【放送後追記】のNHK「おはよう日本」で認定NPO法人TSUBASAが紹介~オウムやカメ「長寿ペット」とどう向き合うか
本日、2018年4月3日(火)放送のNHKの朝の情報番組「おはよう日本」にて、飼い鳥のレスキュー団体である認定NPO法人TSUBASAが取り上げられます!放送される時間帯は、午前7時20分ごろから10分程度ということです。『オウムやカメ「長寿ペット」とどう向き合うか』というテーマで、埼玉県・新座市にあるTSUBASAの施設が取材を受けた模様です。
※さきほどおはよう日本で特集が放送されました。どんな放送内容だったか、追記しています。
■認定NPO法人TSUBASAとは
認定NPO法人TSUBASAは、飼い鳥のレスキューを行う団体です。飼い主の病気・引っ越しなど、さまざまな事情で飼育困難となった愛鳥を引き取り、新たな里親を募集する活動を行っています。2016年の愛知県の芸術イベント「あいちトリエンナーレ」で、展示物として出展された文鳥やキンカチョウなどの飼育指導や、展示終了後の保護・里親募集が話題になりました。
その他にも、愛鳥が幸せに暮らすために、鳥について学ぶことができる愛鳥家向けの資格講座「バードライフアドバイザー」も開催しています。
■TSUBASAブログでテレビ紹介を発表
昨日4月2日のTSUBASAが運営するブログ「TSUBASAみらくる日記」で、テレビに取り上げられることが発表されました。
テレビで紹介されます | 鳥の保護活動/TSUBASAみらくる日記
ブログの発表によると、4月3日放送のNHKの朝の情報番組「おはよう日本」で7時20分から10分程度紹介されるとのことです。保護したインコやオウムが暮らしている、埼玉県新座市にある鳥村という施設(下写真)が取材された模様です。
■オウムやカメ「長寿ペット」とどう向き合うか
番組情報を確認したところ、NHK「おはよう日本」で取り上げられたテーマは、「オウムやカメ”長寿ペット”とどう向き合うか」です。TSUBASAは昨年2017年6月にも、テレビ朝日「スーパーJチャンネル」にて、『高齢者のペット事情』の特集で取り上げられました。
参考記事:2017年6月12日のテレ朝・スーパーJチャンネルで「高齢者のペット事情」特集!認定NPO法人TSUBASAも紹介
インコやオウムは、中型サイズでも20年近く、大型になると50年以上生きる個体も多数存在します。
飼い鳥が長生きの場合、飼い主の病気や死去によって、愛鳥が残されてしまう問題が発生しています。残された家族も家庭の事情で引き取ることができないケースも多く、今後ますます社会問題として大きくなることが予想されます。その観点で、今回の特集になると思われます。
■TSUBASA主催の愛鳥塾も取材
SNSのフォロワー様から、認定NPO法人TSUBASAが主催している愛鳥塾というセミナーにも、テレビの取材が来ていたという情報がありました。愛鳥塾は、TSUBASAが定期的に開催しているインコや文鳥などの愛鳥に関する勉強会・セミナーです。3月25日に行われた愛鳥塾のテーマは、『考えておきたい「やがてくる」と「万が一」』ということで、今回のNHKの特集テーマにも合致する内容でした。
■(放送後追記)放送内容を紹介
本日のNHKのおはよう日本で、放送されました。冒頭では、カメが特集されました。ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)を手放す人が増えていると紹介され、静岡県伊豆にある動物園「iZoo」へ連れて行く人が取材されていました。取材された方は、体調を崩していた奥さんが退院するにあたり、サルモネラ菌を保持するカメとの接触はいけないため、手放すことになりました。
カメは約30年生きるということで、長生きな点が手放す要因になっていると紹介されましたが、もっと長生きなのがオウム・インコです。番組では、「約30年~80年」と紹介されました。飼う上でのヒントとなる取り組みを行っている団体として、認定NPO法人TSUBASAが紹介されました。
TSUBASAの里親募集で立ちふさがる壁が「前の飼い主時代の癖」ということでした。いつまでも以前の名前を連呼したり、知らない人がいると、大声で騒いでしまうそうです。さらに、前の飼い主がチーズやハム、肉などの人間の食べ物を与えてしまっていて、シードやペレットを食べてくれないという問題もあるとのことでした。TSUBASAの涌井智美さんは、「前の飼い方が固まってしまっている鳥の場合は、なかなかそれ(癖)を崩すのは難しい」と述べていました。
認定NPO法人が行う、新しい飼い主が引き取りやすい鳥の飼い方の講座を行う愛鳥塾も紹介されました。愛鳥塾では、動物行動コンサルタントの石綿美香氏が講演されている様子が紹介されました。ポイントは「自分色に染めすぎない」です。スタジオの人は、参加者が熱心にメモを取る様子や、将来を見据えて飼うことに驚きを見せていました。参加者からのインタビューも行われました。
愛鳥塾に参加していたコキサカオウム(18才)の飼い主の方は、すでに高齢のため、あと30年近く残る寿命を飼いきることは難しいと考えたそうです。そのため、上記の新しい飼い主が引き取りやすい鳥の飼い方を実践されている様子が紹介されました。
- 食事は手に入れやすい鳥の食べ物を与える
- 自分の名前を呼ばせない
- 多くの人と触れ合い人見知りしないようにする
NHKの大槻アナウンサーは『ペットは飼い主が責任を持って飼いつづける』のが大原則だと説きます。ただ、長生きだと原則通りいかないこともあり、寿命のことも考えて飼うのが大切と述べていました。
■まとめ・終わりに
直前でのご紹介となりますが、本日2018年4月3日(火)午前7時20分から10分程度、NHKの朝の情報番組「おはよう日本」にて、飼い鳥のレスキュー団体、認定NPO法人TSUBASAが紹介されます。テーマは、長寿ペットとの向き合い方ということで、長生きなオウムやインコを飼う愛鳥家にとって避けて通ることができません。ぜひご興味ある方、特に大型インコ・オウム飼いの愛鳥家の方は、ご視聴ください。朝の起床が心配な場合は、番組の予約・録画をオススメします。
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