【中型インコ】ムラクモインコの性質・特徴や鳴き声と値段について
ムラクモインコは、アフリカ大陸に生息している中型インコです。ペットショップや鳥専門店にもいますが、まだまだ日本では珍しいインコです。そんなムラクモインコの特徴、サイズや性格、どのような鳴き声か、販売価格について紹介したいと思います。
※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
ムラクモインコの特徴
ムラクモインコはハネナガインコ属に属しており、オオハネナガインコやネズミガシラハネナガインコ(セネガルパロット)と同じ仲間です。
エチオピアからスーダン、チャドなどの東部~中央アフリカの国々に生息しています。
サイズ中型インコと分類していますが、尾羽が短いため、体長は約21cmほどです。ただ、体重は約100g~135gと中型サイズです。
全体的に顔や頭部は黒っぽい灰色の羽に覆われていますが、額や翼の上部に黄色の羽が生えています。さらに腹部から脚部にかけて青色が少し入った緑色の綺麗な羽が特徴的です。
ムラクモインコの性格
ムラクモインコはすごく気性が荒い個体は少なく、幼鳥のころから熱心にお世話もすれば、人にも慣れやすいインコです。
ムラクモインコは、他のハネナガインコでも特徴に挙げられる、その賢さが魅力的なポイントとして挙げられます。
芸達者で評判のネズミガシラハネナガインコ(セネガルパロット)同様、バードトリックやインコ芸を一緒に楽しむことができます。
カラーバリエーション・亜種
ムラクモインコのカラーバリエーションですが、色変わりの品種については確認できませんでした。ネットに掲載されている飼い鳥のムラクモインコはノーマルカラーしか見つかりませんでした。
ムラクモインコには基亜種を含め、6種類の亜種が存在しています。
- P. m. meyeri(基亜種):チャド~エチオピア
- P. m. saturatus:ウガンダ・ケニア~タンザニア
- P. m. matschiei:タンザニア、コンゴ、ザンビア
- P. m. reichenowi:アンゴラ~コンゴ
- P. m. damarensis:ナミビア~アンゴラ・ボツワナ
- P. m. transvaalensis:ボツワナ、ジンバブエ、南アフリカ共和国
亜種ごとに色合いや模様が少しずつ異なっています。
上の写真は、2番目の亜種である「P. m. saturatus」で、タンザニアにて撮影されました。
上の写真は、5番目の亜種の「P. m. damarensis」です。全体的に濃いめの灰色の羽に覆われ、お腹周りの青緑色も基亜種に比べ、少なくなっています。
ムラクモインコの鳴き声の大きさ
ムラクモインコの鳴き声ですが、動画などで確認したところ、甲高い鳴き声ですが、それほど大きくはありません。
呼び鳴きも少ないと言われ、マンションなどの集合住宅でも飼いやすいタイプのインコです。
おしゃべりは上手?
ムラクモインコのおしゃべりですが、単語レベルでおしゃべりする個体は多く見かけます。
単語よりも長い文章になると話す個体は少ないみたいです。
ムラクモインコは知能が優れているため、単に単語を繰り返すだけでなく、シチュエーションを理解してお喋りする個体が多いため、コミュニケーションを楽しむことができます。
ムラクモインコの基本データ
- 中型インコ
- 分類:オウム目インコ科ハネナガインコ属
- 英語名:Meyer’s Parrot(Brown Parrot)
- 原産:アフリカ東部~中央部
- 体長:約21cm
- 体重:約100~135g
- 寿命:約15~30年
- 値段:160000円~
- 食性:種子食
※体長・体重や寿命は個体差があります。価格も変動する場合があります。
ディスカッション
コメント一覧
値段ですが、16000円〜って書いてありますが一桁間違えてませんか?
16000円じゃ店によってはオカメインコも買えないですよ。
ご指摘ありがとうございます。
金額に誤りががありました(0が不足しておりました)。
修正させていただきました。
よろしくお願いいたします。