【中型インコ】ビセイインコの性質・特徴や鳴き声と値段について
ビセイインコは、オーストラリア原産の中型インコです。名前が示す通り、ビセイインコは非常に美しい鳴き声が特徴的です。そんなビセイインコの特徴、サイズや性格、どのような鳴き声か、販売価格について紹介したいと思います。
※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
ビセイインコの特徴
ビセイインコは、その名前にも「美声」と入っているように、非常に鳴き声が美しいインコです。ビセイインコの英語名は「Red-rumped Parrot」と言います。
オーストラリアの固有種で、南オーストラリア州~クイーンズランド州に生息しています。本来の生息地は、サバンナやユーカリの林などの水辺が近くにある疎林ですが、開発が進んだ市街地でも見かけることがあります。
中型インコと分類していますが、重さは60g程度と小さめです。野生下の食事では稲の仲間の種子を食べています。
オスとメスで羽色などの見た目が異なる「雌雄異体」です。
ビセイインコのオスは、額の青緑色から、頭部・首周りの緑色、お腹の黄色、腰の赤色ととてもカラフルな羽をしています。
それに対し、メスは灰色がかったオリーブ色でやや地味な色彩です。
ビセイインコの性格
ビセイインコは大人しい性格の個体が多く、飼いやすい種類です。ただ、飼い主とのスキンシップを好まず、あまり構いすぎるとストレスを抱えたりします。そのため、触れ合いを楽しむよりも鑑賞して、その様子を楽しむようにしてあげましょう。
カラーバリエーション・亜種
ビセイインコは、品種改良によって、様々な色変わりが生まれています。原種であるノーマルに加え、
- オーストラリアンブルー
- ブルーオパーリン
- ルビノー
- オレンジルビノー
- プラチナ
- オウゴンビセイ
などカラーバリエーションが非常に豊富になっています。
ビセイインコの亜種としては、基亜種のビセイインコのほかに、サバクビセイがいます。亜種のサバクビセイは文字通り、砂漠地帯に生息し、基亜種と比べ羽の色に違いがあります。ただ、サバクビセイは日本では見かける機会は殆どありません。
ビセイインコの鳴き声の大きさ
ビセイインコの鳴き声はあまり大きくありません。また鳴き声が美しいため、ストレスは感じにくいです。呼び鳴きの動画が紹介されていますが、それほどの音量ではありませんでした。
そのため、集合住宅などでも鳴き声の騒音問題になりにくく、飼いやすい種類のインコです。
おしゃべりは上手?
ビセイインコのおしゃべりですが、あまり上手な個体は少ないです。自分の名前をお喋りする個体もいますが、おしゃべりが上手に比べ、発音も明瞭ではありません。
インコとおしゃべりのコミュニケーションを楽しみたい人には、ビセイインコよりも他のおしゃべりが得意な種類がオススメです。美しいさえずりや色鮮やかな羽を鑑賞したい人にはピッタリのインコです。
ビセイインコの基本データ
- 中型インコ
- 分類:オウム目インコ科ビセイインコ属
- 英語名:Red-rumped Parrot
- 原産:オーストラリア東南部
- 体長:約27cm
- 体重:約60g
- 寿命:約15年
- 値段:12000円~
- 食性:種子食
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