インコにオススメなキャリーまとめ!形状やサイズや重さなど購入する際のポイント
インコを飼っている愛鳥家は病院に通う際や災害時に備えて、移動用のキャリーが必要です。
キャリーを購入する際に注意したいポイントやオススメのキャリーを紹介したいと思います。
キャリー購入時にチェックすべきポイント
キャリーを選ぶ際には、以下のポイントにチェックが必要です。
- 耐久性があり頑丈な造りか
- 持ち運びできる重さか
- 電車・新幹線に持ち込めるサイズか
- 鳥が出入りしやすい構造か
- ごはん入れや水入れも付属しているか
①耐久性があり頑丈な造りか
キャリーはインコと動物病院への通院などのお出かけで使用するため、万が一の場合、落としたりすることがあります。
もし落としてしまったときにキャリーが壊れると中にいるインコが逃げてしまいます。
そのため、しっかりと耐久性があって、万が一落下させても壊れないような頑丈さが求められます。
②持ち運びしやすい重さ・形状か
インコ用のキャリーは名前の通り、移動・運搬で使用するため、持ち運びできる重さである必要があります。
インコにとって広くて快適な大きさでも、その分キャリーの重量が重いと飼い主にとって大きな負担になります。
重さが負担となって、飼い主さんがキャリーで移動するのが億劫になっていしまいます。
そのため、持ち運べる大きさであることが大切です。
キャリーの形状としても、持ち運びしやすい形になっていることが重要です。
手で持つタイプのキャリーもあれば、ショルダータイプで肩からかけられるタイプや、リュック型で背負えるものもあります。
特に災害が発生して避難する際には、他にも荷物をたくさん持つ必要があるため、リュックタイプで背負えるキャリーが便利な場合もあります。
③電車・新幹線に持ち込めるサイズか
インコとの移動には自家用車はもちろん、電車・新幹線、バスといった公共交通機関を利用するケースが多いです。
各鉄道会社では、それぞれ持ち込めるキャリーのサイズや条件が規定されています。
サイズの規定をオーバーしていると、乗務員から指摘を受ける可能性があります。
そのため、電車・新幹線に持ち込めるサイズであるか、事前に最寄の鉄道会社やよく利用する電車のルールを確認しておきましょう。
電車への持ち込み方法をまとめた記事はこちら↓
④鳥が出入りしやすい構造か
キャリーで移動した後、動物病院などでは診察のため、キャリーからインコを出すことになります。
そうした場合に鳥が出やすい構造になっていないと、キャリーから出すのに苦労します。
出入りの際が時間がかかるので、キャリーに入りやすく、出やすい構造のものがオススメです。
⑤ごはん入れや水入れも付属しているか
災害時などの避難でキャリーを使用する場合は、1日以上インコが過ごすことになります。
そうした場合には、あらかじめキャリーにシードやペレットを入れることができるごはん入れや、水分補給用の水入れが付いていると便利です。
通院やお散歩でキャリーに慣れることが大切
なお、キャリーは普段過ごしているケージに比べると持ち運べるようにサイズは小さくなっています。
そのため、インコにとっては過ごしづらい環境で、あまり入ろうという気持ちにはなりにくいです。
ただ、インコがキャリーに入る習慣がないと、災害が発生してキャリーで避難する際に手間どってしまいます。
災害発生時は、1分1秒によって被害を受けるか変わってくるため、インコがスムーズにキャリーへ移動できることが望ましいです。
そのため、日頃の通院やお外へのお散歩などでキャリーに入るトレーニングを積むことが大切です。
小型・中型インコ用オススメキャリー4選
ここで、小型・中型インコ用にオススメなキャリーを4種類ほど紹介したいと思います。
今回紹介する4つのうち3種類は、前述紹介したポイントを押さえており、利用しているユーザー数も多いキャリーです。
①HOEIハートフルキャリー
- サイズ:幅233mm、奥行き296mm、高さ305mm
- 重量:1600g
HOEIハートフルキャリーは、キャリーの中でも最もよく使われている製品の1つです。
大きさも電車・新幹線に持ち込めるサイズ(合計90cm)をクリアしており、キャリーとしての条件を満たしています。
ややキャリーとしては重量が思いですが、通常のケージよりも網の金属が太くなっており、耐久性の面も高められています。
ゴハン入れや水入れも備えており、移動中にこぼれてもキャリーから出ない仕組みになっています。
②TRIXIE社製折りたたみ式バードキャリー
- サイズ:幅270mm、奥行き320mm、高さ270mm
- 重量:約550g
こちらはドイツのケージやキャリーを製造・販売するTRIXIE社製の折りたたみ式バードキャリーです。
名前の通り、折りたたむことができるキャリーで、普段は小さくまとめて収納しておくことができます。
使わない時には棚などに収納しておくことができるので、非常に利便性が高いです。
広げた際のサイズも合計90cm未満を満たしているので、電車や新幹線にもキャリーを持ち込み、インコと一緒に移動できます。
最大の特徴はナイロン製でとても軽量性が高い点で、わずか550gとキャリーの中ではとても軽いです。
ただ、ナイロン製なので、くちばしの力が強い中型以上のインコだと、ナイロンが破られる可能性があるので注意が必要です。
③Celltei Pak-o-Bird バードキャリーリュック(XS)
- サイズ:幅255mm、奥行き205mm、高さ290mm
- 重量:950g
Celltei Pak-o-Birdバードキャリーリュックはアメリカ製の背負えるタイプのキャリーです。
インコが入ったキャリーを背負うことで、両手が自由になります。
災害時には、移動するのも大変といった事態にもなるので、そうした際に両手の自由が効くのは非常に助かります。
夏はメッシュタイプで通気性のよい状態にし、冬場はカバーをかけて保温性を高めるといった使い分けが可能です。
折りたたみ式バードキャリーと同様に組み立てる前は平たい状態で保管できるので、収納スペースにも困りません。
④HOEIステンレスキャリープレミアム
- 幅355mm、奥行き257mm、高さ435mm
- 2380g
1つ目に紹介したハートフルキャリーと同じHOEI製のステンレスキャリープレミアムです。
サイズ的には、合計90cmをオーバーしており、電車に持ち込むことができない大きさで、重さも2kgオーバーと一番重たいキャリーです。
しかし、ステンレス製ということで耐久性が高く、サビなどによって劣化しづらいといったメリットがあります。
重量が重い分、キャリー内のスペースが広くなっているので、中型サイズのインコ、小型オウムでも過ごしやすいキャリーになっています。
電車を利用しない場合で、愛鳥への負担が小さいキャリーを優先したい場合にオススメなキャリーです。
まとめ・終わりに
今回、インコ用のキャリーを選ぶ上で気をつけるポイントと、オススメのキャリーを紹介しました。
インコの通院や災害時の避難時にキャリーが必要になってきます。
日頃からキャリーでの移動にインコを慣れ親しんでおき、万が一の災害時にはスムーズに避難に移れるようトレーニングしておくことが大切です。
ぜひ、大切な愛鳥が負担のなく、飼い主も扱いやすいキャリーを選んでください。
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