2016年9月15日インコお迎え,インコ特徴・性質,インコ種類
『インコ選びの4つの軸』ではインコを飼いたい目的で、それを満たす種類のインコを選ぶということをお伝えしました。
今回はインコをお迎えして、やってみたいことから、具体的にどのインコがオススメか、個人的な主観や、インコ飼育本などの書籍に基づいて紹介してみたいと思います。よくインコを飼うときに、主な条件となる以下の３つを例にして、それぞれのお薦めインコをお伝えします。
※インコは個体差があり、オススメの種類でも目的を満たさないことがあります。
■お喋りがしたい
■インコ芸(バードトリック)を楽しみたい
■鳴き声が小さい、静かなインコ
■お喋りがしたい
インコはみんなお喋りなイメージがありますが、種類によって得意・不得意があります。また、お喋りは性別でいえば、オス♂の方が得意な傾向があります。というのも、オスはメスに求愛行動し、より上手なオスがメスに選ばれるためです。お喋りができるオススメのインコは以下の３種類です。
①セキセイインコ
小型インコ
値段:3000円～
小型インコの中では、最もお喋り上手。トレーニングすることで、単語だけではなく、文章も。Youtubeでも、たくさんのお喋り上手な動画がたくさんあります。
②ヨウム
大型インコ
値段:30万円～
インコの中でも、最もお喋りが上手なインコで、声色も人間そっくりで、まるで人間と話しているかのように感じます。さらに賢い個体だとただ、言葉を話すだけでなく、飼い主と会話も楽しむことができます。
③オキナインコ
中型インコ
値段:60000円～(ブルーなどの色変わりは倍程度)
ヨウムにつぐお喋り上手と言われています。私もノーマルのオキナインコを飼っていますが、単語レベルだと、数日で学習し、１ヶ月程度で文章も言えるようになります。
■インコ芸(バードトリック)を楽しみたい
インコの魅力はその賢さです。その知性は人間がトレーニングすれば、インコに様々な芸、バードトリックを修得させることが可能です。さらに、インコにとっては、芸をさせることは頭と体の体操になり、ストレス解消にもつながります。どのインコも賢いので、トレーニングすれば、バードトリックはできますが、その中でも、インコ芸に向いたオススメのインコを紹介します。
①ウロコインコ
中型インコ
値段:4万円～
インコの中でも賢いウロコインコは転がって遊ぶという、普通のインコがしない遊びをします。そのため、その遊びをバードトリックに生かして、転がり芸に挑戦することができます。
②セネガルパロット
中型インコ
値段:10万円～
Youtubeの○○という動画で有名なセネガルパロット。個々のバードトリックも素晴らしいですが、すごいのはこれらのインコ芸を繋げて一度に実演できることです。優れた知性と集中力を持つインコです。
③セキセイインコ
先ほども「お喋りが上手」なインコでも紹介しましたが、セキセイインコは小型インコの中では、芸達者な子が多いです。性格も好奇心が旺盛で、いろいろなことに興味を持つので、インコ芸を覚えやすいです。
ただし、インコ芸は、種類による差はありますが、お喋りとちがい、どのインコでもトレーニング次第で身につけることが可能です。しっかりとバードトリックの練習方法を勉強しましょう。
■鳴き声が小さい、静かなインコ
鳥を飼う上で鳴き声の問題は必ずついて回ります。アパートやマンションなどの住宅では、近所迷惑にならないよう、鳴き声が小さなインコがオススメです。インコの中で、あまり騒音問題に発展しない仔を紹介します。
①セキセイインコ
小型インコの万能選手、セキセイインコは鳴き声も静かです。さらに、お喋りをマスターすることで、呼び鳴きする頻度も減り、家の中で安心して飼える種類です。
②サザナミインコ
小型インコ
値段:2万円～
サザナミインコは鳴き声も小さく、さらに『ぷいぷい』と可愛らしく鳴きます。ただ、呼び鳴きのときはかん高い声でなくことがあります。
③アキクサインコ
小型インコ
値段:3万円～
アキクサインコはノーマルよりも、ピンク色がとてもキュートな『ルビノー』、『ローズ』という色が人気です。出回る雛もノーマルの方が少ないくらいです。見た目通り、美しい小さな鳴き声なので、アパートやマンションでも安心してお迎えできます。
今回はインコを飼いたい目的別にそれぞれのオススメインコを紹介しました。３つの目的すべてで、セキセイインコをお薦めに挙げましたが、『初めてお迎えする人にオススメのインコ』で紹介した通り、値段もお手頃な割に、お喋り・インコ芸、鳴き声まで、非常に魅力的なインコです。
自分が求めるインコの条件をしっかり明確化し、ライフスタイルを照らし合わせたら、おのずと自分に合ったインコが見つけられるはずです。今日お伝えした情報をぜひ参考にしてもらえたらと思います。
