【鳥スポット】インコがいる京都の老舗カフェ「イノダコーヒー」。モダンな空間でボリュームたっぷりのモーニングを堪能
今回の京都の鳥スポット巡りは、インコがいる老舗カフェ「イノダコーヒー」本店です。京都のお洒落な雰囲気のカフェには、インコたちが在籍しています。今回、イノダコーヒーを午前中に訪ね、ボリューム満点のモーニングを堪能しつつ、インコたちを眺めてきました。
「イノダコーヒー」とは?
イノダコーヒーは、1947年に創業した京都に本店を構えるカフェです。京都市内に6つの支店があります。京都府以外にも1997年に広島に開業し、その後、東京や横浜、札幌にも支店をオープンしました。
京都の老舗カフェとして、作家の谷崎潤一郎や、歴史小説で有名な池波正太郎など文化人も、常連客だったそうです。
イノダコーヒー本店は鳥スポット
そんな長い歴史を持つ、イノダコーヒーの本店は、鳥スポットとしても知られています。というのも、イノダコーヒー本店で、インコを見られるカフェということで、京都の鳥カフェで検索するとヒットします。
そこで、今回、京都のイノダコーヒー本店にはどんな鳥がいるのか体験するため、訪ねてみました。
イノダコーヒー本店へのアクセス・所要時間
イノダコーヒー本店は、京都市営地下鉄「烏丸御池」駅が最寄駅です。その他にも、阪急の烏丸駅や、京阪の三条駅から徒歩で向かうことができます。
3つのそれぞれの駅からの徒歩での所要時間は、以下の通りです。
- 市営地下鉄・烏丸御池駅:7分
- 阪急・烏丸駅:10分
- 京阪・三条駅:11分
最寄駅の烏丸御池駅からは、5番出口(烏丸御池通りのNTT西日本のビル前)を出て、すぐの三条通の交差点を左折します。その後、3つ目の交差点を右折して、少し直進すると、右手側にイノダコーヒー本店が見えてきます。
イノダコーヒー本店は雰囲気の良い、オシャレな空間
イノダコーヒーの外観
イノダコーヒー本店は、京都らしい和風の建物です。風情あるのれんと、「イノダコーヒー」の白い看板が目印です。
隣にある白いオシャレな建物もイノダコーヒーのショップです。和とハイカラな雰囲気が見事に共存している建物です。
イノダコーヒーの内装・内観
イノダコーヒー本店は、旧館と新館の2種類の建物があります。入り口を入ってすぐの場所が新館です。
写真は、新館の様子です。オシャレな雰囲気で、人数が多くても収容可能な座席数があります。
今回は、新館ではなく、旧館を選択しました。
旧館は、歴史を感じる風情ある内装で、とてもモダンでお洒落な雰囲気です。椅子やテーブルも高級感があり、ゆったりとくつろげる空間でした。
ボリューム満点の名物モーニング「京の朝食」
今回、朝にイノダコーヒーを訪問したので、「京の朝食」という名前のモーニングを注文してみました。お値段は1440円とモーニングとしては高価ですが、食べログなどでもとても評判のよいメニューです。ドリンクは、アイスコーヒーを注文しました。
上の写真が「京の朝食」の内容です。たっぷりスクランブルエッグ(ボイル人参付)、厚手のハム、プチトマトを添えたサラダにオレンジが盛り付けられています。さらに、パンはクロワッサン、注文したアイスコーヒーの他にオレンジジュースも用意されて、朝からガッツリ食べたい人にピッタリのモーニングです。
絶妙なトロトロ感のスクランブルエッグや、芳ばしい香りが漂うハムなど、どれ美味しかったです。特にクロワッサンがパリッとした生地が何層にも重ねられており、味だけでなく、食感も素晴らしかったです。
イノダコーヒーの新館と旧館の間でインコを鑑賞
ここまでインコがほとんど出てきていませんでしたが、もちろんインコも鑑賞できました。カフェのインコたちは、旧館と新館をつなぐ通路にケージが設置されています。
お洒落なカフェだけに、インコたちがいる通路もとてもお洒落です。3つのケージが煉瓦の壁付近に設置されていて、3種類のインコがいました。
- オカメインコ×1
- ボタンインコ×2
- コザクラインコ×2
それぞれどんな様子か紹介していきたいと思います。
①オカメインコ
こちらは、オカメインコです。羽の色が灰色で、品種はノーマルのように見えます。人懐っこい性格みたいで、ケージに近づくと寄ってきてくれました。
朝からカキカキに夢中の様子でした。
②ボタンインコ
ボタンインコは性別はわかりませんが、2羽のペアでした。とても綺麗な黄色と緑色の羽が可愛かったです。ラブバードだけに片方が移動すると、もう一方も常に付いていく仲睦まじい様子でした。
③コザクラインコ
最後は、コザクラインコのペアです。羽の配色は、身体全体が緑色、顔の周りが赤色で品種としてはノーマルみたいです。こちらも2羽仲良くケージの中で過ごしていました。
なお、こちらの通路は屋外のため冬場が心配ですが、どうやら気温が低くなる冬の季節は、別の屋内の場所にいるそうです。そのため、インコを見るために訪問する場合、季節は春~夏~秋がオススメです。
まとめ・終わりに
今回、京都にあるインコがいるカフェとして有名なイノダコーヒー本店を体験しました。歴史ある老舗のカフェで建物の外観・内観ともにお洒落で、非常にくつろげる空間でした。口コミサイトでも好評のモーニング「京の朝食」は、朝からしっかり食べたい人向けのボリューム満点の美味しい朝食を堪能しました。
それだけでなく、建物の間の通路には、オカメインコ、ボタンインコ、コザクラインコの3種類のインコたちがいて、鑑賞することができます。オシャレな空間でインコを眺める贅沢な時間を過ごしました。
ただ、1つ気になる点もありました。それはインコたちの食事です。写真は、オカメインコのケージの様子です。
与えられているインコのごはんに、大量のひまわりの種、麻の実が含まれていました。これらは、高脂肪分な食べ物で、獣医などではおやつとして1日1粒程度が推奨されています。そのため、肥満が心配されます。また、副菜で与えられているのも水分が多いレタスだったのも気になります。
昔は上記のような飼い方が主流でしたが、現在では、インコの食事の内容は大きく変化しています。できれば、お店のインコたちの健康のため、栄養バランスのよい食事にしてほしいと思います。
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