埼玉県の民家に首のないハトが置かれる事件が発生!その前の月にはインコも被害に
とても悲しいニュースが昨日ありました。産経新聞が報じたニュースで「2017年4月12日に、埼玉県の東松山市の民家に首のないハトの死骸が置かれる」という凄惨な事件がありました。
民家前に首なしハト 先月もインコなど20羽被害 埼玉・東松山
発見者によると、首を引きちぎられた鳩の周りには、動物同士で争った形跡もなかったそうです。そのため、人間による犯行と考えられます。この鳩は、警察による発表では埼玉県滑川町で飼育されている伝書バトということです。なお、事件が起きた東松山市と滑川町は、隣接しています。
今回の鳩の事件の前にも、一か月前の3月の下旬にも、今回の事件現場から600m離れた場所で、インコやウズラなど約20羽とウサギ1羽も同様の被害があったそうです。
今回の事件は、愛鳥家にとっては悲痛な事件です。本当になぜこんなことを犯人が行ったのか、理解できません。一刻も早く犯人を警察が逮捕することを望みます。しかし、この事件は残念なことに、罪としては「器物損壊罪」となります。
器物損壊罪は、「3年以下の懲役又は30万円以下の罰金もしくは科料」となっています。恐らく裁判になっても、ほとんどのケースで執行猶予がつくことになります。鳥という生き物に対して、これほどまで残虐な行為をした刑罰がこの程度というのは、おかしいと感じています。
先日も大量のカラスが殺害されている事件がありました。こういった人間による非道な犯行をなくすため、警察官の方々には必ず犯人が検挙してほしいと考えています。その上で、今回の事件を器物損壊罪でしか取り扱えないという現行制度を改正されることが望まれます。
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