【鳥本】インコの飼い方図鑑の書評・レビュー!読みやすく分かりやすい飼育本
2018年7月6日に朝日新聞出版より発売された、「BIRDSTORYのインコの飼い方図鑑」を読了しましたので、書評・レビューしたいと思います。事前に発売情報で紹介していた通り、膨大な数のイラストが全ページに使用されており、とても読みやすく、インコの飼育方法が分かりやすい飼育本でした。
■インコの飼い方図鑑の概要
- 書籍名:BIRDSTORYのインコの飼い方図鑑
- 著者名:BIRDSTORY、寄崎まりを(監修)
- 発売日:2018年7月6日
- 出版社:朝日新聞出版
- 価格:1188円
インコの飼い方図鑑は、インコやオウム、文鳥などのコンパニオンバードを飼いたい人を対象にしています。そのため、
- インコの種類と特徴
- インコのお迎え方法
- インコの食事と栄養
- 毎日のお世話(掃除・放鳥)
といった、インコを飼うために必要な知識を得ることができます。
■イラストと漫画で読みやすい
インコの飼い方図鑑の最大の特徴は、他の飼育本では見られないイラストの充実です。1ページごとにたくさんのイラストが描かれています。飼育本は文字が多く読みづらいものもある中、インコの飼い方図鑑は、インコの飼育方法についてとても分かりやすく学習することができます。
読み進めていくと、インコに関連した漫画も掲載されています。愛鳥家にとっては、共感や、思わずクスっとするエピソードから、気を付けたい注意点に関するエピソードまであります。
イラスト+マンガで、飼育本にも関わらず、スイスイ読み進めることができます。私も電車の中で30分近く熟読して楽しく読むことができました。
■インコの様々な悩みごとも解決
インコの飼い方図鑑には、インコを飼育すると直面する悩みごとについても1章使って解説してくれています。
- お留守番は何日までできる?
- インコの病院の調べ方
- 毛引きがおさまらない
- 呼び鳴きが止まらない
- 頻繁に発情してしまう
といった飼う上で、疑問に思うことや、愛鳥の問題行動について解決策・解決案ををQ&A形式で教えてくれます。小鳥専門の獣医師・寄崎まりを氏が監修されているので、内容もしっかりとしています。
■異常なフンや尿も写真で解説
読んでいて、役に立つと感じたのは、後半のインコの病気に関する「インコカルテ」です。この章では、インコが健康で過ごせるように、インコの病気や症状について解説があります。
なかでも、愛鳥のフンや尿が異常状態か判別できるよう、異常な糞や尿の状態を写真付きで解説しているのが、役に立つポイントです。
他の飼育本に比べ、異常な糞・尿のパターン数も多く掲載しており、比較することで、病気の兆しをいち早く気づくことができます。
■まとめ・終わりに
今回、朝日新聞出版より2018年7月6日に発売された、「BIRDSTORYのインコの飼い方図鑑」の書評・レビュー記事を掲載しました。
インコの飼い方図鑑は、インコの飼い方を解説した飼育本ですが、従来の飼育本と比べ、BIRDSTORYさんのイラストが随所に描かれており、非常に読みやすいという特徴がありました。飼育方法の内容も、小鳥専門の動物病院「森下小鳥病院」院長の寄崎まりを氏が監修を行っていて、最新の内容となっています。
飼育本は文章の量も多く、読むのが難しいという人もいます。そんな人にこの本はオススメです。さらに、これからインコをお迎えしたいと思っているインコ初心者の方にもお勧めしたい一冊です。ぜひ、気になる方は、書店に足を運んでみてください。
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