インコのお迎えってどうやるの?お迎え当日の鳥の負担を軽減する5つのポイント

2016年9月25日インコお迎え

インコのお迎え当日に気を付けたいこと注意点

ペットショップやブリーダーからインコのお迎えも決まり、お迎え体制も整ったら、いざお迎えです。

ショップからの移動はインコにとって初めての経験になります。お迎えはインコに負担が大きいです。出来るだけ、負担を和らげられるようにしてあげましょう。

そんなお迎え当日のインコの負担を軽減するための、5つの注意ポイントをまとめてみました。

 

①お迎えに必要なものを準備

お迎え当日にすることの1つ目は、ペットショップやブリーダーからお家までインコを連れて帰ることです。

そのため、引き取り先から自宅までの間、インコと一緒に移動するために必要なアイテムを用意しましょう。

  • キャリーケース(雛の場合はプラケージ)
  • バッグ(上記のケースが入るもの)
  • 保温・保冷用品(カイロ、保冷材など)

季節に応じて、準備するものは変わります。暑い夏は熱中症の恐れがあるので、保冷剤を用意します。逆に寒くなる晩秋~冬の場合は保温できるカイロが必須です。

 

②インコがキャリーで安心できる環境づくり

引き取り先でインコをお迎えしたら、キャリーケージに入れてあげましょう。

キャリーケースの床には、新聞紙などの敷き材をひいておき、粟穂などのその仔が食べるおやつもいれておきましょう

水は移動中にこぼれることもあるので、入れなくて大丈夫です。

インコがケージに入ったら、バッグにキャリーケージを入れましょう。移動しやすい点と外気に直接触れずに済むというメリットがあります。

 

③移動中は振動や音を抑え、移動時間は最小に

移動中は出来るだけバッグを揺らさないようにしましょう。あと気を付けたいのは、お迎えの移動中には声をかけないようにしましょう

というのも、まだ、お迎えした飼い主さんもインコにとっては仲間という認識がありません。

そのような対象からの声かけは不安を和らげるよりも、余計なストレスを招く恐れがあります。出来るだけ静かな状態にしてお家まで連れて帰りましょう。

また、移動時間の長いほど、インコの疲労・負担も大きくなります。絶対に寄り道せず、まっすぐ家に帰りましょう。

 

④移動中、バック内の温度調節

季節によっては、外はとても寒かったり、夏だと非常に暑かったりします。

お迎えされる前まではペットショップで適温で管理されていましたが、気温変化でお迎えする雛や幼鳥が体調を崩すかもしれません。

寒い時はカイロなどを使って保温し、暑い時は保冷材などで涼しくして温度調節してあげましょう。

 

⑤ケージに引っ越し後、しっかり休ませる

お家まで到着すると、ペットショップからの長い移動を経たインコは疲れています。

その日は、事前に用意したケージに、ご飯と水をセットした状態で、キャリーケースから引っ越しさせたら、布などのおやすみカバーをケージにかけてあげて、暗くしてあげて、休ませてあげましょう。

お家に連れて帰ってきて、すぐにインコに構うのはよくありません

帰ってきてから構ってしまうとインコの体力が消耗してしまうので禁物です。

 

まとめ・終わりに

今回、インコをお迎えする当日に気を付けたい5つのポイントを紹介しました。

お迎え1日目は、お迎え先から自宅にインコをできるだけ負担が少ない状態で連れて帰ることが目的です。

できるだけ移動環境や移動時間をインコに配慮してあげましょう。

また、すでに自宅に到着した時点で、インコは、これまでと異なる環境での移動に疲れています。

インコと触れ合うのは避けるようにしましょう。明日以降、少しずつ慣れていくようにしてあげましょう