【小型インコ】コザクラインコの性質・特徴や鳴き声と値段について
今回紹介するのは、ラブバードの代表的種類である、コザクラインコです。
セキセイインコやオカメインコと並ぶ人気のインコです。
愛らしい見た目と柔らかな色合いの羽が特徴的で、様々なカラーの色変わりの品種が生まれています。
コザクラインコは多くの人がその魅力に魅せられて、虜になっています。
コザクラインコの特徴・性質
コザクラインコは、見た目も可愛らしく、羽がとてもきれいで色鮮やかなのが特徴的です。
英語名では「Rosy-faced lovebird」と呼びます。
漢字でコザクラインコは「小桜鸚哥」と書きます。
コザクラインコはボタンインコと同じラブバードの仲間です。
ラブバードとは、パートナーに深い愛情を注ぐ鳥のことで、ペアになると、相手にべったり甘え、信頼関係を結びます。
人間でもパートナーになるので、1羽で飼うと多くの場合、飼い主と深い関係を築くことができます。
その反面、ラブバードという性質から、パートナーが別のものに接していると、愛情深さが災いし、嫉妬して攻撃的な面を見せます。
コザクラインコの鳴き声は?
コザクラインコはサイズ的に小型インコに分類されます。しかし、鳴き声の大きさは小型インコの中では大きいと言われます。
特に1羽飼いの場合、飼い主をパートナーと見なし、飼い主の姿が見えなくなると、呼び鳴きを繰り返す個体も多いです。
金属音のような甲高い鳴き声を発するため、マンションなどの集合住宅の場合は防音対策が必要になることもあります。
コザクラインコの亜種・カラーバリエーション
コザクラインコには、2亜種が存在しています。
基亜種が日本でも馴染みが深いコザクラインコで、亜種として「アカコザクラインコ」がいます。
一般的なコザクラインコに比べ、亜種のアカコザクラインコは、額の赤い羽が占める面積が広いのが特徴的です。
基亜種のコザクラインコはアフリカ大陸南部のナミビア共和国の乾燥地域に生息しているのに対し、亜種のアカコザクラインコは、ナミビアの北に位置するアンゴラ共和国に生息しています。
ただ、亜種のアカコザクラインコは日本にはほとんど輸入されておらず、見かける機会は非常に少ないです。
そのため、日本で見かけるコザクラインコは基亜種のコザクラインコです。
コザクラインコは品種改良によって様々な色変わりの個体が生み出され、カラーバリエーションも豊富です。
グリーンの体に顔が赤色のノーマルから、顔がオレンジ色のオレンジフェイスや、身体が黄色のシナモンまでとても色鮮やかです。
最近はさらなる品種改良が進められ、珍しい色のコザクラインコを見かける機会が増えています。
コザクラインコの基本データ
- 小型インコ
- 分類:オウム目インコ科ボタンインコ属
- 英名:Rosy-faced lovebird
- 原産:アフリカ南西部(ナミビア共和国)
- 体長:15~17cm
- 体重:55g
- 寿命:7~13年
- 値段:8000円~
- 食性:穀食性(穀物や種子類が主食)
- 鳴き声の大きさ:★★★★☆
- お喋りの上手さ:★☆☆☆☆
コンパニオンバード24号(2015年12月)の人気ランキング6位!
コザクラインコのよいところ(メリット)
- とても愛らしい外見と愛嬌ある行動
- 非常にきれいかつ、色の鮮やかさな羽
- ペアとなる飼い主に深い愛情を注ぐ。
コザクラインコの注意点(デメリット)
- 小型インコの中では、鳴き声がかなり大きい
- 嫉妬深く、飼い主に攻撃的になることも
- クチバシも大きく、噛まれると流血も
- おしゃべりは苦手
- 複数のコザクラインコを飼うと、飼い主に興味を抱かないケースも
まとめ・終わりに
コザクラインコは、インコの中でも代表的な種類で、人気もあります。
ラブバードという性質は困る面もありますが、それ以上にインコと深い関係を築くことができるという良い点があります。
ただ、十分なお世話をしてあげないと、ストレスで毛引きなどを行ってしまうことがあります。
しっかりと一緒に過ごす時間を作り、よい関係を築きましょう。
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