【追記あり】横浜小鳥の病院・院長「海老沢 和荘」先生が読売新聞夕刊『ペットライフ』に短期連載

2017年1月12日鳥ニュース

鳥を専門とする動物病院で有名な、横浜小鳥の病院の医院長である、「海老沢和荘」先生が読売新聞の夕刊の「ペットライフ」の「教えて!」コーナーに2017年1月16日か計4回にわたって短期連載されます。

※記事の後半に、「小鳥と暮らす」の連載、第1回、第2回、第3回、第4回のすべてのコラムの内容・概要を紹介しています。

 

横浜小鳥の病院といえば、動物病院といえば、犬や猫が中心で、鳥を専門に診る動物病院がほとんどなかった時代に、現院長の海老沢和荘先生が開院された鳥専門の動物病院です。海外などの先進的な治療法を積極的に取り入れられています。第20回鳥類臨床研究会大会では、発表した研究内容が最優秀賞を受賞するなど、優れた研究もおこなわれています。

 

 

海老沢先生は、何十年も鳥を診察してきた、鳥の専門家として、インコの飼育本を監修されています。

初めてのインコ 飼い方・育て方』は、インコ生活でも、インコを飼いたいと思っている方や、インコの飼い方を学びたい方に、オススメの一冊として紹介しています。→過去記事:インコの飼い方を学ぶオススメのインコ飼育本を紹介

もう一冊の『これ1冊できちんとわかる しあわせなインコとの暮らし方』は、インコを飼っている愛鳥家の方を対象とした、トレーニング方法や、問題行動を解消するためのフォージングについて解説された一冊です。

 

その他にも、2016年11月3日(祝)には、「インコサミット」で鳥の飼い主に向けた講演を行うなど、精力的に活動されています。

インコサミット御茶ノ水に参加レポート。海老沢さん講演(インコ飼育本著者)など盛りだくさん

 

そんな海老沢先生が、新聞での短期連載することをFacebookで発表されました。

 

◆横浜小鳥の病院・海老沢先生の連載内容

  • 掲載メディア:読売新聞・夕刊(短期連載)

  • 掲載コーナー:ペットライフ「教えて!」コーナー

  • 掲載テーマ:鳥との暮らし

  • 掲載日:毎週月曜、1月16日、1月23日、1月30日、2月6日の計4回

読売新聞を取っている方は、もちろん読むことは可能ですが、新聞を取られていない方も、コンビニや駅売り、読売新聞の販売店で購入することが可能です。夕刊は1部50円で販売されています。ぜひ、愛鳥家の方はどんな内容か読んでいただきたいと思います。

 

■1月16日(月)追記 「小鳥と暮らす」第一回

本日の読売新聞の夕刊に、海老沢先生のコラム「小鳥と暮らす」の第一回が掲載されました。内容は、『鳥さんの食事』です。コラムのターゲットは、インコや文鳥などの小鳥を飼ったことがある人を対象としていました。鳥の食事で与えるものと、そこで気を付けるべきポイントとして、栄養バランスへの配慮が記載されていました。

 

■1月23日(月)追記 「小鳥と暮らす」第二回

「小鳥と暮らす」第二回が本日の夕刊に掲載されました。今回のテーマは『鳥の発情』ということでした。なぜ、鳥は発情してしまうのかということについて、三つの発情の原因を紹介しています。

  1. 豊富な食べ物
  2. 快適な気温
  3. 配偶者(飼い主)の存在

それぞれの原因について、発情しないようにする対策方法を紹介しています。

 

■1月30日(月)追記 「小鳥と暮らす」第三回

「小鳥と暮らす」第三回が本日の夕刊に掲載されました。今回のテーマは『手乗りの雛の育て方』でした。人に馴れた、手乗りの鳥にするために、ヒナのうちから親鳥がいる巣から取り上げて、人間の手でえさを与える方法が一般的です。しかし、この方法は、ヒナの段階で親・兄弟から離してしまうことで、鳥の精神形成が阻害されるそうです。そこで、鳥を手乗りにする理想的な方法を紹介しています。また、雛に与える挿し餌は、従来はアワ玉だったのが、ヒナ用の総合栄養食が販売されていることから、そちらを推奨しています。

■2月6日(月)追記 「小鳥と暮らす」第四回

「小鳥と暮らす」最終回の第4回が、本日の読売新聞の夕刊に掲載されました。今回のテーマは「飼い鳥のストレス」です。鳥が自らの羽根を抜く「毛引き」の原因の多くは、ストレスと言われているそうです。鳥がストレスを感じる要因として、

  • 野生下では行動範囲の広い鳥が、飼育下では行動が制限される
  • 1羽飼いの場合は、飼い主を仲間と見なし、不在によって心細さ・退屈を感じる

といった理由が紹介されています。ストレスはまた、病気も引き起こすため、そのストレスの解消方法を紹介しています。鳥の目線になって観察することを推奨しています。

 

これで、全4回分のコラムの連載が終わりました。鳥の色々な話について知ることができた連載でした。