【小型インコ】ボタンインコの特徴や性格、鳴き声と価格について
前回は、ラブバードのコザクラインコを取り上げました。
ラブバードはコザクラインコ以外にもいくつかの種類があります。
今回は、同じラブバードのボタンインコを紹介したいと思います。
※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
ラブバードとは?
ラブバードとはインコの中でボタンインコ属に分類されるインコを指します。
日本でよく飼育されるラブバードとしては、コザクラインコとボタンインコの2種類が人気です。
ラブバードがペアになると、一日中相手にべったり甘え、信頼関係を結びます。
1羽飼いのラブバードが飼い主をパートナーとみなした場合、飼い主に深い愛情を注いでくれます。
※ただし、愛情がゆえに他の鳥に嫉妬やヤキモチを焼いたり、発情の恐れがあります。
ボタンインコの特徴・
ボタンインコは小型サイズのインコで、英語名で「Lovebird」と言います。
ボタンインコの特徴は、目の周りの白いリングがチャームポイントです。
セキセイインコに比べると、ややずんぐりとしたフォルムも魅力的なポイントの1つになっています。
同じラブバードのコザクラインコと比較すると、一回り小さく、性格はやや神経質な傾向があります。
コザクラよりもさらに鮮やかな羽の色とユーモラスな表情が人気です。
ボタンインコは飼い主をパートナーとみなすと、袖や服の中に入ったりするなど、愛らしい行動で飼い主の心をわしづかみにします。
ボタンインコの亜種・カラーバリエーション
ボタンインコの亜種は4種類
ボタンインコの亜種としては、以下の4種類が存在しています。
- ボタンインコ
- キエリクロボタンインコ
- ルリゴシボタンインコ
- クロボタンインコ
しかし、ボタンインコとクロボタンインコは、野生下でも数が大きく減少しています。
そのため、主にペットショップで飼育用として見かけるボタンインコは、キエリクロボタンインコ、またはルリゴシボタンインコの2種が大半です。
また、近年はそれぞれの種類で、交雑が進んでおり、純粋な原種の減少が危惧されています。
ボタンインコの色変わりの品種
ボタンインコは世界中の多くのブリーダーが品種改良を行っており、色変わり・カラーバリエーションも豊富です。
いずれの品種もパステルカラーのような柔らかな印象の羽の色が特徴です。
- バイオレット
- ブルーボタン
- コバルト
- モーブ
- ルチノー
- アルビノ
- ヤマブキボタン
現在もボタンインコの愛好家によってブリードが行われ、様々な色変わりの品種が生み出されています。
ボタンインコの鳴き声はどれぐらい?
ボタンインコは小型サイズながら、身体の大きさに比べ、鳴き声が大きいことで知られています。
小さな身体から出るとは思えないぐらい大きく、金属音のような甲高い声で鳴きます。
さらにラブバードのため、飼い主の姿が見えなくなると、必死に呼び鳴きを繰り返します。
そのため、防音が十分でないアパートやマンションなどの集合住宅では近所迷惑になる恐れがあります。
ボタンインコはおしゃべり上手?
ボタンインコを含めたラブバードはあまりおしゃべりが上手ではないと言われています。
ただ、一部のボタンインコにはおしゃべりをする個体もいます。
お喋りが上手な種類のインコに比べると不明瞭ですが、単語レベルのお喋りが可能です。
ただ、ボタンインコとしてはお喋りが上手でないことは留意しておきましょう。
ボタンインコの基本データ
- 小型インコ
- 分類:オウム目インコ科ボタンインコ属
- 英名:Lovebird
- 原産:アフリカ中部~東部(タンザニア、ザンビアなど)
- 体長:14~15cm
- 体重:50g
- 寿命:7~13年
- 値段:8000円~
- 食性:穀食性(穀物や種子類が主食)
- 鳴き声の大きさ:★★★★☆
- お喋りの上手さ:★☆☆☆☆
ボタンインコのよいところ(メリット)
- チャーミングな白のアイライン
- 非常にきれいで、色の鮮やかさな羽
- ラブバードの性質でペアとなる飼い主に深い愛情を注ぐ。
ボタンインコの注意点(デメリット)
- 小型インコの中では、鳴き声がかなり大きい
- 性格は内気で神経質
- ラブバードのため、十分構わないと毛引きの恐れも
- おしゃべりは苦手
まとめ・終わりに
今回、コザクラインコとともに人気のラブバード、ボタンインコについて紹介しました。
同じラブバードでも、コザクラインコとボタンインコには見た目の特徴に加え、性格・性質にも違いがあります。
それぞれの特徴や性格を比べてみると、一長一短があるので、しっかり把握したうえで、お迎えする種類を決めましょう。
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