【小型インコ】セキセイインコの性質・特徴、鳴き声と価格、おしゃべりについて
インコの中でも代表的な種類がセキセイインコです。
一般的にインコと言えば、セキセイインコや、オカメインコを思い浮かべる人が多いと思います。
今回、セキセイインコの特徴や鳴き声の大きさ、おしゃべりについて紹介したいと思います。
※鳴き声や性格は個体差があります。性別・年齢によっても変化します。
セキセイインコの特徴
セキセイインコは英語名で「Budgerigar」と言い、漢字では「背黄青鸚哥」と書きます。
セキセイインコの成鳥は体長が約18-20cmとスズメより少し大きい程度の大きさで小型インコとして分類されます。
野生のセキセイインコは、オーストラリア大陸の内陸部のアウトバックと呼ばれる乾燥地帯の厳しい環境に生息しています。
自然界では群れで生活しており、10万羽を超える大群になることもあるそうです。
岡本勇太さん @conpiy が撮影された10万羽から15万羽とも言われるセキセイインコの大群を捉えた動画です。
まるで竜巻のように見える全てがセキセイインコだったそうです。
普段可愛らしい姿のセキセイインコからは想像もつかない迫力がある貴重な映像です!
— インコ生活 (@inkolife) January 18, 2020
頭部が黄色で、頭上から後頭部にかけて細かい黒の横しま模様が入るのが一般的です。
ノーマル以外に色や模様のバリエーションが豊富で、おしゃべりが上手なところが魅力的です。
比較的丈夫で、鳴き声も小さいため、初心者でも飼いやすいです。
さらに、セキセイインコの飼い主はたくさんおり、飼育情報も豊富に得られます。
多くのペットショップで売られており、値段もインコの中でも最も安価で、手に入れやすいインコです。
セキセイインコの飼育の歴史
日本では、明治時代に外国から持ち込まれるようになりました。その後、大正時代から昭和初期にかけてにセキセイインコ飼うのがブームになり、今も人気があるインコです。
海外や日本でも品種改良が昔から行われ、様々な色変わりの品種が生まれています。
通常のセキセイインコよりも大きいジャンボセキセイも品種改良で生み出されました。
また、日本で品種が作られた『芸ものセキセイ』である羽衣セキセイという種類があります。
セキセイインコはおしゃべりが上手
セキセイインコはおしゃべり上手なインコとして有名です。
おしゃべり上手なインコとして、中型サイズのオキナインコや大型のヨウムと並びセキセイインコが挙げられます。
このように昔話をたくさんおしゃべりする個体の動画がYoutubeなどに多数アップされています。
そのため、セキセイインコは小型インコの中では最もおしゃべりが上手と言えます。
セキセイインコの基本データ
- 小型インコ
- 英名:Budgerigar
- 分類:オウム目インコ科セキセイインコ属
- 原産:オーストラリア
- 体長:18~20cm
- 体重:30~35g
- 寿命:7~13年
- 値段:3000円~
- 食性:穀食性(穀物や種子類が主食)
- 鳴き声の大きさ:★★☆☆☆
- お喋りの上手さ:★★★★★
※コンパニオンバード24号(2015年12月)の人気ランキング1位!
セキセイインコのよいところ(メリット)
- 色や模様のカラーバリエーションが5000種類近くある
- 好奇心旺盛で、人にも懐きやすい
- お喋りも上手で、単語だけでなく、長文も覚える
- ペットショップなどで、約3000円程度から購入が可能 ※色変わりの個体は少し高価
- 成鳥になると、鼻(ロウ膜)の色で雌雄の判別が可能(♂は青色、♀は茶褐色)
セキセイインコの注意点(デメリット)
- 中型や大型のインコと比較して、寿命が短く一緒にいられる時間が少ない
- PBFDと呼ばれるインコがかかる菌の保有率が高い
※鳴き声や性格は個体差があります。性別・年齢によっても変化します。
まとめ・終わりに
セキセイインコは、『初めてお迎えする人にオススメのインコ~初心者でもお世話しやすい種類』でも紹介したように、今まで鳥を飼ったことがない、初心者の人にもオススメのインコです。
小型サイズのインコのため、鳴き声も大きくなく、またおしゃべりも上手なためコミュニケーションも楽しむことができます。
ただ、もちろん、個体差があり、鳴き声が大きい、人に懐かない、あまりおしゃべりしない個体もいます。
また、セキセイインコは飼いやすいといっても、適切な飼育方法で飼わなければ、体調不良で落鳥することもあります。
お迎えする前に、インコの飼育本などでしっかり情報収集しましょう。
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