【中型インコ】オカメインコのデータ・性質・特徴について

2016年10月10日インコ種類

オカメインコのルチノー

今回紹介するインコは、インコブームの牽引役ともいえる、オカメインコです。

鳥に詳しくない人でも、インコと聞くと、「あのホッペが赤い」とオカメインコをイメージする人が多いです。他のインコには見られないオレンジ色のチークと冠羽が特徴のインコです。ただし、『オカメインコ』という名前ですが、冠羽があるため、オウムに分類されます。オウム科の中では、最小の鳥になります。

ルチノーと呼ばれるからだがクリーム色の種類のオカメインコが1990年頃から人気になり、最も一般的ですが、野生のオカメインコ(ノーマル)は羽の色にグレーが入っています。頭部の色や、身体全体の羽の色、羽の模様の3つがオカメインコの品種の型となり、カラーバリエーションはそれほど多くありませんが、種類はたくさんあります。

 

オカメインコ

オカメインコの基本データ
中型インコ
分類:オウム目オウム科オカメインコ属
原産:オーストラリア
体長:30~35cm
体重:90~100g
寿命:13~20年
値段:15000円~
食性:穀食性(穀物や種子類が主食)
鳴き声の大きさ:★★★☆☆
お喋りの上手さ:★★★☆☆
コンパニオンバード24号(2015年12月)の人気ランキング2位!

オカメインコのルチノー

 

オカメインコのよいところ(メリット)

・ほっぺのチークや、冠羽など愛らしい外見

・おとなしい性格で、人に噛みつくことが少ない

・甘え上手で、人間にも懐きやすい。

・お喋りはあまり上手ではないが、口笛の真似などは得意

 

オカメインコの注意点(デメリット)

・羽から脂粉と呼ばれる粉が出て、空気中に広がるため、ケージや部屋が汚れやすい

・とても臆病で、地震などでケージ内パニック行動(羽をバタつかせる)、通称オカメパニックを起こす。

 

この脂粉は、羽の防水や、羽を清潔に保つ効果がありますが、オカメインコは他のインコに比べ、発生量が多いです。絶えず発生するため、ケージ内にもすぐに貯まります。羽ばたくと、部屋の空気中に脂粉が散布されるため、お掃除などのメンテナンスには注意が必要です。

また、オカメパニックはケージ内で羽をはばたくため、狭いケージだと、羽をけがすることがあります。できるだけ、羽を広げても問題ない大きさのケージで飼育しましょう。

注意点も挙げましたが、オカメインコは、その見た目の可愛さと、人への愛情深さでコンパニオンバードとしてもとても人気の鳥です。また、人にも慣れやすく、ほどよい大きさで手乗りになれば色々なコミュニケーションを楽しむことができます。

初心者にもオススメできるインコ(オウム)です。

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