お迎え2日目以降の対応方法―インコとの距離を少しずつ縮めよう。

2016年9月27日インコお世話,インコお迎え

お迎え2日目以降にインコとの距離を縮める

今回の記事は、インコのお迎え初日を終え、一夜明けたところ後のお話です。

お迎えから2日目になり、初日よりも落ち着きをもつようになります。

2日目からどのようにして愛鳥との距離を縮めるか紹介します。

※お迎え初日の対応方法については以下の記事を参照してください。

インコのお迎えってどうやるの?お迎え当日の鳥の負担を軽減する5つのポイント

 

2日目は名前の呼びかけと食事の交換

一晩、お家で過ごしたことで、インコも少し落ち着き始めたかと思います。

インコの緊張も和らいでいるかと思いますので、お迎えしたインコの名前を呼んでみましょう。

この時、あまり大きな声で呼ぶと驚いてしまいますので、優しく呼びかけましょう。

また、昨日用意したお水やごはんが減っているか確認しましょう。

交換する際は、無言で交換はせずに、必ず、声をかけながら、水とごはんを入れ替えましょう。

 

2日目はふれあいをまだ控えるのがオススメ

お迎え2日目でも好奇心の強い・人懐っこいインコの場合、ケージから出して触れ合おうと思えばできます。

しかし、たいていのインコは、飼い主さんが仲間なのか、決めかねている状態かと思います。

そのため、まだ、ケージの外に出して触れ合うことは控え、ケージの近くで、本を読んだり、静かにケージを眺めたりして、インコが飼い主さんを安心・安全な存在だという認識をもってもらいましょう。

つい触れ合いたいと思って、インコが不安を抱えている状態で触れ合いで嫌な思いをすると、その印象が強く残り、苦手意識を持つ可能性があります。

 

2日目以降の様子を見て放鳥しよう

インコが飼い主さんを仲間と認識するようになったら、ケージの外に出してみましょう。

出す前に必ず、窓・扉は開いていないか、まわりにインコに危険なものがないか確認しましょう

また、ケージの外に出した時の注意点は、以下の2点です。

  1. 最初は短時間だけ出す(徐々に外に出す時間を増やす)
  2. ケージに戻すときは無理やり戻さない

特に2番目は、インコが恐怖心を抱いてしまうと、ケージから出した後、戻そうとすると逃げるようになります。

しっかり、インコが自主的に戻るように、時間をかけてあげましょう。

外に出した時に、手は怖がっていないか、好奇心は強そうかなどインコを観察して、どんな性格か見極めましょう。

飼い主さんに慣れてきたら、おやつを手からあげてみたりして、少しずつ距離を縮めていきましょう。

インコは恐怖した経験を忘れません。一度でも飼い主さんを怖いと思うと、信頼関係を構築するのにはとても時間がかかります。

インコが恐怖心を抱かないよう、優しく触れ合いましょう。

 

まとめ・終わりに

お迎えしたインコが家族になった直後は、うれしさのあまり、飼い主さんが長時間、インコに構ってしまいがちです。

それは、まだ、緊張しているインコにとって負担になることがあります。

飼い主さんはインコのペースに合わせて、ゆっくり・じっくりインコのお世話をしていくように心がけましょう。