愛鳥週間(バードウィーク)とは?5月10~16日に制定された由来・歴史と目的
毎年GWが終わった5月10日~16日は、愛鳥週間(バードウィーク)です。この愛鳥週間は、日本におけるて野鳥保護思想普及を目的に制定されました。そんな愛鳥週間がいつ、どういった経緯で制定されたか、解説していきたいと思います。
愛鳥週間の歴史ーいつ制定された?
愛鳥週間の歴史ですが、元々は1947年4月10日が、アメリカ人の鳥類学者オリバー・L・オースチン博士の提唱により、「鳥類についての正しい知識と愛護思想の普及」を目的とした「バードデー」として定められました。
その後1950年には、この運動をより広めるため、毎年5月10日から16日までの1週間を「愛鳥週間(バードウィーク)」とすることが定められ、現在に至っています。
愛鳥週間の目的
愛鳥週間の目的として、日本鳥類保護連盟は以下を掲げています。
野鳥な活動が活発になるこの時期に、野鳥を通してそれを取り巻く環境の自然保護の大切さを知り広めていくことを目的としている
愛鳥週間普及のためのポスターコンテスト
毎年、公益財団法人・日本鳥類保護連盟が愛鳥週間を普及させることを目的に、「愛鳥週間用ポスター原画コンクール」を全国の小・中・高校生を対象に開催しています。
2018年に開催されたポスターコンテストでは、5万5000作品を超える応募がありました。
愛鳥週間用ポスター原画コンクール(公益財団法人 日本鳥類保護連盟)
愛鳥週間のイベント
愛鳥週間の5月10日から16日にかけて、野鳥保護に関するイベントが各地で開催されています。
5月12日(日)には東京・新宿の京王プラザホテルにて、愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」が開催されます。つどいには、常陸宮殿下などの皇族の方もご出席されます。
その他にも、インコ生活でも紹介した、埼玉のNPO法人「小鳥レスキュー会」が主催する愛鳥週間チャリティーイベント「鳥よ、天まで」などのイベントも開催されます(5月11,12日)。
まとめ・終わりに
今回、5月10日~16日に設けられた愛鳥週間(バードウィーク)について紹介しました。愛鳥週間は、野鳥保護する思想が普及することを目的に、1950年に制定されました。
愛鳥週間では、ポスターコンテストなどに加え、全国各地で色々な野鳥保護に関するイベントが開催されています。ぜひ、5月10日~16日は、野鳥保護を改めて考えてみる一週間を過ごしてみて下さい。
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