【鳥ニュース】京都で鳥インフルエンザ発生!高病原性ウイルスは陰性が確認
京都府の京都市でも、2018年1月18日に発見された野鳥のカルガモから鳥インフルエンザが検出されました。2018年1月に入って、東京都の野鳥・オオタカと香川県の養鶏場の家禽で発生していた鳥インフルエンザですが、近畿地方の京都でも発生しました。鳥取大学で確定検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザは検出されず、通常のA型鳥インフルエンザであったことが判明しました。
■東京、香川に続き京都でも
2018年1月に入り、東京都や香川県で高病原性鳥インフルエンザが発生していました。東京では野鳥のオオタカ、香川では、家禽のニワトリから検出されていました。
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今回、近畿地方の京都府でも、京都市内のカルガモから鳥インフルエンザが検出されました。
■確定検査の結果、高病原性ウイルスは検出されず
京都市内で発見された野生のカルガモに対し、簡易検査を行ったところ、陰性でした。しかし、国立環境研究所で遺伝子検査をを実施したところ、鳥インフルエンザ陽性反応が検出されました。
その後、鳥取大学にて確定検査を行ったところ、高病原性鳥インフルエンザウイルスは検出されませんでした。感染していたのは、「鳥インフルエンザ(H12N2亜型)」であると特定されました。
今回は高病原性鳥インフルエンザではなかったため、10kmの野鳥監視重点地域が解除されています。
■京都市動物園も鳥類の展示制限を解除
遺伝子検査の陽性結果を受け、京都市動物園では、ペンギンやアヒルの展示を制限していました。しかし、確定検査で、高病原性鳥インフルエンザが陰性であったため、鳥類の展示制限を解除しています。
■まとめ・終わりに
2018年1月18日に京都府京都市内で発見された、野鳥のカルガモから鳥インフルエンザが検出されました。幸いにも、感染力が強い高病原性鳥インフルエンザではなく、通常のA型鳥インフルエンザでした。
2018年1月には、東京都や香川県でも高病原性鳥インフルエンザが検出されています。また、通常のインフルエンザも全国的に感染が広がっているので、どちらも注意が必要です。
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