【鳥本】インコドリルの書評・レビュー!インコの特徴と習性を分かりやすく学べる
2018年7月11日に、インコドリルが新星出版社より発売されました。ミワエキゾチック院長の三輪氏が監修されたインコの特徴や習性、行動についてまとめた一冊です。イラストは、「マルといっしょ」のかんみ氏が担当しています。インコについてドリル形式で学ぶことができます。読了したので、書評・レビューを行いたいと思います。
インコドリルの概要
- 書籍名:インコドリル
- 著者名:三輪恭嗣 (監修), かんみ(kanmiQ) (イラスト)
- 発売日:2018年7月13日
- 出版社:新星出版社
- 価格:1080円
「インコの学校」を舞台に、インコのからだのしくみ、行動、きもちなど、インコを飼うために必要な知識をドリル形式でまとめました。新米教師のオカメ先生を中心に、ヨウム校長先生や生徒のセキセイ君、コザクラちゃん、シロハラくん、サザナミちゃんなど愛らしいキャラが体当たりで、インコのこころとからだ、行動などについて教えてくれます。飼い主さんとインコが理解し合い、楽しく、無理なく暮らしていくためのノウハウが満載!
インコについてドリル形式で学習
インコドリルの特徴は、インコの特徴や習性、飼い方について、ドリル形式で勉強できる点です。
ページの冒頭にインコの特徴や性質について穴埋めの一文が掲載されています。それがなにか考える形式です。答えがすぐに隣に掲載されているため、見てしまいがちですが、インコについて始めて学ぶ人にとっては、解説も同じページにまとめられており、ドリルという問題集形式で学ぶことができます。
みわエキゾチック動物病院の三輪恭嗣院長が監修
インコドリルの監修を担当されたのは、みわエキゾチック動物病院の医院長、三輪恭嗣氏です。みわエキゾチック動物病院は、犬や猫以外の小動物や鳥などのエキゾチックアニマルと呼ばれる動物を専門にしています。
三輪恭嗣氏の経歴や、過去の出版された書籍を見ると、ハリネズミなどの小動物系が多いですが、鳥も専門分野の1つです。
トピックごとに1ページで解説
インコドリルは非常に、読み進めやすいインコ飼育本になっています。というのも、トピックごとに1ページでコンパクトにまとめられているからです。
- 問題文
- 解答
- イラスト
- 解説文
という4つで基本パターンで構成されているため、ちょっとした隙間時間に数ページ読み進めるといったこともできます。まさにドリルのように、毎日少しずつ取り組んでいくことができます。
豊富なイラストで読みやすい
インコドリルは、かんみ氏によるテーマに沿ったイラストがたくさん掲載されています。
文字だけのページはなく、可愛らしいイラストが掲載されていることで、非常に読みやすくなっています。
インコドリルを読んだ感想・レビュー
インコドリルを読んで、また新しい鳥についての知識を得ることができました。個人的に今まで知らなかったこととして、「インコは首を絞められても、呼吸ができる」ということです(p41のからだの10)。
※危ないので、絶対に真似しないでください
また、一文形式なので、インコについてちょっとした鳥ビアな情報がちりばめられています。ドリル形式で、トピックごとの勉強しやすいと感じました。
「インコが教えるインコの本音」と似た形式
インコドリルは、2017年に朝日新聞出版より発売された、「インコがおしえるインコの本音」と形式が似ています。
こちらはBIRDSTORYさんがイラストを担当しています。ぜひ合わせて、読むと楽しい一冊で、愛鳥と幸せに暮らすための方法を学ぶことができます。
まとめ・終わりに
今回、2018年7月に発売された「インコドリル」について書評・レビューを紹介しました。
インコドリルは、以前発売された「インコがおしえるインコの本音」と似た構成で、インコについて学ぶことができます。
キーワードについてはドリル形式で穴埋め問題になっているので、よりインコについての知識が定着しやすいです。
かわいいインコのイラストもあり、とても読みやすい一冊です。ぜひ、気になる人は書店に足を運んでみてください。
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