「鳥を識る」刊行記念、細川博昭氏のトークショー&サイン会の参加レポート
昨日は、告知させていただいておりました、「鳥を識る」著者の細川博昭氏の、出版記念のトークショー&サイン会に参加してきました。トークショーではどのような内容がトピックに挙がったのか、細川博昭氏が話した内容を紹介したいと思います。
※過去の告知記事
トークショー&サイン会の概要
場所:東京都神保町「書泉グランデ」7階イベントスペース
- 日時:2017年01月18日(水) 19:00開演(18:45開場)
トークショーは40分程度でした。その後、質疑応答を行い、最後に書籍へのサイン会になりました。会場には、トークショーを聴く+サインをしてもらうために、たくさんの方が来場されていました。
細川博昭氏のプロフィール
まず、トークショーでは、細川氏の自己紹介がありました。子どものころから家に鳥がいて、
鳥と暮らすのが当たり前の生活の中で、一緒に暮らしている鳥についてもっと知りたいという思い、
そんな中、細川氏は、鳥に関する書籍を多数出版されています。インコ関連の書籍を見ても、最も多く出版されている作家さんの1人だと思います。
トークショー・鳥を識るの内容
細川氏は、20年前からずっと書き続けたかった内容が、「鳥は恐竜から進化した」というお話でした。しかし、これは、20年前は、まだ学説の1つにすぎなかったため、出版が叶いませんでした。しかし、時代が進むにつれ、研究も進んだ結果、鳥が恐竜から進化したのは、最も有力な定説になりました。その20年間温め続けた内容を本にしたのが、今回の「鳥を識る」です。
本書では、3つのテーマを軸にして執筆されたそうです。
- 恐竜から鳥への進化
- 鳥の詳細を解説
- 鳥はなぜ人間に似ているか
1が、この20年で明らかになった、恐竜から鳥類へどのようにして進化したのかという点について、解説されています。昔は、恐竜の身体というと、日本のゴジラに近いイメージでしたが、実際には異なり、USA版ゴジラの方がフォルムは近いと仰っていました。
2ですが、今まで鳥の能力や生態などについて詳細をしっかりまとめた、
3は、「鳥を識る」の副題にもなっているテーマです。トークショーで、鳥と人間はなぜ似ているのか、という点にも言及されていました。
書籍に掲載されなかった話
本に掲載されなかった話もトークショーでは聞くことができました
サイン会の様子
サイン会では、今回、出版された「鳥を識る」にサインをいただくことができました。
終わりに
今回のイベントは、鳥の専門家の方から直接お話しを聞くことができる貴重なトークショーでした。質疑応答でもたくさんの質問が起こり、盛況でした。トークショーでお話された内容は、「鳥を識る」に詳しく掲載されていますので、鳥について知りたい人はぜひ読むことをオススメします。
さらに、細川博昭氏は、先日発売された雑誌、「BIRDER」2017年2月号にも連載があるそうです。
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