【鳥本】もふもふインコ川柳が発売!レビューと書評~鳥飼い・愛鳥家あるあるの川柳が満載

インコ書籍

もふもふインコ川柳の鳥書籍のレビュー・書評・感想

雑誌コンパニオンバードを出版している、誠文堂新光社が愛鳥家から募集した、インコ川柳をまとめた鳥本「もふもふ インコ川柳」を2017年8月10日に発売しました。

今回、もふもふインコ川柳の書評・レビューを紹介したいと思います。素晴らしい川柳・写真が多数掲載されています。中でも、愛鳥家から投稿されたインコ川柳は、非常に愛情深い作品で、とても楽しめる一冊です。

 

■雑誌コンパニオンバード編集部が出版

もふもふ インコ川柳」は、愛鳥家にお馴染みの雑誌「コンパニオンバード」を出版している誠文堂新光社のコンパニオンバード編集部が出版しています。

もふもふインコ川柳の鳥本はコンパニオンバード編集部が出版

インコ川柳には、雑誌コンパニオンバードに掲載された写真と、編集部の方が考えた川柳が組み合わされて掲載されています。それに加えて、コンパニオンバード編集部がFacebookページ「もふもふインコ川柳」をオープンし、愛鳥家の方々にお写真と川柳の募集をしていました。こうして、愛鳥家から投稿されたインコ川柳も本書籍では紹介されています。

2017年6月に発売された、「コンパニオンバード No.27」にも一部作品が紹介されていました。

 

■愛鳥家あるあるの川柳が満載

20170823_inko_002

書籍には、128ページにわたって何百首ものインコ川柳が掲載されています。掲載数を確認しようとしたところ、あまりの数の多さに断念してしまったほどです。

  1. 激カワせん
  2. 推しインコせん
  3. 格言せん
  4. 暮らしせん
  5. 親バカせん

の5つの分野に分けられて、インコ川柳が色々な種類のインコとともに紹介されています。推しインコの中には、珍インコせんというテーマがあります。こちらには、スミレコンゴウインコやカルカヤインコ、スミインコなどの珍しいインコの川柳が載っています。

編集部の方が考えた川柳は、愛鳥家なら「あるある」と思わず共感してしまいそうなものばかりです。カメラマンの方が撮影したインコの写真も素晴らしいです。

■オススメ!みんなのもふもふ投稿川柳

20170823_inko_003

中でもオススメしたい川柳は、コンパニオンバード編集部が考えたものではなく、愛鳥家の方が投稿された「みんなのもふもふ投稿川柳」です。これらは自分の愛鳥の写真に、実際のインコとの生活の中で生まれた川柳です。そのため、実感がこもっていて、愛鳥への愛情を強く感じる作品ばかりです。

■インコ生活オススメ川柳を紹介

ここで、もふもふインコ川柳の川柳を読んでみて、特に印象深かった作品をいくつか紹介します。

  1. カキカキは 実はインコの ためならず
  2. 少しでも キミといたくて ノー残業
  3. とうがらし 食べてチューされ 地獄見る
  4. 手のひらで 眠るあなたに 「ありがとう」

1は『情けは人のためならず』に近い格言の川柳です。インコが求めてくるカキカキに、知らず知らずのうちに、飼い主が癒されていて、実はカキカキは飼い主のためでもあった、とても深い内容です。

2は働いている方に、共感できる内容です。さらには専業で家事をされている方も、インコと一緒の時間を過ごすため、毎日大変な家事をこなされていると思います。

3は投稿川柳です。実体験であったので、『あるある』と非常に共感しました。鳥はトウガラシの辛さを感じないので、バクバク食べますが、食べた後にくちばしの匂いを嗅いでみると・・・

4も投稿川柳です。五、七、五のたった17文字のなかに、インコへの深い愛情が伝わってくる感動的な川柳でした。

川柳の文章だけでも素晴らしいですが、インコの写真と一緒に詠むとまたさらに素晴らしいです。ぜひ、書籍を入手して、読んでもらいたいと思います。

■マンガ川柳も面白い!

もふもふインコ川柳には、『写真+川柳』の組み合わせ以外にも、『四コマ漫画+川柳』のマンガ川柳が掲載されています。インコの四コマ漫画を描かれたのは、岡田さかなさんです。可愛らしいタッチで、川柳をマンガで表現した作品は、読んでいて思わずクスッとなる面白さです。

■まとめ・おわりに

今回、2017年8月10日に発売された、「もふもふ インコ川柳」のレビュー記事を紹介しました。書籍には、可愛らしいインコ・オウムの写真と、愛鳥家なら思わず「あるある」となるような素敵な川柳がたくさん掲載されていました。特に愛鳥家から集まった「みんなのもふもふ投稿川柳」は、どれも写真と川柳がマッチした愛情深い作品ばかりでした。

その中でもインコ生活が印象深かった、川柳もいくつか紹介しました。さらに、岡田さかなさんが描いた、四コマ漫画のインコ川柳も読んでいてクスっとなる面白い作品でした。

愛鳥家の方なら、読んでいて楽しい作品ばかりです。掲載された写真も、雑誌に掲載されたカメラマンが撮影したものや、愛鳥家自慢の写真ばかりで、眺めているだけでも癒されます。ぜひ、気になる人は読んでみて下さい!