ポインセチアは鳥に有毒!クリスマスに気を付けたい観葉植物

2016年12月20日インコお世話,鳥に危険なもの

もうすぐクリスマスです。愛鳥家のおうちでも、クリスマスツリーを準備されたり、クリスマス仕様の飾り付けをされている方も多いと思います。

インテリアも工夫される方が多く、クリスマスらしさを演出するために、お花や観葉植物を設置される方もいらっしゃると思います。

ただ、愛鳥家にとって観葉植物は注意したいポイントです。というのも、観葉植物の中には、実は鳥にとって有毒な植物もあるからです。

放鳥時に誤って、インコ・文鳥が観葉植物をかじってしまい、中毒症状が発生することもあります。

 

クリスマスフラワー「ポインセチア」は鳥にとって有害

そしてクリスマスの時期、気を付けたいのが、クリスマスの時期に飾る定番の花、『ポインセチア』です。

ポインセチアは『クリスマスフラワー』と呼ばれるほど、クリスマス用のお花の代名詞として花屋さんでも店頭に並べられています。

しかし、このポインセチアは、実は、鳥にとって有害な植物です。

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ポインセチアの葉や茎含めた全体にアルカロイドという有毒な物質が含まれており、誤ってインコなどが食べてしまうと下痢・けいれんなどの症状が発生します。

最悪の場合、死に至るケースもあるそうです。

そのため、もし、クリスマスのインテリアとして、お部屋に飾っている場合は、注意が必要です。

 

観葉植物で鳥が中毒にならないための対策方法

どうすればよいかの対策を紹介します。まず、設置場所ですが、ケージの近くに設置しないようにしましょう。

ケージの中から、インコや文鳥は好奇心旺盛なので、興味を示して、触ろうとすることがあります。

放鳥時には、必ず、ポインセチアを鳥が接触できないにしましょう。

ただ、カバーを掛けておくだけだと、もしかしたら、カバーに潜り込んでしまう可能性もあります。

放鳥する部屋から別の部屋に観葉植物を移動し、絶対に鳥が接触できないないようにしましょう。

 

もし、インコがポインセチアをかじってしまったら?

万が一、インコが誤ってかじった場合は、すぐに動物病院につれていき、獣医の先生に治療してもらいましょう。

中毒症状は時間との勝負です

一分一秒でも早い処置が鳥の生命を左右します。

まだ、食べて間もない場合は、そのうや胃の洗浄を行い、体内のポインセチアを取り出す治療を行います。

 

ポインセチア以外に注意したいクリスマスのお花

その他にもクリスマスのお花としてよく飾られる、

  • クリスマスローズ
  • シクラメン

といった観葉植物も同様に鳥にとって有害な花なので、注意が必要です。

これらも同様に、心臓麻痺や、下痢・けいれんといった症状が発生します。

 

まとめ・終わりに

一年に一度のクリスマスはとても楽しい行事です。

しかし、愛鳥家のご家庭では、飼い鳥がクリスマスを彩るお花・観葉植物で中毒を起こすことは気をつけたいポイントです。

もちろん、せっかくのクリスマスを楽しむために、お花を飾るのは、よいことだと思います。

ただ、クリスマスフラワー「ポインセチア」含め、クリスマスに飾られる観葉植物の多くは、鳥にとって有害なものがあるため、放鳥時は注意いただきたいと思います。