【中型インコ】コセイインコの性質や特徴と鳴き声・価格について
コセイインコは、インドやパキスタンなどの中央アジアに生息しているホンセイインコの仲間です。日本ではあまり飼育されていないので、珍しいインコです。先日、コセイインコのペアを見かけたので、コセイインコの特徴、サイズや性格、鳴き声の大きさや販売価格についてまとめてみました。
※特徴や性格は個体差があります。性別や年齢によっても大きく異なることもあります。
コセイインコの特徴・性質
コセイインコは、インドやパキスタン、スリランカ原産のインコで、ワカケホンセイインコなどと同じホンセイインコの一種です。
コセイインコは翼の部分は緑色の羽で、首から腹部にかけては黄緑色です。肩羽には、赤い斑点が見えます。頭部については、オスとメスで異なり、オスは果物のプラムのように濃いピンク色、メスはグレー色です。
英名の「Plum-headed Parakeet(プラムの頭をしたインコ)」は、オスのプラムのような濃いピンク色が由来となっています。
コセイインコの性格は、温和で人懐っこいと言われています。一日中、飼い主のそばを離れずに一緒に過ごすのが好きみたいです。
ただ、海外の飼育サイトによると、人見知り(鳥見知り)な面も持ち合わせている個体もいるそうです。
オスとメスで見た目が異なる
コセイインコは、オスとメスで見た目が異なります。同じホンセイインコのワカケホンセイインコやダルマインコなどのホンセイインコも、オスとメスでヒゲの有無など違いがありますが、コセイインコはそれ以上に雌雄で違いがはっきり生じます。そのため、性別判定は簡単です。
- オスの頭部の羽は濃いピンク色
- メスの頭部の羽はグレー色
オスのほうが派手な羽の色をしています。ただし、幼鳥の時はそれほど違いがはっきりと現れないため、判別が難しいです。成長して成鳥になるに従って、オスの濃いピンク色が生えてきます。
カラーバリエーション
コセイインコにはノーマルカラー以外にも、
- シナモン
- オパーリン
- ルチノー
- その他青色
などの色変わりもあります。
ただ、色変わりの品種は非常に珍しく、海外でも見かけることは少ないです。そのため、日本国内で見かけるのはほとんどがノーマルカラーです。
コセイインコの鳴き声・おしゃべり
コセイインコの鳴き声は金属的な音なので、うるさく感じる人もいます。かなり高音の鳴き声のため、お迎えする前に鳴き声が問題ないか、確認しておくのがオススメです。
コセイインコは、ワカケホンセイインコ同様におしゃべりは上手です。自分の名前やフレーズなども話すことができます。
おしゃべりするときは集中するため、点目に変化するのが特徴的です。
コセイインコの基本データ
- 中型インコ
- 分類:オウム目インコ科ホンセイインコ属
- 英語名:Plum-headed Parakeet、Bloosom-headed Parakeet
- 原産:インド、パキスタン、スリランカ
- 体長:約33-35cm
- 体重:約66~80g
- 寿命:10~20年程度
- 値段:3万5千円~6万円程度
- 食性:種子食
※体長・体重や寿命は個体差があります。価格も変動する場合があります。
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