お迎え2日目以降の対応方法―インコとの距離を少しずつ縮めよう。
今回の記事は、インコのお迎え初日を終え、一夜明けたところ後のお話です。
お迎えから2日目になり、初日よりも落ち着きをもつようになります。
2日目からどのようにして愛鳥との距離を縮めるか紹介します。
※お迎え初日の対応方法については以下の記事を参照してください。
2日目は名前の呼びかけと食事の交換
一晩、お家で過ごしたことで、インコも少し落ち着き始めたかと思います。
インコの緊張も和らいでいるかと思いますので、お迎えしたインコの名前を呼んでみましょう。
この時、あまり大きな声で呼ぶと驚いてしまいますので、優しく呼びかけましょう。
また、昨日用意したお水やごはんが減っているか確認しましょう。
交換する際は、無言で交換はせずに、必ず、声をかけながら、水とごはんを入れ替えましょう。
2日目はふれあいをまだ控えるのがオススメ
お迎え2日目でも好奇心の強い・人懐っこいインコの場合、ケージから出して触れ合おうと思えばできます。
しかし、たいていのインコは、飼い主さんが仲間なのか、決めかねている状態かと思います。
そのため、まだ、ケージの外に出して触れ合うことは控え、ケージの近くで、本を読んだり、静かにケージを眺めたりして、インコが飼い主さんを安心・安全な存在だという認識をもってもらいましょう。
つい触れ合いたいと思って、インコが不安を抱えている状態で触れ合いで嫌な思いをすると、その印象が強く残り、苦手意識を持つ可能性があります。
2日目以降の様子を見て放鳥しよう
インコが飼い主さんを仲間と認識するようになったら、ケージの外に出してみましょう。
出す前に必ず、窓・扉は開いていないか、まわりにインコに危険なものがないか確認しましょう。
また、ケージの外に出した時の注意点は、以下の2点です。
- 最初は短時間だけ出す(徐々に外に出す時間を増やす)
- ケージに戻すときは無理やり戻さない
特に2番目は、インコが恐怖心を抱いてしまうと、ケージから出した後、戻そうとすると逃げるようになります。
しっかり、インコが自主的に戻るように、時間をかけてあげましょう。
外に出した時に、手は怖がっていないか、好奇心は強そうかなどインコを観察して、どんな性格か見極めましょう。
飼い主さんに慣れてきたら、おやつを手からあげてみたりして、少しずつ距離を縮めていきましょう。
インコは恐怖した経験を忘れません。一度でも飼い主さんを怖いと思うと、信頼関係を構築するのにはとても時間がかかります。
インコが恐怖心を抱かないよう、優しく触れ合いましょう。
まとめ・終わりに
お迎えしたインコが家族になった直後は、うれしさのあまり、飼い主さんが長時間、インコに構ってしまいがちです。
それは、まだ、緊張しているインコにとって負担になることがあります。
飼い主さんはインコのペースに合わせて、ゆっくり・じっくりインコのお世話をしていくように心がけましょう。
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