【放送後追記】1月26日の「ダーウィンが来た」はオシドリの子育て特集~沢山のヒナを都会で育児
2020年1月26日(日)にNHK総合で放送予定の「ダーウィンが来た」でオシドリの子育てが取り上げられます。
「オシドリ母さん 街の緑に生きる」というタイトルで、北海道の札幌でヒナを育てるオシドリに密着します。
どのような放送内容か紹介したいと思います。
※2020年1月26日追記 「ダーウィンが来た!」オシドリ子育て特集が放送されました。
放送された密着取材映像がどのような内容だったか、記事に追記しています。
1月26日放送の「ダーウィンが来た!」概要
- タイトル:「オシドリ母さん 街の緑に生きる」
- 放送日:2020年1月26日19:30~19:58
- 再放送:2020年1月28日04:02~04:30
- 放送局:NHK総合
- 番組HP:ダーウィンが来た!(NHK)
北海道・札幌の街なかで近年、野生のオシドリが子育てするようになった。巣に最適なウロのある大木や、ヒナを育てる場となる池などの水辺が多いのだ。母鳥がかわいらしいヒナをたくさん連れ歩く「行進」は、市民の間でも大人気。春から夏にかけて、大学のキャンパスで子育てをする1羽の母鳥に大密着すると、カラスの攻撃など都会ならではの試練に、「ママ友」と協力して対抗する驚きの「新事実」が見えてきた。
オシドリのヒナがとても可愛い
予告放送が流れましたが、たくさんのオシドリのヒナが登場しました。
番組予告では、オシドリの家族で道路を渡ったり、オシドリのお母さんが水に入ったあとに飛び込む様子が紹介されました。
街中でオシドリの子どもたちがお母さんのあとを必死で追いかける様子がとても可愛らしかったです。
しかし、町中にはカラスなどの天敵がいたり、自動車などの危険もあります。
無事にオシドリのヒナたちが成長できるか、放送が気になります。
オシドリと言えば、オシドリ夫婦だが…
オシドリという鳥の名前を聞いた時、思い浮かぶのは、慣用句の1つである「おしどり夫婦」だと思います。
オシドリのオスとメスがいつも一緒にいることから、仲睦まじい夫婦を意味します。
しかし、実はオシドリは毎年ペアを変えており、さらにオスは全く子育てしない性質があります。
そのため、メスのオシドリのお母さんが沢山のヒナを必死に育てます。
1/26放送のダーウィンが来たでは都会で子育てする様子が取材されます。
「オシドリ母さん 街の緑に生きる」の放送内容を追記
冒頭からオシドリのヒナが巣の木から飛び降りる様子が紹介されました。
オシドリの子育ての舞台は北海道大学
オシドリの取材現場は北海道・札幌にある北海道大学です。
北海道大学のキャンバスに3月頃に南の地域から渡ってくるのがオシドリです。
北海道大学では4,5組のペアが繁殖するそうです。
木の洞に営巣・産卵
5月になると、ハルニレという落葉樹の木の洞に巣を作り、営巣をはじめました。
巣の中には卵がすでに産み落とされており、自分の羽を抜いた羽毛で温めていました。
取材対象のオシドリの巣はカラスが入ることができない大きさのため、巣から卵を奪われる心配がありません。
なお、卵を温めるのはメスのみでオスは採食時に見回る程度でした。
雛たちが孵化し、池へ大行進
6月になると、温めていた卵が孵化し、雛たちが誕生しました。
生まれた翌日にはお母さんオシドリに従うように、5mもある木の上の巣から飛び降ります。
飛び降りる際は必死に翼を広げ、生まれたてのスポンジのような羽で落下の衝撃を吸収します。
そこに、カラスが登場しましたが、ヒナたちは必死にオシドリの母の近くに身を寄せます。
お母さんオシドリとヒナたちは、キャンバス内にある池を目指して前進をはじめました。
途中ヒナがはぐれるアクシデントがありましたが、親鳥が鳴き声で居場所を知らせることで無事合流できました。
舗装された道には、自転車や自動車などの危険がありますが、道の端を歩くなどし、無事池にたどり着きました。
ヒナが飛べるようになるまでの50日池の周りの水辺で暮らします。
しかし、巣から池にたどり着くまでにすでに3羽のヒナがいなくなり、さらに遅れて巣から出てきた1羽のヒナはいなくなってしまいました…
オスのオシドリは子育てしない!
ここで、オスのオシドリが子育てしないことを紹介されました。
この時期にはすでにメスへの興味を失い、頭部についている立派な冠羽も抜け落ちしまっていました。
別のオシドリの親子と共同で子育て
第二章では池で生活するオシドリの親子の生活の様子が紹介されました。
雛たちは池に浮かんだポプラの種子や土で見つけたミミズを食べたりしていました。
親鳥が出かける際には、置いてかれないようにヒナは忍者のような水面走りを披露しました。
そこに7羽のヒナを連れた別のオシドリの親子がやってきます。
すると、母鳥のお腹の下にいた雛たちが出てきて、別のオシドリのヒナと一緒に行動し始めます。
オシドリのお母さんたちは自分のヒナも別のヒナも一緒に育てる「共同の子育て」を行っています。
しかし、巣立って3日後には合計18羽いたヒナが8羽になるまで激減してしまいました。
無事雛たちが成長し、飛行訓練に
2週間が経過し、ヒナの頃から比べ身体もずいぶん大きくなり、大きなミミズも丸呑みできるほどです。
2ヶ月が経過した7月には雛たちはお母さん鳥と変わらない大きさになりました。
幸いにも生き延びた8羽のヒナは全員無事でした。
南に越冬するために飛行訓練の準備を始め、冬に備える準備を進めるところでエンドロールが流れました。
オシドリの可愛さだけでなく、自然の厳しさと子育ての工夫を感じられた放送でした。
まとめ・終わりに
今回、2020年1月26日(日)19:30放送予定の「ダーウィンが来た」でオシドリが特集されることを紹介しました。
「オシドリ母さん 街の緑に生きる」というタイトルで、札幌の街中で子育てをするオシドリを取材する放送内容です。
最近、オシドリが都会でどのように子育てするようになったか密着取材し、見えてきた新事実が明らかになります。
オシドリの子育てが気になる方はぜひ1/26のダーウィンが来たをご覧ください。
※事前の録画予約がオススメです。
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