キッチン(台所)に潜むインコに危険なもの!注意すべき7つの事故の元
前回、リビングに設置されているインコに危険なものを紹介しました。今回は家の中でインコにとって危険なものが多いキッチン(台所)での注意すべき点について紹介したいと思います。
※前回のリビングにあるインコに危険なものをまとめた記事はこちら
キッチンはインコに危険なものが沢山
キッチンには、台所で使う調理器具など色々なものがあり、リビングよりもインコにとって危ないものが多く存在します。
獣医師の方も、台所でインコが事故を起こす事例は多いと言われています。
悲しい事故を起こさないため、愛鳥家はキッチンで愛鳥に注意すべきポイントを把握しておく必要があります。
キッチンで気を付けるべき7つのもの
キッチンでインコに危険なものとして、7つのアイテムを紹介したいと思います。
- 五徳
- オーブン
- 鍋
- 包丁
- 野菜
- 食器用洗剤
- 調味料や食べ物の食べかす
①五徳
ガスコンロの鍋やフライパンを載せる五徳は金属製のものが多く、また日々調理で利用することでスミが発生しているため、インコがかじると危険です。
また、調理直後などは、五徳も高温になっており、インコが触れると火傷する恐れがあるので、注意が必要です。
②オーブン
オーブンレンジは購入直後が最も気を付けなければいけません。新品のオーブンを使用した際にインコが亡くなる事故が発生しているからです。
そのため、新品のオーブン使う際は必ず何度か空焼きを行うようにしましょう。またオーブン使用中は高温になっているため、火傷する恐れもあります。
③鍋
キッチンで使っている鍋もインコにとって危険なアイテムの1つです。
調理中に沸騰している鍋の中にインコが飛んできてしまう事故があります。
④包丁
当たり前ですが、鋭利な包丁をインコが触るとケガする恐れがあります。
⑤野菜
キッチンには玉ねぎやイモ類などの常温で保存可能な野菜を置いているお家も多いです。
しかし、人間が食べている野菜の中にもインコが食べてはいけない野菜もあります。そうした野菜をそのまま置いていると、インコが誤って食べてしまうことがあり、気を付けなければいけません。
⑥食器用洗剤
食器用洗剤は人間同様に、インコが摂取すると有毒です。
特にシンクなどに洗剤の残っていると、誤って舐めてしまうこともあります。
⑦調味料や食べ物の食べかす
キッチンで調理したり、ダイニングで食事していると、調味料や食べ物の食べかすが床や机の上にこぼれることがあります。
インコはそうした調味料や食べ物のカスに興味を示し、食べてしまうこともあります。
キッチンでの愛鳥の事故を防ぐための対策
キッチンで事故を防ぐための対策として最も有効なのは、キッチンスペースにインコが入らないようにすることです。インコの放鳥時もキッチンには行けないようにしておけば、今回紹介した危険なものに接触しないため、事故を防ぐことができます。
LDKのようなリビングと一体化していて、キッチンを仕切るようなものがない場合は、紹介したような危険なものはインコの目に届かないように保管しておくことが大切です。
包丁や鍋などの調理器具は収納に保管し、五徳はインコが触れられないようにカバーなどで覆いましょう。シンク周りや、調理場付近はこまめに掃除を行い、洗剤のカスや、食べかすが残っていない状態にしましょう。
また、料理中に放鳥するのは絶対にやめましょう。煮込んでいる鍋に飛び込んだり、熱したフライパンに触ってしまう恐れがあります。
まとめ・終わりに
今回、キッチンでのインコに危険なものを7点ほど紹介しました。獣医師によると、キッチンでの愛鳥の事故は多いと言われています。
キッチンには今回紹介したもの以外にも多様な調理器具がたくさんあり、人間用の食べ物も置かれています。
そうしたものに接触したり、誤って食べたりして、ケガしたり体調不良になることが多いです。
キッチンでの事故を無くすため、キッチンに入れないようにしたり、危険なものはきちんと収納し、こまめに清掃を行うようにしましょう。
※前回のリビングにあるインコに危険なものをまとめた記事はこちら
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