【中型インコ】ミミグロボウシインコの性質・特徴や鳴き声と値段について
今日はペットショップでも見かけることが珍しいミミグロボウシインコについて紹介したいと思います。バード&スモールアニマルフェアで展示されていたのを見かけたので、ミミグロボウシインコがどのような特徴で、鳴き声やお迎え価格などを調査してみました。
ミミグロボウシインコの特徴
ミミグロボウシインコは、カリブ海にあるイスパニョーラ島のドミニカ共和国にのみ生息するインコです。ボウシインコの仲間に分類されます。
英名はHispaniolan Parrot、またはHispaniolan Amazonと呼ばれます。
元々は同じイスパニョーラ島の西側にあるハイチにも生息していました。しかし、ハイチでは森林伐採など生息地である森が失われたことで、ほぼ生息していない状態です。
ミミグロボウシインコは和名が示す通り、耳の辺りが黒い羽に覆われているのが特徴です。目と鼻の間の顔の部分が白い羽が生えているのも特徴的なポイントです。
その他の見た目は、ボウシインコと同じく全体的に緑色の羽に覆われてつつ、翼の一部が黄色や青色の羽が生えていたり、下腹部の一部に赤い羽が生えていたりします。
ミミグロボウシインコのサイズと寿命
ミミグロボウシインコは、ボウシインコの仲間として分類されていますが、ボウシインコの中ではサイズが小さめです。体長は約28cmで、体重は200~250g程度です。
ミミグロボウシインコの寿命については、あまりネット上にも情報がありませんでしたが、海外の情報で近縁種の寿命から最長50年程度と推測されると情報がありました。
ミミグロボウシインコの鳴き声の大きさ
ミミグロボウシインコの鳴き声ですが、バード&スモールアニマルフェアで展示されていた際には、それほど大きな鳴き声をあげている様子はありませんでした。
Youtubeなどの動画サイトに投稿されている動画を調べてみました。
呼び鳴きは確認できませんでしたが、周りの鳴き声を含め、それほど大きな鳴き声ではありませんでした。
ミミグロボウシインコのおしゃべり
ミミグロインコがおしゃべりできるかですが、ミミグロボウシインコを飼育している愛鳥家は非常に少なく、おしゃべりしている動画もYouTubeでも確認できませんでした。
ただ、ミミグロボウシインコは分類的にボウシインコに属しています。ボウシインコの仲間の多くはおしゃべりが得意です。
近隣のキューバに生息するサクラボウシインコは言葉を話す動画を発見できたので、ミミグロボウシインコもおしゃべりは上手のように推測されます。
ミミグロボウシインコは野生個体が減少し、絶滅の恐れも
日本でも珍しいミミグロボウシインコですが、原産国であるドミニカ共和国では、野生個体が数を減らしています。
理由は以下の2つが挙げられています。
- ペット用にヒナを密猟
- 森林伐採による生息地破壊
元々、イスパニョーラ島全域で暮らしていたミミグロボウシインコですが、西側の国ハイチでは、絶滅しています。その原因は、ハイチでは燃料のため、森林伐採を繰り広げたため、生息地となる森が失われたためです。
ミミグロボウシインコを保護するためには、密猟の取り締まりと生息地の森林保護が必要です。
ミミグロボウシインコの基本データ
- 中型インコ
- 分類:オウム目インコ科ボウシインコ属
- 英語名:Hispaniolan Amazon(Hispaniolan Parrot)
- 原産:ドミニカ共和国(イスパニョーラ島)
- 体長:約28cm
- 体重:約200~250g
- 寿命:最長50年~60年
- 値段:100000円~
- 食性:果実食・種子食
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