4月9日のNHKテレビ・第500回「ダーウィンが来た!」はキジの特集!「強いぞ!日本の国鳥キジ」
2017年4月9日の19時30分にNHKテレビで放送される「ダーウィンが来た!」第500回は、日本の国鳥にも指定されている、美しい雉が特集予定です。
※本日放送されました。記事の後半に番組の内容について紹介しています。
4月9日のダーウィンが来たの放送概要
- テレビ局:NHK総合テレビ
- 番組名:ダーウィンが来た!
- タイトル:強いぞ!日本の国鳥キジ
- 日時:2017年4月9日19時30分~20時00分
ダーウィンが来た!キジ特集の内容
番組の放送内容について、番組HPに掲載されていた内容を紹介します。
放送500回の節目を飾るのは、日本の国鳥キジ。桃太郎のお供としてオニ退治に活躍するなど、誰でも名前は知っている鳥だ。昔話の通り、オスのキジは気性が荒く勇猛果敢。縄張りに他のオスが侵入すると、キックとクチバシの連続攻撃で追い払う。なんと、縄張りの近くを通る人間にまで襲いかかるほど。一方、メスは敵が接近してもぴくりとも動かない「フリーズ作戦」で大切な巣を守る。里山を舞台にキジの素顔に迫る。
出典:ダーウィンが来たHP
番組HPには、次回予告の動画もアップされています。キジの美しさだけでなく、その気性の荒さをフォーカスした内容で、オスたちは、縄張り争いで大ゲンカし、雉の卵やヒナを狙う、ヘビとも格闘、さらには人間まで襲うシーンが紹介されていました。そういった点から、今回の番組タイトルが、「強いぞ!日本の国鳥キジ」に決定されたのだと思われます。
日本の国鳥としてよりも桃太郎の知名度
番組公式HPには、次回予告の紹介だけでなく、「取材こぼれ話」というコーナーが用意されています。こちらでは、「日本の国鳥は?」と聞かれた時は、回答できる人が少ないですが、「桃太郎のお供の鳥は?」と質問されると、キジと答えられる人が多数ということです。子供のころにほとんどの日本人が聞いた「桃太郎」のおとぎ話のため、知名度が高い鳥です。普段おとなしい姿からは想像できない、激変した激強ぶりを撮影できたそうです。こぼれ話は、読んでいて放送が楽しみになる内容です。
キジが日本の国鳥に指定された理由
ちなみに、雉が日本の国鳥に指定されたのは、戦後間もない1947年、今から70年も前になります。当時の日本は鳥類保護の意識が希薄でしたが、戦後アメリカのGHQが日本の野鳥が減少していることを指摘し、野鳥保護を日本に対し勧告しました。
その中で鳥類保護の象徴となる、国鳥を選定するにあたり、文科省が日本鳥学会に選定を依頼しました。鳥学者22名が参加した会議の中で、国鳥とすべき鳥について議論した結果、
- 日本の特産種(固有種:日本にのみ生息)
- 本州・四国・九州で1年中見られる
- 美しい羽や勇敢な性質・母性愛の強さが人気
- 桃太郎など日本の文学・芸術でもなじみ深い
という理由で、国鳥に選定されました。
まとめ・終わりに
ダーウィンが来た!「強いぞ!日本の国鳥キジ」は、4月9日の19時30分から放送されます。しかも今回のダーウィンが来た!は第500回目という記念すべき回です。そんな節目に、鳥類の国鳥である雉が取り上げれるので、とても楽しみです。鳥好きの方は、ぜひ忘れず視聴しましょう。もし、リアルタイムで視聴が難しい場合はお早目の予約・録画をオススメします。
(2017年4月9日追記)「強いぞ!日本の国鳥キジ」の放送内容を
本日、ダーウィンが来た!「強いぞ!日本の国鳥キジ」が放送されました。
キジの雄同士の縄張り争いの紹介から、なぜか特定の人間だけが襲われるという事例が紹介されました。
それは、郵便配達員でした。郵便配達で使用する赤いバイクに反応し、バイクを操作する人間を敵と見なして攻撃を加えるそうです。
また、雉由来の慣用句・ことわざとして、以下の3つが紹介されました。
- 雉も鳴かずば撃たれまい
- 頭隠して尻隠さず
- けんもほろろ
そして、第2部「家族のために強くなれ」というタイトルでは、実は縄張り内で、複数のメスと結ばれることが紹介されています。
その後、卵を産まれたら、外敵から卵を守るため「フリーズ作戦」という方法で、卵を守る映像が流れました。
月日が流れ、卵が孵り、お母さんがヒナと一緒に巣立ち、成長していく映像が紹介されました。非常に面白い番組内容でした。
見逃してしまった方に朗報です。来週4月16日の午後1時5分に再放送があります。
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