【鳥ニュース】東京・小岩の小鳥屋「千葉屋鳥獣店」が2021年6月30日に閉店すると発表
東京都・江戸川区の小岩にある飼い鳥の生体販売を行う「千葉屋鳥獣店」が2021年6月30日に閉店することを発表しました。
東京の下町にある鳥屋さんとして、昭和から営業を続けてきた長い歴史に幕を閉じます。
千葉屋鳥獣店は創業1956年の老舗ショップ
千葉屋鳥獣店は、1956年に東京の小岩で創業したペットショップです。
鳥獣店という名前の通り、鳥を中心とした生体や飼育用品の販売を行っています。
昭和中期ごろは、文鳥や十姉妹などのフィンチ系を含め、今よりも鳥を飼育する人が多く存在していました。
そのころは鳥の飼育数は犬に次いで多く、今では最も飼育数が多い猫よりも多かったほどでした。
しかし、鳥を飼育する愛鳥家の減少ならびに、野鳥の販売等が規制されるようになり、鳥屋も数を減らしていました。
そんな中、長きに渡り地域の小鳥屋として、千葉屋鳥獣店は営業を続けてきました。
生体販売の他にセミナーやイベントも
千葉屋鳥獣店は、2017年にリニューアルを行い、店舗改装を行いました。
リニューアル前は鳥以外にも、小動物などの取り扱いも行っていましたが、リニューアル後には鳥のみを扱うようになりました。
さらに、リニューアルで生体販売と飼育用品・フードの取り扱いに加え、イベント可能なスペースができ、セミナーなども開催されていました。
バードトレーナーや獣医師などの飼い鳥の専門家によるセミナーで、愛鳥家のコミュニティともいえるお店でした。
2017年12月に発売された愛鳥家向け雑誌「コンパニオンバードNo28」でも、「トリわけ気になるスポットを直撃」コーナーで取り上げられました。
2021年6月30日に閉店を発表
しかし、そんな老舗の小鳥屋である千葉屋鳥獣店が2021年6月30日に閉店すると発表しました。
今回の発表の1ヶ月前に千葉屋鳥獣店のHPで店主の方がご病気で亡くなられたことが発表され、今回お店を閉店することを発表されました。
なお、今お店に在籍しているインコやオウムなどの生体やフード、飼育品は6月30日まで販売するとのことです。
鳥用フードや飼育用品は在庫がなくなり次第終了となります。
インコ生活管理人も千葉屋鳥獣店で愛鳥をお迎え
インコ生活の管理人も、2016年に千葉屋鳥獣店を訪ね、愛鳥を1羽お迎えしました。
お迎え後にもお店を訪ねたところ、覚えていてくださり、飼育に関するお話をさせていただくなど、楽しい時間を過ごさせていただきました。
家族であるインコの「ふるさと」とも言える千葉屋鳥獣店が閉店してしまうことは、お迎えさせてもらった身として、本当に悲しく思います。
まとめ・終わりに
今回、東京・小岩にある小鳥屋「千葉屋鳥獣店」が2021年6月30日に閉店すると発表したことを紹介しました。
千葉屋鳥獣店は1956年創業の老舗の小鳥屋ながら、生体販売だけでなく、イベントやセミナーも開催するなど飼育情報の発信も行っていました。
そんな長きに渡り営業を続けてきた千葉屋鳥獣店さんが閉店となるのは悲しいばかりです。
緊急事態宣言下でお店を訪ねるのが難しい状況ですが、緊急事態宣言終了後に千葉屋鳥獣店でお迎えされた愛鳥家の方はお別れに伺ってもよいかもしれません。
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