【中型インコ】ハゴロモインコの性質・特徴や鳴き声と値段について

インコ種類

ハゴロモインコの幼鳥(バードアンドスモールアニマルフェアにて)

ハゴロモインコは、オーストラリアなどのオセアニア出身のインコです。身体の大部分は明るい緑色の羽に覆われている中、翼に生えている赤色の羽がアクセントになっています。

飼い鳥としては少し珍しい、ハゴロモインコの特徴・サイズやどのような鳴き声か、販売価格も含め、紹介したいと思います。

※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。

 

ハゴロモインコの特徴

ハゴロモインコはオーストラリアやパプアニューギニアに生息する中型サイズのインコです。漢字では「羽衣鸚哥」と書きます。

ハゴロモインコの英語名は「Red-winged Parrot」と言います。翼の先端部分に赤い色の羽が生えていることに由来します。

ハゴロモインコの翼には赤い羽が生えている

身体の大部分が緑色の羽に覆われていますが、翼の端部分に赤い色の羽が生えているのが特徴です。さらに翼に隠れた背中には青色の羽も少し生えています。

また、ハゴロモインコのつぶらな瞳は、見た人にとても可愛らしい印象を与えます。

 

ハゴロモインコの成鳥は雌雄の区別が可能

ハゴロモインコはオスとメスで見た目が異なる、雌雄異体です。オスの方が翼に占める赤色の羽の割合が多く、メスに比べると派手な色合いになっています。

ハゴロモインコは雌雄異体でオスとメスで見た目が異なる(右が♂、左が♀)

上の写真の手前の右側のハゴロモインコが♂で、左側奥にいるのが♀です。

 

ハゴロモインコの性格

ハゴロモインコは、クサインコなどのオーストラリア原産のインコ同様に、あまり人には懐きにくい性格をしています。

ハゴロモインコの幼鳥(バードアンドスモールアニマルフェアにて)

ペットショップなどでも、手乗りの個体は珍しいと言われています。

 

カラーバリエーション・亜種

ハゴロモインコのカラーバリエーションですが、今のところ色変わりの品種は確認されていません。そのため、基本的にハゴロモインコはノーマルの品種のみです。

ノーマル種以外見かけないハゴロモインコ

ハゴロモインコの亜種として、コザタハゴロモインコがいます。元々もう1種類亜種として分類されていた種類がいましたが、基亜種に統合されています。

 

ハゴロモインコの鳴き声の大きさはどれぐらい?

ハゴロモインコの鳴き声は、コニュアなどの中型インコに比べると、それほど大きくありません。

Youtubeを調べたところ、まるで口笛のような可愛らしい鳴き声で鳴いているハゴロモインコがいました。

 

ハゴロモインコのおしゃべりは上手?

ハゴロモインコのおしゃべりですが、日本語や英語含め、おしゃべりをしている動画はアップされていませんでした。

Youtubeに掲載されているハゴロモインコの多くは、野生種や動物園で飼育されている個体が多く、おしゃべりしている様子は確認できませんでした。

 

ハゴロモインコの基本データ

  • 中型インコ
  • 分類:オウム目インコ科ハゴロモインコ属
  • 英語名:Red-winged Parrot
  • 原産:オーストラリア北部・北東部,ニューギニア島南部
  • 体長:約37~42cm
  • 体重:約123~143g
  • 寿命:約15年
  • 値段:80000円~
  • 食性:植物食(種子や穀物、果実など)

※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。