インコのお迎えが決まったらペットショップで聞いておきたい3つのこと

インコお迎え

インコお迎え時にペットショップの店員さんに確認しておきたいこと

信頼できるペットショップを見つけ、そこで欲しいと思うインコに出会い、相性や健康状態を確認した結果、お迎えするインコが決まったら、自宅でお迎えする準備を始める必要があります。

ケージや止まり木、エサといった飼育用品を準備しないといけないですが、その前にペットショップの店員さんに聞いておくべきことがあります。それは、お迎えするインコのこれまでの生活環境です。お迎えのタイミングで、生活環境を変えるのは、インコにとって負担がとても大きく、最悪、適応出来ずに衰弱する可能性もあります。そこで、飼い主との新しい生活にできるだけ負担を感じさせないために、ペットショップの店員さんに確認しておきたい点をまとめてみました。

◆ペットショップの店員さんに確認したい3つのこと。
 1.インコがペットショップで食べていた食事は何か
 2.インコが生活しているケージの環境
 3.インコの性別と誕生日

 

1.インコがペットショップで食べていた食事は何か

インコが今まで食べていた食事内容、エサ

インコの食事内容は最もペットショップで確認しておくべきポイントです。
インコの食事には、大きく分けてシードとペレットの2種類があります。もともとインコが野生で食べていたアワやヒエなどのシードと、鳥用総合栄養食のペレットです。ペレットは犬でいうところのドッグフードみたいなもので、これだけ食べていれば、鳥にとって必要な栄養分を満たすことができる優れたエサです。対し、シードはそれ単体では、ビタミンやカルシウムなどの栄養素が不足するので、青菜やボレー粉などの副菜で補う必要があります。

獣医師さんや飼育本では、ペレットを推奨しています。しかし、インコは味覚が優れており、ペレットよりもシードを好む傾向があります。もし、ペットショップがペレットを与えている場合は、そのまま継続してペレットを与え、シードの場合は、シードを与えるようにしましょう。急にペレットに切り替えてもインコは食事できなくなりますあと、シードもペレットもメーカー・商品によって味が違います。ペットショップで与えていた商品を教えてもらい、購入しておきましょう。

 

2.インコが生活しているケージの環境

お迎え時に確認したい住環境

インコの住環境もお迎えしたインコが安心して暮らすための重要な点です。
インコは急な環境の変化にストレスを感じます。特にお迎え時は、それだけ非常に負担をかけるので、出来る限り今まで生活していたケージの環境に近づけて、負担を軽減してあげることが大事です。オススメはインコがケージで使っていたおもちゃや飼育用品を譲ってもらう、または、売ってもうらうようにお願いすることです。中古でボロボロになっていて、買うのはもったいないと感じるかもしれません。しかし、インコにとって、慣れ親しんだおもちゃは、新品のおもちゃ以上の価値があります。お店も玩具を使い回すのは難しいので、もしかしたら、無料で譲ってくれるかもしれません。ずうずうしいとは思わず、お迎えするインコのために新しい飼い主さんが少し勇気を出して聞いてみましょう。

ただ、ケージのサイズは変更することをお勧めしますというのも、ペットショップはお店の広さの制約から、インコはどうしても小さめのケージで生活しています。インコは放鳥タイム以外の殆どの時間をケージの中で生活します。行動できる空間は広い方が、インコは幸せです。

 

3.インコの性別と誕生日

確認点のひとつ、性別と誕生日(オキナインコ)

インコの性別は確認しておきたいポイントです。お迎えの時は、雛または、幼鳥なので顕在化しませんが、成鳥になったときに発情の問題が出てきます。もし、メスだった場合、発情に伴う病気や、無精卵を産んでしまう卵の問題があります。オスに比べ、病気のリスクが高いことを認識しておきましょう。ただ、性別を調べていないお店も多いので、分からないかもしれません。しかし、見た目や遺伝的に性別の区別がつくこともあるので、店員さんに聞いてみましょう。

あと、誕生日を聞いておくと、生まれてからどれぐらい経過したかわかり、今どのステージ(幼鳥または成鳥)なのか分かるので、お迎えするインコの誕生日は確認しておきましょう。

今回確認したポイントは、お迎えに大切のポイントです。特に1番目と2番目を確認しないままお迎えすると、上手くお迎え出来ず、インコが衰弱してしまう可能性があります。しっかりペットショップから迎えられるように、お迎えするインコの情報を集めましょう。