【書評】世界のインコのレビュー「100種類以上のインコ・オウムの写真」
先月の10月25日発売された『世界のインコ』を入手しました。さっそく読んでみましたので、レビューを行いたいと思います。
『世界のインコ』の帯は、「日本では見ることができない種類を含む100種類を厳選掲載!」と記載があります。通常のインコの飼育本などでは、日本のペットショップなどで見るような一般的なインコのみ掲載されています。現在確認されているのインコは約330種類、オウムは21種類ということから、「世界のインコ」は30%弱網羅しています。コンパニオンバードの種類が豊富に掲載されている、コンパニオンバード百科でも60種類程度です。そのため、あまり飼うことができない、レアなインコも見れると期待が高まります。
帯の裏に掲載されているインコの種類が抜粋して表記されています。セキセイインコやオカメインコなどの一般の人でもしっている知名度が高いものから、10月から取引が規制された「テンニョインコ」も記載があります。さらには、ハネナガインコも1種類だけではなく、
・ハネナガインコ
・ズアカハネナガインコ
・チャガシラハネナガインコ
・ネズミガシラハネナガインコ
・アカハラハネナガインコ
・トウアオオハネナガインコ
・ムラクモインコ
と6種類も掲載されており、その掲載数は、インコ飼育本の「インコの種類」の項目で紹介されている数を大きく上回ります。そういった意味でいろいろなインコを知ることができる図鑑的な要素を持つ本です。オウム科も18種類とかなり網羅しています。
それぞれの種類のインコの紹介としては、学名、英名、体長、体重、生息地の情報と、羽の色や、見た目の特徴、そして、一般的に言われているそに種類の性質について記載されています。100種類とも写真が掲載されており、写真をパラパラと見ているだけでも楽しいです。
ただ、インコ本としては、あまり飼育という観点での記載は少ないです。そのため、インコのお世話などについて知りたい人向けではありません。インコの種類、どんなインコがいるのか知りたい人向けの1冊です。
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