードセンター朝倉に直接連絡することはお控え下さい。
インコ盗難防止のため、防犯強化を
今回のインコ盗難事件では、鳥たちが暮らしている禽舎には鍵が設置され、施錠されている状態でした。それにもかかわらず、犯人は鍵を破壊して禽舎に侵入しました。
鍵の施錠による防犯対策では不十分なため、防犯カメラやセンサーなどの防犯強化を行い、犯罪抑止が求められます。
ご家庭内で愛鳥を飼育されている方も家宅に侵入され、盗難に遭う可能性があります。ケージの設置場所によっては犯罪者が侵入しても、気づかないケースも起こり得ます。
(追記)テレビや新聞にインコ盗難のニュースが掲載
SNSで事件について拡散された後、テレビや新聞などのマスメディアでもバードセンター朝倉でのインコ盗難事件がニュースとして報じられました。
170万円相当の大型インコ5羽、ペット販売店で盗難「せめて餌あげて」 – 毎日新聞
”大型インコ”５羽 販売店から盗まれる…犯人の目的は 被害総額１７０万円 福岡県朝倉市｜TNC テレビ西日本
テレビ西日本ではニュース映像がYoutubeにもアップされています。
鳥が暮らす小屋がどのような地域にあり、どのような施設だったのか紹介されています。夜になると真っ暗になるということで、人通りが少ない地域だった模様です。
また、バードセンター朝倉の管理者の自宅からは少し離れたところにあり、盗難を免れた小型・中型インコは、現在は自宅近くの施設に避難させているそうです。
管理者の方は、インコについて何も知らない人が盗んだ場合、食べ物を何与えてよいか分からないのではないか、と危惧されていたのが印象的でした。
まとめ・終わりに
今回、2019年8月18~19日に福岡にある小鳥の繁殖施設「バードセンター朝倉」でインコが盗難に遭う事件が発生したことを取り上げました。
盗まれたのはヨウムやヒメコンゴウインコ、ボウシインコ系の大型インコ5羽で、いずれも販売価格が高価な種類のインコです。
犯人は鳥たちが暮らす禽舎の鍵を破壊して、小型インコや繁殖用のペアではなく、大型インコのみを盗み出しました。そのため、転売目的の犯行である可能性があります。
もし、8月19日以降に盗まれた5羽のインコを見かけたなど目撃された方は、警察へのご通報をお願い致します。1日も早く犯人が捕まり、バードセンター朝倉に鳥たちが戻れることを願っています。
また、今回の事件では、防犯には鍵だけでは不十分だったため、防犯カメラやセンサーなどを設置し、犯罪抑止を心がけましょう。
※今回の事件についてバードセンター朝倉に直接連絡することはお控え下さい。