インコ・オウムの写真か判定する「インコAI判定ツール」を開発してみました。
インコやオウムの写真を画像認識させて、インコかどうかAIが判定するツールを作成してみました。
インコAI判定ツールの使い方
インコ判定ツールの使い方は簡単です。
下記の「ファイルを選択」をタップし、写真を選択したら、「判定する」ボタンをタップします。
※通常、AIによる写真判定には5~10秒程かかります。写真サイズが大きい場合はもう少し時間がかかることがあります。
選択した写真を画像認識し、AIがインコ・オウムかどうか判定してくれます。
セキセイインコやオカメインコは精度高く判定
インコの中でもメジャーな種類であるセキセイインコやオカメインコはかなり正確に判定されます。
※オカメインコのホワイトフェイスなど色変わりの個体の場合には、上手くインコと識別できないケースがあります。
カラスや鳩の場合、インコではないと判定
もちろん、インコ以外の鳥の場合もAIはしっかりインコ・オウムではないと判定してくれます。
試しにカラスや鳩の写真をAIに判定させてみたところ、「インコ・オウムではない」と判定しました。
単なる鳥類というだけでなく、きちんとインコ・オウムの特徴をAIが捉え、判定してくれます。
一部の種類のインコは判定に失敗
現状でいくつかのパターンで試したところ、アキクサインコなどの種類のインコは、インコと判定できず、失敗しました。
その他にも珍しい種類のインコや色変わりの場合、鳥とは判定できるものの、インコ/オウムとまで判定できないものがありました。
リクルートのA3RTのAIを利用
今回のインコAI判定ツールはリクルートのAI「A3RT」の「Image Search API」を使って作成しました。
Image Search API(A3RT) – リクルートテクノロジーズ
A3RTはホットペッパーやじゃらんなどのリクルートのサービスで実際に活用されているAIですが、公開されていて誰でも利用可能です。
今回、インコ用画像を大量に学習させたものではなく、AIの画像認識をそのまま利用してインコかどうか判定しています。
まとめ・終わりに
今回リクルート社が開発したAIを使ったインコ・オウム判定ツールを作ってみました。
まだまだ精度は高いものではありませんが、愛鳥さんのお写真で試してみて下さい。
今後、インコ・オウムの学習データを用意して、判定精度を上げてみたいと思います。
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