「#とりまみれ」掲載の鳥を分析~インスタグラムで人気の鳥は○○だった!
2016年の大晦日、12月31日に発売された、「#とりまみれ」に掲載された鳥の種類を調査してみました。
「#とりまみれ」、には、人気インスタグラマー68人の愛鳥さんが紹介されています。紹介された方々のプロフィール情報に基づいて、どんな種類のコンパニオンバードが多いのか、カウントしてみました。以前、『小鳥のキモチVol4』でも実施したものと同様の調査です。
人気インスタグラマーの愛鳥家の方が、どんな種類の愛鳥を飼われているかを調べることで、飼い鳥として人気の種類が何かわかるのではないかという仮説の元で実施しました。
調査の方法
- 調査対象:#とりまみれに掲載された68人のインスタグラマー
- 調査方法:紹介ページのプロフィール情報に記載された鳥の種類
- 調査条件:多頭飼いで同じ種類の場合、複数羽でもカウントは1回
調査結果のランキング
今回、とりまみれに掲載された愛鳥の種類を計測した結果、上位を紹介したいと思います。カウント数が多かった、12種類の鳥のランキングを掲載します。
順位 | 鳥の種類 | 愛鳥家の数 |
1位 | オカメインコ | 13 |
2位 | セキセイインコ | 12 |
3位 | ブンチョウ | 7 |
4位 | コザクラインコ | 6 |
5位 | ウロコインコ | 5 |
6位 | マメルリハ | 4 |
6位 | ジュウシマツ | 4 |
8位 | ズグロシロハラインコ | 3 |
8位 | ボタンインコ | 3 |
8位 | ヒメウズラ | 3 |
8位 | カナリア | 3 |
小鳥のキモチでは、セキセイインコが1位でしたが、僅差でしたが、オカメインコを飼っている愛鳥家が13人とトップでした。続いて、セキセイインコ、ブンチョウが続きます。こうしてみると、小鳥のキモチの結果と、かなり近い結果であったことが分かります。
※小鳥のキモチの結果
1位 セキセイインコ 76枚
2位 オカメインコ 66枚
3位 ブンチョウ 29枚
4位 コザクラインコ 27枚
5位 ウロコインコ 22枚
6位 マメルリハ 15枚
7位 ボタンインコ 3枚
8位 サザナミインコ 2枚
6位までは、1,2位が入れ替わっただけでそれ以外は同じ結果でした。8位以降には、十姉妹やカナリアなどのフィンチ類や、ズグロシロハラインコ、ヒメウズラなどが掲載されるという違いはありましたが、ボタンインコも掲載されています。
調査結果からの分析
小鳥のキモチの調査では、「お家訪問の特集で掲載された種類の鳥が多く写真に掲載される」ため、人気ランキングに掲載されるという意味では、人気の傾向は表しているかもしれないが、断言できるほどの資料ではありませんでした。
しかし、今回の#とりまみれは、フォロワーの多い、人気インスタグラマーが選ばれて掲載されているため、もともと人気の種類の鳥が紹介されています。そのため、「飼いたい種類の鳥」の観点ではありませんが、人気がある種類の鳥のラインキングとしては、ある程度の妥当性があると推論しています。
さらに、小鳥のキモチともランキングが1~6位は同じ種類の鳥、かつ順位も首位以外は同じでした。そう意味でも、上記のラインキングは、人気のある種類の鳥のランキングとして、もっともらしいと考えます。
おわりに
今回、「#とりまみれ」に掲載された愛鳥家が飼われている愛鳥の種類を調査してみました。その結果、前回、小鳥のキモチで行った調査と近い結果が出てきました。2つの雑誌は、それぞれ出版社も違います。そうした点から、今回出たランキングは、飼い鳥としての人気を反映していると考えました。
オカメインコ・セキセイインコはダントツのトップ2で、そのあとに、ブンチョウ・コザクラインコ・ウロコインコ・マメルリハが、続く結果になりました。
こういった調査は、今後も定期的に調べていきたいと思います。
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