インコの鳴き声には地鳴き・さえずり・警戒鳴きの3種類が存在!それぞれの鳴き声と意味を紹介
インコなどの飼い鳥は、飼い主に対して様々な鳴き声で鳴きます。
仲間とのコミュニケーションのために鳴き声が用いられますが、愛鳥は飼い主とコミュニケーションを図るため、色々な鳴き声を発します。
インコの鳴き声には大きく分けて地鳴き・さえずり・警戒鳴きの3つがあり、それぞれの鳴き声の意味と、どのような鳴き声か紹介したいと思います。
飼い鳥の鳴き声は飼い主とのコミュニケーション
飼い鳥が鳴き声を上げるのは、飼い主を含めた仲間とのコミュニケーションを行うことが目的です。
鳴き声の性質によって、インコは自分の気持ちを仲間に対してアピールします。
1羽飼いの飼い鳥の場合は、飼い主をパートナー・仲間とみなし、状況に応じて様々な鳴き声で自分の気持ちを表現しようとします。
鳴き声は大きく分けて3種類
インコの鳴き声にはそれぞれ意味があります。その意味から大きく分けて3種類あります。
- 地鳴き
- さえずり
- 警戒鳴き
上記の鳴き声はどのような意味を持っているのか、それぞれ解説します。
インコの地鳴き
地鳴きは仲間の存在を確認したり、お腹がすいてごはんをおねだりするといった際に発せられる鳴き声です。
地鳴き・さえずり・警戒鳴きの3つの鳴き声の中では日常的に最もよく使われる鳴き声です。
鳴き声の性質としては、単音で軽く鳴きます。
何か興味あるものを見つけた時に「チッチッ」と鳴いたり、おもちゃで楽しそうに遊んでいる時に「クククッ」と鳴くのは地鳴きに分類されます。
また、夜中にケージに暗くしていると、ごにょごにょとお喋りしているような鳴き声も地鳴きの一種です。
インコのさえずり
さえずりは、オスのインコがメスのインコに求愛を行う際に発する鳴き声です。
また、繁殖時にその場所で子育てをすることを周囲に伝え、なわばりをアピールする際にも発せられます。
歌を歌うかのようにリズム良く鳴くのが特徴的です。
さえずりの1つであるラブコールでは「ピュロロ」という美しい鳴き声を発します。
飼い鳥のインコの場合、人間の言葉をお喋りすることがありますが、このお喋りもさえずりの一種です。
また、後述する呼び鳴きも鳴き声の分類としては、さえずりに分類されます。
インコの警戒鳴き
警戒鳴きは、相手を威嚇したいときや不快感を示す際の鳴き声です。
ケージなどや自分のあそび場に人が近づいてきたときに「ケッケッケッ」といった音で鳴きます。
その他にもインコの機嫌がよくないときは「ウー」と発したり、「ギャ」や「ギャー」と不快感をアピールするのも警戒鳴きに分類されます。
警戒鳴きをしている際にはインコにとって何かストレスとなるものがあることを示しているので、原因となる要因を取り除いてあげましょう。
飼い鳥の呼び鳴きはさえずりの一種
飼育されているインコなどの飼い鳥で問題になりやすいのが、呼び鳴きです。
呼び鳴きは飼い主さんの姿が見えなくなった時に、アピールするための鳴き声でさえずりの一種に分類されます。
1羽飼いで飼育している愛鳥に多く、インコな中でも愛情深いコザクラインコやボタンインコなどのラブバードがよく呼び鳴きをします。
ただ、呼び鳴きに飼い主が応じてしまうと、「呼び鳴きをすると飼い主が来る」と学習してしまうので、構いすぎには注意が必要です。
まとめ・終わりに
今回、インコなどの飼い鳥の鳴き声の種類について紹介しました。インコの鳴き声には①地鳴き、②さえずり、③警戒鳴きの3種類があります。
それぞれの鳴き声は情報を伝達し、気持ちを伝えるためのコミュニケーションで活用されます。
ぜひ、愛鳥の鳴き声について注意深く耳を傾け、どのような気持ちを伝えようとしているか読み取ってあげて下さい。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません