【終売】鳥用乳酸菌サプリ「バードベネバック」のインコや文鳥への効果!愛鳥家の口コミも紹介
愛鳥家の間でよく利用されている飼い鳥用の乳酸菌サプリメントとして「バードベネバック」があります。
インコ・文鳥を飼育されている方からも高い評価を得ている、バードベネバックプラスパウダーについて紹介します。
※(2024年3月追記)バードベネバックは販売終了となり、終売しています。
現在は入手不可能なので、大好きんやコスモスラクトなどの飼い鳥用の乳酸菌サプリをご検討ください。
ベネバックはアメリカのPeg-Agが販売する乳酸菌サプリ
ベネバックは、アメリカのPeg-Agという会社が販売している乳酸菌サプリメントです。
日本では正規輸入代理店であるフリーバード株式会社がベネバックシリーズの商品を販売しています。
日本では鳥用の乳酸菌サプリメントといえば、このベネバックと大好きん、そしてコスモスラクトが有名です。
ベネパックは大好きんと同様に、固形のパウダータイプとなっています。
鳥用ベネバックは「バード&レプタイル ベネバックプラスパウダー」
鳥用のベネバックは、よくバードベネバックと言われることが多いですが、正式な商品名は「バード&レプタイル ベネパックプラスパウダー」です。
インコや文鳥などの鳥だけでなく、爬虫類も対象とした乳酸菌サプリメントです。
1個あたりに127gの乳酸菌サプリメントのパウダーが入っており、大好きんの大容量サイズよりもさらに分量が多いです。
パッケージには、セキセイインコとコンゴウインコ2羽、さらに爬虫類がプリントされています。
ほんのりと甘みがあるため、ベネバックを好んで摂取するインコも多いです。
プロバイオティクスで乳酸菌を直接摂取
ベネバックはプロバイオティクスに基づいた乳酸菌サプリです。
プロバイオティクスというのは、腸内環境の改善に効果があると言われる乳酸菌を直接体内に取り入れます。
それによって腸内に存在する善玉菌の数を増やし、消化を助け、便の状態を改善させます。
プロバイオティクスはインコ用乳酸菌として有名な「大好きん」でも採用されています。
なお、乳酸菌サプリにはプロバイオティクス以外に「バイオジェニックス」に基づいた商品があります。
バイオジェニックスは腸内での乳酸菌を増やすのに必要な有効成分を摂取することで、腸内の乳酸菌生成を促進し、腸内フローラを整えます。
前回紹介した乳酸菌生成エキス「コスモスラクト」がバイオジェニックスに基づいて開発されたものです。
※上記の記事でコスモスラクトの特徴、バイオジェニックスについて解説しています。
バードベネバックは本来鳥が持つ乳酸菌を補給
バードベネバックの特徴は、鳥類の腸内に存在している7種類の乳酸菌が生きたまま配合されています。
そうした乳酸菌の1つであるラクトバチルス菌は、親鳥がヒナを育てる際に、そのう液を通じて送られている乳酸菌です。
ラクトバチルス菌は耐酸性があり、生きたままインコの腸に届くことで、悪玉菌と戦い、腸内環境の改善に役立ちます。
バードベネパックは鳥由来の乳酸菌を摂取することで、自然な形での乳酸菌を補給することができます。
バードベネバックの与える分量は?
バードベネバックを与える分量については、パッケージ裏面の使用方法に記載があります。
与えたい飼い鳥のサイズ(体重)に応じてベネパックのパウダーの分量が書かれています。
商品にスプーンが付属しており、そのスプーンで1回あたりの食事で与える量が記載されています。
挿し餌をしているひな鳥の場合は、挿し餌用のフォーミュラ食事に混ぜてあたえます。
大人になった成鳥の場合には、週に1回、体重に応じたパウダーを食事に振りかけて与えます。
与えたあとは8時間経過した場合は劣化が進んでいるため、廃棄するよう指示が書かれています。
愛鳥家のベネバックの口コミ・感想
飼い鳥用のバードベネバックは、乳酸菌サプリメントとして多くの愛鳥家から利用されているため、ネット通販サイトにも口コミ・感想が多数掲載されています。
そうしたAmazonや楽天市場などでの口コミでは、バードベネバックは非常に高評価で、便が改善されたり、獣医師からも善玉菌が増えているとの効果があったとの感想が多数ありました。
その他にもTwitterでも、ベネバックプラスパウダーを与えた効果について言及されている愛鳥家の投稿がありました。
ベネバック与え始めてから、むぎのンコも安定してきてますからなぁ。鳥はまだまだ犬猫よりも腸内細菌など生体情報が判明してないのでベネバックみたいに鳥の腸内善玉菌をサプリにしたものは助かるのですが。ミヤリ菌は亡き愛鳥には合わなかったみたいですしねぇ
— 苔むす鶚 (@Jyri_halla) November 17, 2014
@marigolds09
タイハクのれんちゃんも、元々腸内細菌のバランスが悪いので、毎日鳥由来のベネバックという、乳酸菌をとっています。
それをとっているせいか、まぁまぁなフンになりました。
おかげで毎日とらないといけなくなっちゃいました^^;— miho34 (@CockatielsM) February 27, 2014
元気になってくれて良かったですε-(´∀`;)ホッチョビもお迎え時にそのうの中に運動性桿菌がたくさんいると言われて、抗生物質出してもらって桿菌が激減、その後は先生の指示で鳥用乳酸菌を使って下さいとのことでベネバック使用。見事に桿菌は撲滅しました!藤吉郎君も大丈夫ですよ((´∀`*))
— syana (@syana59114303) September 14, 2019
さらに、ペットショップのアカウントでもお店に在籍しているインコたち全羽にベネバックを与えているとの情報もありました。
@vmsawrs0087 なので生後1年未満のインコ・オウム種は必需品と言っても過言ではないと思います。雛や老鳥さん、人間もそうですが、いつ病気にかかるかわからないのでその予防として仕様されています。
当店では全鳥にベネバックの粉タイプを与えておりますよ^^♪— P&C LEON 小鳥専門店 (@P_C_LEON) March 1, 2014
このように飼い鳥用の乳酸菌サプリメント「バードベネバック」は多くの愛鳥家が与えられ、効果を感じられているようです。
ベネバックのデメリット「量が多い、輸入品であること」
そんな愛鳥家から高い評価を受けているバードベネバックにも、少しデメリットというかリスクがあります。
1つ目はベネバックプラスパウダーの商品の内容量が多すぎるという点です。
バードベネバックプラスパウダーは1個あたりの量は127gとなっています。
これは大好きんの大きいサイズ(45g)の3倍近い分量です。
インコや文鳥の1羽飼いでは賞味期限までに使い切れず、廃棄してしまっている愛鳥家の方もいます。
もう少し1羽で飼育している愛鳥家向けの小さいサイズがあるのが望まれます。
2つ目はアメリカの会社が製造している輸入品であるため、欠品リスクがあることです。
ベネバックは多くの愛鳥家から信頼されており、利用されているため、ショップなどで品薄になるケースがあります。
さらに、海外での生産は不安定になることも度々あり、売り切れで入荷待ち(欠品)になる恐れがあります。
こうした品薄リスクを回避するためには、日本国内製造されている「大好きん」や「コスモスラクト」で代用するのも選択肢のひとつです。
(追記)バードベネバックが2022年6月に終売
愛鳥家から人気を集めていたバードベネバックですが、2022年6月にメーカーが製造終了を発表しました。
メーカーによる製造終了が発表された直後は残っていた在庫を入手できましたが、2024年3月時点では在庫もなくなっています。
製品が販売終了となったため、バードベネバックを入手することは現在不可能な状態です。
乳酸菌サプリを愛鳥に与えたい場合は、前述したように「大好きん」や「コスモスラクト」などの他の乳酸菌で代替する必要があります。
まとめ・終わりに
今回、鳥用乳酸菌サプリの「バードベネバック」を紹介しました。
バードベネパックは日本の愛鳥家の多くが利用している人気の乳酸菌サプリメントの1つです。
週に1回食事に振りかけて与えることで、鳥類の腸内に存在している乳酸菌を生きたまま摂取することができます。
愛鳥家からの口コミや感想も高い評価で、便や腸内の調子がよくなったとの効果が報告されています。
愛鳥家の糞便の様子が良くない場合に、腸内環境改善のため、バードベネパックを試してみて下さい。
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