【中型インコ】ドウバネインコの性質・特徴や鳴き声と値段について

インコ種類

中型インコのドウバネインコの特徴と性質

ドウバネインコは、アケボノインコなどと同じピオヌスに分類される南米原産の中型インコです。

金属光沢のある羽の色合いと胸の薄紅色のコントラストが美しい、ドウバネインコについて紹介したいと思います。

※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。

 

ドウバネインコの特徴

ドウバネインコは英名でBronze-winged parrotといい、金属光沢のある美しい羽色が特徴的なインコです。

和名のドウバネインコも英語名を直訳した形で命名されています。

特に胸部に生えている薄紅色が他の部位の暗色とコントラストになっています。

ドウバネインコの特徴的な胸部の薄紅色の羽。他の部位の羽とのコントラストが美しい

この羽の色合いや模様は一様ではなく、個体差があります。

翼の内側部分には、目の覚めるような美しいブルーの羽が生えています。

ドウバネインコの寿命としてはいくつかの飼育本で確認したところ、約20年という記載がありました。

 

ドウバネインコの性格

ドウバネインコの性格として、飼育書では以下のように記載されています。

『(ドウバネインコの)性格はおっとり型で引っ込み思案が多い』

そのため、飼育する環境に慣れるまでは、やさしく接するようにすることが求められます。

 

カラーバリエーション・亜種

ドウバネインコの色変わりは今のところ、確認ができていません。

そのため、基本的に野生個体と同じ色合いの個体が飼育されています。

ドウバネインコがケージで飼育されている様子

ドウバネインコの亜種ですが、基本的に亜種は存在せず単種という意見もあるなか、コドウバネインコという亜種が存在するという説もあります。

このコドウバネインコはドウバネインコに比べ、サイズが一回り小さく、青色が色合いが強くなっているのが特徴です。

ドウバネインコとコドウバネインコの関係については、今後また変わってくるかもしれません。

 

ドウバネインコの鳴き声はどれぐらいの大きさ?

ドウバネインコの鳴き声ですが、飼育書や海外の飼育サイトでは、静かなインコと紹介されることが多いです。

Youtubeに叫び声がどれぐらいの音量か、紹介している動画がありました。

中型サイズのインコの中では身体も大きいため、鳴き声も大きくなっています。

お迎えを考えている方は近所に鳴き声が迷惑にならないか確認しましょう。

マンションなどの集合住宅ではアクリルケージなどの防音対策も必要かもしれません。

 

ドウバネインコはおしゃべり上手?

Youtubeなどの動画配信サイトにはドウバネインコがおしゃべりしている日本の動画はほとんど確認できませんでした。

しかし、海外の愛好家がドウバネインコとおしゃべりしている動画などは掲載されていました。

単語を話すような様子ではありませんが、飼い主さんの声を上手に真似する様子が撮影されています。

おしゃべりは個体差によるところも大きいですが、ドウバネインコはおしゃべりが上手な印象です。

 

ドウバネインコの基本データ

  • 中型インコ
  • 分類:オウム目インコ科アケボノインコ属
  • 英語名:Bronze-winged Parrot
  • 原産:コロンビア、ベネズエラ、エクアドルなど
  • 体長:約29cm
  • 体重:約210g
  • 寿命:約20年
  • 値段:180000円~
  • 食性:植物食(種子や穀物、果実など)

※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。