【鳥スポット】インコ銭湯の体験レポート!京都の「松葉湯」でセキセイインコやコザクラインコを眺めながら入浴

2017年5月19日鳥スポット,鳥レポート

インコ銭湯「松の湯」京都・丸太町

「インコ銭湯」と呼ばれる、インコがいる銭湯があるのをご存じでしょうか?それは、京都にある「松葉湯」という銭湯です。先日の京都の鳥スポット巡りの際に、銭湯に入浴してきましたので、体験レポートを紹介したいと思います。

 

インコ銭湯・松葉湯とは?

松葉湯は京都市内にある銭湯です。営業を開始したのは、明治時代で100年以上の歴史があります。

  • 銭湯名:松葉湯
  • 住所:京都府京都市上京区下立売通御前通東入西東町356
  • 電話:075-841-4696
  • 営業時間:15:00~24:00(定休日は日曜)
  • 駐車場:あり(15~20台)
  • 最寄駅:JR円町駅

 

インコ銭湯を体験

実際に、京都のインコ銭湯を体験してきました。最寄駅はJRの円町駅ですが、今回はバスを利用しました。京都はバスの路線が多いため、京都市内移動はバスが便利です。

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今回訪問したのが夜だったので、イルミネーションもありました。建物の外観は年季を感じますが、可愛らしい見た目です。写真にはありませんが、銭湯の象徴とも言える煙突も高くそびえていました。

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受付でボウシインコがお出迎え

入口を抜けたすぐの受付には、ボウシインコがお出迎えしてくれます。

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このインコの年齢は店主の方に伺ったところ、約50歳ということです。お喋りも上手で、店主が挨拶で話しかけると、「おはよう」や「こんばんは」とおしゃべりを披露してくれました。

松葉湯が歴史を感じさせるアイテムが入口入ってすぐにある看板です。

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昔は大人1人が4銭5厘だったみたいです。1円で20回近く入浴が可能です。 ちなみに現在の入浴料は大人430円です。

 

TVや新聞などでも多数紹介

こちらの銭湯は、インコ銭湯として、毎日新聞などでも紹介されています。

【毎日新聞】京の老舗、60羽が中庭飛び回り 遠方の客も

そのほかにもテレビでもたくさん紹介されたそうです。その証拠が脱衣場に向かう廊下の壁にあります。

壁には、ちちんぷいぷいやジャニ勉などの色々な番組のステッカーが貼られています。AKBのメンバーもこのインコ銭湯に来たみたいです。

 

湯船につかりながら、インコを鑑賞

実際に入浴してインコ銭湯を体験してみました。

お風呂は一般的な湯船から、露天風呂、ジェットバス、電気風呂、薬風呂、サウナと一通り揃っています。

インコたちは、大浴場中央の一角にスペースが用意されています。露天風呂やサウナ、屋内の浴槽に入浴しながら、インコたちを鑑賞することができます。

※インコのスペースはガラスで区切られ、大浴場から空間的に完全に分離されています。

大浴場で見ることができたインコの種類は、

  • セキセイインコ
  • オカメインコ
  • コザクラインコ
  • ボタンインコ

4種類ほど確認することができました。セキセイインコが最も多く20羽以上いました。後ほど店主の方にお話をうかがったところ、全部で50羽程度いるそうです。現在繁殖シーズンで、巣箱には、ヒナたちがいるみたいです。

 

お風呂上がりの懐かしのコーヒー牛乳

銭湯でのお風呂上がりの定番といえば、やっぱりコーヒー牛乳です。

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明治時代から続く老舗の銭湯だけあって、通常の牛乳とコーヒー牛乳だけでなく、フルーツ牛乳も用意されています。お風呂で温まった身体と乾いたノドをコーヒー牛乳で癒しました。

インコたちを鑑賞していると、ついつい長湯してしまい、浴室から出たのが遅くなってしまったので、看板鳥のボウシインコはお休みモードでした。

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まとめ・終わりに

今回、インコ銭湯としてメディアでも取り上げられている、京都・丸太町の銭湯「松葉湯」を訪ね、実際に入浴してきました。受付にいるボウシインコのおしゃべりを楽しみ、入浴しながら鳥たちが過ごす姿を鑑賞することができました。実は、インコだけでなく、陸ガメもいたそうです。

鳥好きの方は京都旅行の際に、ぜひ入浴一度、体験していただければと思います。