掛川花鳥園の鑑賞レポート~KKE競技大会・ワールド鳥ップのバードショー鑑賞【後編】
前回、ことり万博で訪ねた掛川花鳥園で主に午前中の鑑賞レポートを紹介しました。
今回は後編ということで、午後に行われた屋内バードショーなど掛川花鳥園のオススメポイントについて、感想も併せて紹介していきます。
※掛川花鳥園の鑑賞レポート前編はこちら
屋内バードショー①KKE競技大会
午後1時からは屋内バードショー会場にて「KKE競技大会」というバードショーが行われました。
このKKEは「掛川(K) 花鳥(K) 園(E)」を意味しています。
オープニングセレモニーでは、オオハシの始球式キャッチが行われ、観客の中から選ばれた方が投げたブドウをオオハシが見事にキャッチしました。
オオハシのナイスキャッチ🐥 pic.twitter.com/5NldPYdFNh
— インコ生活 (@inkolife) February 7, 2020
さらに、フクロウが観客の頭上を通過し飛来し、会場内を可愛く歩く姿を披露してくれました。
KKE競技大会では、過去の記録にチャレンジし、記録を更新できるか競うという設定で行われました。
ベニコンゴウインコの輪っかくぐり
最初にバードショーにチャレンジしたのは、インコの中でも大型種のベニコンゴウインコです。
ベニコンゴウインコがチャレンジするのはフラフープのような輪っかくぐりです。
事前に選ばれた5名の観客が持った輪っかの中を、ベニコンゴウインコがくぐるチャレンジしました。
その結果、すべての輪っかを見事くぐることに成功しました。
実はベニコンゴウインコが両翼を広げた場合、輪っかの直径よりも大きかったそうです。
しかし、飛んでいるところで翼の広げ方を調整し、輪っかをくぐれるようになっている、とトレーナーの方から解説がありました。
サイチョウの空中キャッチ
続いて登場したのは、ギンガオサイチョウです。
頭の上にあるこぶのようなものが、哺乳類のサイのツノみたいに見えることから、サイチョウと命名されました。
ギンガオサイチョウはトレーナーの方が投げたトリーツを空中を飛翔しながらキャッチするという競技にチャレンジしました。
チャレンジの結果、ギンガオサイチョウは飛んでいる最中に、見事にトリーツをクチバシでキャッチに成功しました。
審査員からも技術点・芸術点含め、満点の評価を見事得ることができました。
ヨウムの三種トライアル
3番目の競技はインコの中でも知能が高いと評判の、ヨウムのアンソニーくんです。
ヨウムのアンソニー君は、以下の3つの競技にチャレンジし、タイムアタックを行います。
- 柔道
- バスケットボール
- サッカー
最初の柔道では掛川花鳥園で販売されているぬいぐるみを相手に組手を行います。
見事相手のぬいぐるみを場外に投げ出し、華麗に一本を取りました。
続いてバスケでは、クチバシでバスケットボールを持ち、そのままゴールに持っていきダンクショートを決めます。
その後、サッカーでも見事なドリブルでゴールにシュートを決めました。
3つの種目で順調にこなし、好タイムを記録しました。
ケープペンギンの障害物走
最後は、ケープペンギンによる障害物走です。
階段やシーソー、スラローム、ハードルの障害物をクリアして競うタイムアタックです。
#掛川花鳥園 バードショー「KKE競技大会」
ケープペンギンの障害物走は
・階段上り下り
・シーソー
・スラローム
・ハードル跳びハードル跳びは徐々にハードルの高さが高くなる中、最後はお決まりの… pic.twitter.com/1UpCa9g26b
— インコ生活 (@inkolife) February 8, 2020
最初はの階段上り下りやシーソー、スラロームは順調にクリアしますが、ハードル走で少し詰まり、3つ目の一番高いハードルをくぐってしまい、失格になってしまいました。
その後も再チャレンジしたものの、やっぱり3つ目のハードルはくぐってしまいました…
しかし、最後は審判にケープペンギンの可愛さをアピールしたところ、審査員の判定が覆るという結末を迎えました。
屋内バードショー②ワールド鳥ップ
屋内バードショー2つ目は15時からスタートした「ワールド鳥ップ」です。
冒頭にはフクロウさんとアヒルさんが登場し、飛翔する姿を披露しました。
続いて登場したのは、アナホリフクロウです。
フクロウといえば飛ぶイメージが強いですが、飛ぶことよりも歩行の方が多いフクロウです。
しかし、きちんと飛ぶこともでき、観客が持ったとまり木を順番に翔んでいきました。
頭脳派として紹介されたのはニュージーランドのフクロウオウムの仲間であるミヤマオウムです。
ミヤマオウムは、その知能の高さをゴミの分別やテントを解除できるところを実演してくれました。
その他にメンフクロウが輪っかくぐりにチャレンジしたり、ケープペンギンが自分の出身地を書いたくす玉を開けるパフォーマンスを行いました。
1つ目のバードショー「KKE競技大会」に比べ、「ワールド鳥ップ」は登場した鳥類の特徴について解説に重点を置いたバードショーでした。
ペンギンのごはん体験
15時30分からは、ケープペンギンたちが暮らす水場のコーナーで、ごはん体験があります。
バードショーを鑑賞し終えて、ペンギンのコーナーに足を運ぶと、すでにペンギンにごはんを上げたい人の行列ができていました。
ケープペンギンにあげるごはんは「お魚」3つです。
うち大きい1つは、陸上に上がってきたペンギンに与え、その後、残り2つをプールに泳いでいるペンギンに与えることができます。
お腹を空かしているのか、ペンギンさんは一刻も早くお魚を食べたいみたいで、とても前のめりでした。
その後、残り2つのお魚をあげようとプールに近づくと、水辺にいるペンギンたちも近くに寄ってきて、激しい争いを繰り広げました。
美味しそうに食べるペンギンの可愛さが印象的でした。
インコへのディナー(ひまわりの種)体験
日が暮れ始める夕方16時からは、インコへのディナー体験が始まります。
通常の時間帯のごはんは、リンゴを細かく切ったものでしたが、この時間帯はインコが大好物のヒマワリの種になります。
16時になる前から来場者が待つのに加え、ひまわりの種欲しさにコガネメキシコインコたちもごはんコーナーに集まってきました。
時間になり、来場者がひまわりの種を購入すると、園内にいるコガネメキシコインコだけでなく、チャノドメキシコインコなどもごはん欲しさに集結していました。
購入してヒマワリの種を持っていると、あっという間にコガネメキシコインコとナナイロメキシコインコが腕や肩に乗り始め、せがんできました。
インコまみれを体験してみたい人にオススメです。
※鳥が苦手な人は恐怖に感じる可能性があるため、あまり推奨はしていません。
まとめ・終わりに
今回、掛川花鳥園の鑑賞レポート後編を紹介しました。
午後に行われた2つのバードショー「KKE競技大会」と「ワールド鳥ップ」を鑑賞し、さらにペンギンやインコへのごはん体験を行いました。
前編のレポートと合わせて、ことり万博とともに掛川花鳥園を満喫した1日で、まさに鳥好きの聖地と言っても過言ではありませんでした。
掛川花鳥園は鳥を観たい、ふれあいたい人にオススメな鳥スポットでしたので、ぜひ体験してみてください。
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