インコのお世話はルーティンが大切!規則正しいリズムで生活習慣を整えよう
インコのお世話では、できるだけ規則正しいリズムが大切です。
ごはんやお水の交換といったお世話や放鳥などは、毎日同じ時間帯に実施し、できるだけ生活習慣を整えることがオススメです。
お世話のタイミングは毎日同じ時間帯に
毎日行うようなインコのお世話のタイミングは、できるだけ同じ時間帯に行うのが大切です。
インコは規則正しい生活リズムで活動することを好みます。
例えば、普段ごはんやお水を交換する時間に、交換し忘れると、鳴き声や色々な方法でアピールします。
また、「放鳥が行われる時間はいつか?」ということも理解していて、時間になっても飼い主が放鳥してくれないと、呼び鳴きなどで放鳥を主張します。
このようなインコの性質から、お世話はできるだけ決まった時間に行うことが大切です。
高齢鳥・老鳥は同じリズムの生活が望ましい
インコの中でも高齢鳥になるほど、規則正しい生活を送らせてあげることが望まれます。
年齢を重ねた老鳥は若いころに比べると、体力も落ちており、想定外の出来事に対する対応力も低下しています。
そのため、できるだけストレスを老鳥のインコが感じないように生活リズムを整えてあげることが大切です。
(老鳥になるとバリアフリーを意識したケージのレイアウト変更も必要になります。)
インコは早朝のお世話がオススメ
愛鳥のお世話を行うタイミングとしては、飼育本などでも早朝に行うことが推奨されています。
インコは昼行性の生き物で、野生下では日の出とともに活動を開始し、日が沈むと活動を終了します。
最もエネルギーにあふれている時間かつ、働いている飼い主さんも仕事する前の早朝なら時間も取れるのでオススメです。
ごはん入れの位置や止まり木の配置も大切
なお、インコのルーティンにとって、ごはん入れの位置も大切だったりします。
愛鳥のお世話でごはんとお水を交換した際に、同じ容器だったのでごはん入れとお水入れの位置を通常と反対側に設置したことがありました。
そうすると、インコは不思議に思ったのか、普段なら喜んで食べるごはんを食べようとせず、警戒していました。
その後、反対に設置してしまったごはん入れとお水入れを交換したところ、いつものようにすごい勢いで食べ始めました。
インコの個体・個性によっても違いはありますが、位置が変わると気になるインコも存在しています。
発情などの場合は変更することも
インコは決まったパターンでの生活を好む傾向にありますが、一方発情の問題も出てきます。
規則正しい生活習慣を送ることでインコが安心・満足するようになると、繁殖活動に移ろうとします。
その結果、満足した生活を送れるようになったことで、インコが繁殖期に入り発情が促されてしまいます。
1羽飼いで発情すると、無精卵を産むことで体内のカルシウムをたくさん消費してしまうため、健康面で問題となります。
正しい生活リズムでインコが満足してしまったことで、発情してしまった場合は、ケージ内の配置変更やフォージングなどで発情抑制することが健康面で大切です。
まとめ・終わりに
今回、インコをお世話する際は規則正しいルーティンで行うことが大切と紹介しました。
インコは決まった生活リズムで行動することを好むので、ごはんやお水の交換、放鳥などのお世話を行う時間帯を毎日同じタイミングにすることが推奨されています。
また、ケージ内の配置も同じ場所にあることが安心感に繋がっています。
ただ、インコが生活に満足することで、発情に繋がるケースもあり、その場合はケージレイアウトの変更やフォージングで発情抑制に取り組みましょう。
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