【中型インコ】ズグロシロハラインコの性質・特徴や鳴き声と値段について～シロハラインコとの違い
前回、シロハラインコを紹介しました(シロハラインコの紹介はこちら)。今回は同じシロハラインコ属のズグロシロハラインコを紹介したいと思います。
頭の黒い羽が特徴的なズグロシロハラインコもシロハラインコに負けないほどの陽気で可愛いインコです。
※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
ズグロシロハラインコの性質・特徴
ズグロシロハラインコもシロハラインコと同じで、陽気で遊び好きで、見ていて飽きません。
動作もぴょんぴょんと跳ねて移動したり、寝転がったりして遊びます。
人にもよく懐き、スキンシップも大好きなので、ふれあいができる種類のインコです。
その分、しっかりふれあい時間を設ける必要があります。鳴き声もシロハラインコ同様やや甲高い声ですが、声の大きさはコニュアなどに比べると小さい個体が多く飼いやすい種類です。
ズグロシロハラインコはズグロという名前の通り、シロハラインコと異なり、頭の羽の色が黒色となっているのが特徴的です。
顔の黄色、胸の白色、羽の緑色、太ももの黄色＋オレンジ色と非常に色豊かです。まるで人形のようなかわいらしい姿がとても人気です。
ズグロシロハラインコの性格
ズグロシロハラインコの性格も、陽気で遊び好きです。好奇心旺盛でいたずら好きなので、放鳥時は、家の中のいろいろなものに興味を持ちます。
そのため、室内においてあるインコに有害なものは放鳥する前に避けておく必要があります。
また犬に近いとも言われ、懐いている飼い主には甘えん坊な一面を見せる子も多いです。
カラーバリエーション・亜種
ズグロシロハラインコは調べたところ、色変わりは今のところありません。
シロハラインコは脚部の羽色が緑色の基亜種と、黄色の亜種の2種類が存在しました。ズグロシロハラインコにも亜種が1種類存在します。
基亜種がズグロシロハラインコ、亜種はニシズグロシロハラと言います。しかし、亜種は日本国内のペットショップなどではほとんど見かけることはありません。
ズグロシロハラインコはシロハラインコと何が違う？
シロハラインコとズグロシロハラインコの違いは、頭の羽の色です。性格や性質といった点では大きな違いはありません。
そのほかに販売価格を見ると、ズグロシロハラインコよりもシロハラインコの方が高い傾向にあります。
なお、ズグロシロハラインコとシロハラインコは交配することも可能です。1975年に２種が交雑し、卵を生んだ記録が残っています。
ズグロシロハラインコはお喋りが得意？
ズグロシロハラインコは一般的におしゃべり・モノマネはあまり得意ではないと言われています。お喋りしても、発音がやや不明瞭な個体が多いです。
飼い主の言葉を真似してお喋りするよりもバードトリックやおもちゃで遊ぶ様子を紹介する愛鳥家の方が多いです。
しかし、Youtubeでズグロシロハラインコのお喋り動画を調査したところ、おしゃべりしている動画を発見しました。
「こんにちは」や「いい子」などはっきりと聞き取れるほど明瞭な発音しています。
ズグロシロハラインコの基本データ
- 中型インコ
- 分類：オウム目インコ科シロハラインコ属
- 原産：南米、ブラジル・アルゼンチンなど
- 体長：約23cm
- 体重：約150g
- 寿命：約25年
- 値段：200000円～
- 食性：雑食性(果物や種実類、昆虫など)
- 鳴き声の大きさ：★★★☆☆
- お喋りの上手さ：★★☆☆☆
ズグロシロハラインコのよいところ(メリット)
- 黒色・黄色・オレンジ・白・緑の見事な配色
- 人形のような見た目の可愛らしさ
- 転がりや、動きがコミカル
- 賢いインコのため、バードトリック(インコ芸)も教えやすい
- シロハラインコよりも値段が安い
ズグロシロハラインコの注意点(デメリット)
- 中型インコの中では値段が高価な部類。
- おしゃべりは苦手
まとめ・終わりに
ズグロシロハラインコは愛くるしい見た目と、陽気で遊び好きな性格で、他のインコにはない魅力があります。
中型サイズのインコの中では、お迎え価格が高いですが、同じ仲間であるシロハラインコと比べると、お迎え価格が少し安いです。
飼い主とのスキンシップも大好きなので、とても魅力的なコンパニオンバードです。
※シロハラインコの特徴についてまとめた記事はこちらです↓