池田はなえ氏の作品展「ゆかいな木彫りのインコたち」鑑賞レポート(代官山Gallery子の星)
2018年11月21日より6日間(11月26日まで)に渡って開催されている、池田はなえ氏の木彫りインコの作品展「ゆかいな木彫りのインコたち」を鑑賞してきました。文鳥やセキセイインコなどの小型インコから、オカメインコやウロコインコなどの中型インコ、さらにはヨウムやモモイロインコまで、どれもとてもリアルな作品でした。どのような展示会だったか紹介したいと思います。
「ゆかいな木彫りのインコたち」展示会場へのアクセス
池田はなえ氏の作品展「ゆかいな木彫りのインコたち」は、東京・代官山にある「Gallery子の星」にて開催されていました。
Gallery子の星へのアクセスは、東急東横線の代官山駅の北口を出て、右側にある遊歩道を進みます。次の分岐を左折し、代官山通りに出ます。そのまま代官山通りを北上していくと、右手側にGallery子の星がありました。
少し歩きますが、渋谷駅からでも徒歩で行くことができます。
写真以上にリアルで本物そっくりの作品
「ゆかいな木彫りのインコたち」の展示には、写真で見るよりも本物そっくりの、リアルな木彫りのインコ彫刻作品が展示されていました。
小型~大型インコを中心に、文鳥やキンカチョウなどのフィンチに加え、野鳥の木彫り作品がありました。どれもリアルで素敵な作品ばかりでした。いくつか紹介していきたいと思います。
小型インコ:コザクラインコ
コザクラインコは色が異なる3羽が展示されていました。イエローのコザクラインコが寝転がってボールで遊んでいる姿がかわいらしいです。
中型インコ:オカメインコ、ウロコインコ
オカメインコの作品は、ルチノーとホワイトフェイスの2羽がなにやら英語辞書を興味ありそうに眺めています。さりげなく、文鳥も仲間に入りたそうにスタンドの上から様子を伺っています。
ウロコインコ達は、器に集まる形で展示されていました。パイナップルやブルーのウロコインコとカラーバリエーションが豊富でした。
大型インコ・オウム:ヨウム、モモロイロインコ
ヨウムは本物と見間違えるほどの精巧に作られていました。瞳も本物が持つ、鋭さと可愛さが表現されていました。
モモイロインコは女の子の肩に乗った作品です。この女の子も池田氏自身で制作されたそうです。楽しそうな表情がかわいらしかったです。
また、海洋堂さんのアートプラ大賞2018にて「Bluetoothスピーカー おしゃべりなインコ」が審査員賞(松村しのぶ賞)を受賞された、ウロコインコの作品も展示されていました。
※(追記)手の部分は木彫りですが、ウロコインコは、木彫作品で型を取った樹脂で作られたものを彫った作品です。
犬の彫刻もインコ同様にリアル
作品展には、インコやフィンチ、野鳥以外にも
ひょっこりシロハラインコがかわいい
展示会で可愛らしかったのが、ひょっこりシロハラインコです。
部屋の奥のスペースに、木彫りインコの制作におけるスケッチが展示されているのですが、奥の部屋からひょっこりとシロハラインコがこちらを覗いています。
木彫りインコの製作におけるスケッチも展示
ひょっこりシロハラインコがいるスペースには、池田はなえ氏のスケッチも展示されていました。
スケッチでは、ヨウムの特徴がまとめられており、木彫りの際に再現すべきポイントが記載されていました。さらに、実際に木彫り制作にかかった期間や、着色にどれだけかかったかもわかるようになっています。
まとめ・終わりに
2018年11月21日より始まった池田はなえ氏作品展「ゆかいな木彫りのインコたち」を鑑賞してきました。写真で見た以上にリアルなインコ彫刻の作品がたくさん展示されていました。インコを中心に、文鳥や野鳥の作品もありましたが、どれも本物の鳥と見間違うレベルでした。
本日11月26日が最終日なので、ぜひ興味ある方は、代官山のGallery子の星を訪ねてみてください。
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