インコが食べられる野菜まとめ!愛鳥に副食として与えられる食べ物一覧(飼育本調べ)

2019年2月19日インコお世話

インコなどの飼い鳥が食べることができる副食で与えてOKな野菜まとめとオススメ野菜3選

インコなどの愛鳥に副食として与えることができる野菜について紹介したいと思います。

人間が問題なく食べている野菜の中にも飼い鳥にとっては有害なものもあります。

今回、複数のインコ飼育本で与えても問題ないと書かれている、食べられる野菜をまとめていきます。

 

インコ飼育本で副食に推奨されている野菜を調査

今回、インコに与えることができる野菜について、インコ飼育本が推奨している副食用の野菜について調査しました。

調査対象のインコ飼育本はそれぞれ著者・監修者が異なる以下の5冊です。

それぞれ獣医師などのインコの専門家の方が監修・執筆されています。

 

インコが食べられる野菜一覧

今回5つのインコ飼育本に副食として与えることが推奨されている野菜一覧をまとめました。

インコ飼育本の記述から抽出した食べられる野菜まとめ

  • 小松菜 (5冊中5冊)
  • チンゲンサイ (5冊中5冊)
  • 豆苗(5冊中5冊)
  • ニンジン(5冊中4冊)
  • 水菜(5冊中3冊)
  • パセリ(5冊中3冊)
  • サラダ菜(5冊中2冊)
  • 大根の葉(5冊中2冊)
  • カブの葉(5冊中2冊)
  • カボチャ(5冊中2冊)
  • パプリカ(5冊中2冊)
  • ピーマン(5冊中2冊)
  • セロリ(5冊中1冊)

括弧内には、前段で紹介したインコ飼育本で記載されていた冊数を表示しています。

より上部に記載されている野菜ほど、与えてよいと記載されている数が多いです。

 

インコ飼育本から副食用にオススメの野菜3選

今回、インコが副食として食べることができる野菜の中でも、特にオススメな野菜を3つ紹介したいと思います。

小松菜

インコの副食用の野菜として最も有名な小松菜

小松菜は、愛鳥家にとって最もお馴染みの野菜です。栄養価も高く、入手もしやすいです。

長年にわたって愛鳥に副食として与えられてきて、問題ないことが確認されています。そのため、副食を与える際にはまず検討してほしい野菜です。

チンゲン菜(青梗菜)

チンゲン菜もインコの副食にオススメ

チンゲンサイもインコにおすすめの副食用野菜です。

栄養価の面では、やや小松菜よりも劣りますが、それでも緑黄色野菜の中でも高い栄養価を誇っています。

小松菜とは異なる食感なので、普段小松菜を食べている愛鳥にとって、違った食べる楽しみを感じることができます。

ニンジン

ニンジンは噛み応えがあり、インコが食感を楽しむことができる野菜

インコ用の副食は小松菜などの青菜系が多いなか、ニンジンは植物の根を食べることができます。

βカロテンなどの栄養価も豊富なうえに、葉っぱでは感じられない噛み応えなどをインコが感じることができます。

色も鮮やかなので、視覚的にも楽しめ、インコ用の副食にオススメの野菜です。

 

与える野菜の分量は注意が必要

上記で紹介した野菜は、いずれも飼育本でインコに副食として与えることが推奨されています。

飼い鳥が野菜を食べたことで中毒症状が発症したり、体調不良になるといった事例はありません。

しかし、インコが食べて問題ない野菜でも、与える量には注意が必要になります。

どれだけ健康的と言われている野菜でも食べすぎると、逆に悪影響を及ぼすことがあります。

そのため、かかりつけの獣医師の方と相談して、愛鳥に適切な量の野菜を、適切な頻度で与えることを心がけましょう。

 

インコが食べてはいけない野菜は何?

今回は食べられる野菜について調査をしましたが、逆にインコが食べると中毒症状がでる野菜もあります。

インコが食べてはいけないNG野菜については、こちらの記事でまとめています。

インコなどの飼い鳥が食べてはいけない食べ物まとめ!有毒な野菜やくだもの、穀物など

野菜の他にも果物や穀物、人間の食べ物などでインコに与えてはいけないものをまとめていますので、ご参考下さい。

 

まとめ・終わりに

今回、インコなどの飼い鳥が副食として食べることができる野菜をまとめてみました。

色々な獣医師が監修している飼育本に副食として与えてよいと書かれている野菜をピックアップしています。

副食用に野菜を与えることで、通常のシードでは補えない栄養を補うことができます。

ペレット食の場合は、ペレットと異なる食感を楽しむことができるので愛鳥に食べる楽しみを感じてもらうことができます。

ぜひ、この記事でまとめた、与えることができる野菜から愛鳥に副食として与えてあげてみてください。

ただし、いずれの野菜も健康によいからと言って、食べ過ぎ・与えすぎには注意しましょう。