【中型インコ】オオホンセイインコの性質・特徴や鳴き声と値段について
オオホンセイインコは、ワカケホンセイインコと同じホンセイインコに分類される中型インコです。
非常に長い尾羽が特徴的で、全長60cmを超える個体も存在しています。
そんなオオホンセイインコについて特徴や、値段、鳴き声の大きさ、おしゃべりについて紹介したいと思います。
※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
オオホンセイインコの性質・特徴
オオホンセイインコの英名は、Alexandrine parakeetと言います。
歴史で有名なマケドニアのアレクサンダー大王にちなんで英語名が名付けられました。漢字では「大本青鸚哥」と書きます。
見た目はワカケホンセイインコにそっくりですが、オオホンセイインコは鮮やかな赤いクチバシが印象的です。
クチバシ下のアゴ周りに生えている黒い輪のような羽と、顔の目から鼻にかけて生えている黒い羽の筋が特徴的です。
また、翼上部には一部分だけ赤い羽が生えており、この点がワカケホンセイインコと見分けるポイントです。
アジアに生息するホンセイインコの中で最大の大きさを誇ります。
特に尾羽が非常に長く、頭から尾羽までの全長は大きいと60cmを超える個体もいます。
オオホンセイインコのオスとメスは区別可能
オオホンセイインコは、オスとメスで見た目が異なる雌雄異体です。
ワカケホンセイインコと同様にオスには首の周りに黒い輪の模様があります。
それに対し、オオホンセイインコのメスには首まわりに黒い輪がありません。
この黒い輪の有無を確認することで、オオホンセイインコのオス・メスを区別することができます。
オオホンセイインコもかつては野生化も
首都圏を中心としたワカケホンセイインコの野生化が、メディアでも頻繁に取り上げられるようになりました。
同じホンセイインコ属のオオホンセイインコもかつては日本で野生化が確認されていました。
国立環境研究所「侵入生物データベース」によると、1961年から1981年の約20年近く、首都圏の野外で確認されていました。東京都ではオオホンセイインコが繁殖した記録もありました。
今では、たまにワカケホンセイインコの群れに紛れている、オオホンセイインコの個体が目撃されることがあります。
カラーバリエーション・亜種
オオホンセイインコのカラーバリエーションですが、いくつかの色変わりの生み出されています。
動画で紹介されているようなブルーやイエロー、
オオホンセイインコの亜種はアジアの地域に応じて、基亜種を含め5種類ほど存在しています。
基亜種のオオホンセイインコはスリランカやインド南西部に生息している種です。
しかし、日本ではいずれもオオホンセイインコとして扱われることが多いです。
オオホンセイインコの鳴き声の大きさは?
オオホンセイインコは中型インコの中でもサイズが大きいため、その分鳴き声も大きいです。
周りでも鳥が鳴いていますが、その中でも大きな鳴き声が響いています。
そのため、マンションなどの集合住宅で飼う場合は注意が必要です。
近所迷惑にならないよう防音対策が必須となります。
オオホンセイインコのおしゃべりは上手?
オオホンセイインコはワカケホンセイインコ同様に、お喋り上手な子が多いです。
色々な単語を覚えて、お喋りすることができます。
おしゃべりする際には集中するため、点目になりやすいという特徴があります。
※おしゃべりするかどうかは個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
オオホンセイインコの基本データ
- 中型インコ
- 分類:オウム目インコ科ホンセイインコ属
- 英語名:Alexandrine parakeet
- 原産:東・東南アジア~中央アジア(中国~アフガニスタン)
- 体長:約55cm~62cm
- 体重:約200~300g
- 寿命:約20年~30年
- 値段:168000円~
- 食性:雑食性(果物や種実類・昆虫が色々)
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