インコ用UVライト(紫外線ライト)の選び方・使用法の解説!日光浴できない時の代用に

2019年12月6日インコお世話

インコ用UVライト(紫外線ライト)の選び方・使用法の解説!日光浴できない時の代用に(写真はスパイラルライト)

日光浴はインコを健康に保つために必要になります。しかし、住宅環境や季節によってはインコの日光浴が難しい場合があります。

そこで、日光浴の代用となるUVライト(紫外線ライト)の選び方・使い方を解説したいと思います。

 

インコに日光浴が必要な理由

以前、「インコなどの愛鳥の日光浴まとめ~日光浴の効果と適切な方法・注意点」という記事で日光浴について解説しました。

インコなどの愛鳥の日光浴まとめ~日光浴の効果と適切な方法・注意点

日光浴することで、カルシウムの吸収を助けるビタミンD3がインコの体内で生成されます。

太陽光に含まれる紫外線は、インコの健康に良い作用をもたらします。

 

日光浴できない時の代用にUVライト

本当であれば、インコに自然の太陽光で日光浴させることが望ましいです。

しかし、住環境によっては日当たりが悪く、日光浴できないお家もあります。

季節によっても、冬などの寒い時期の日光浴はオススメできません。

冬の季節は外の気温と室温の温度差が激しいため、日光浴はオススメできない

部屋から外に出すと、暖かい室内から寒い屋外で急な温度変化が発生し、むしろインコの健康を損ねる可能性があります。

※インコは急激な温度変化に弱く、最悪の場合、落鳥することがあります。

そうした日光浴ができない場合に、代用となるのがUVライト(紫外線ライト)です。

インコなどの小鳥用として販売されているUVライトのランプ

UVライトを使うと、太陽光に含まれている紫外線をインコに浴びてもらうことができます。

インコへのUVライトの照射は、日光浴を行うのと近い効果をもたらします。

 

UVライトの選び方ーフルスペクトラムと対象種別

UVライトはペット用に色々な種類が販売されています。

そうした中から、紫外線ランプを選ぶうえで大切なポイントは以下の2つです。

  1. フルスペクトラムのUVライトであること
  2. ペット用というだけでなく、鳥用のUVライトを選ぶこと

フルスペクトラムのUVライトを選ぶ

フルスペクトラムというのは、太陽光に近い紫外線です。

太陽には大きく分けて2つの紫外線が含まれています。

  • UVA
  • UVB

フルスペクトラムのUVライトは、上記の2つの紫外線が太陽光と近い割合で混ざり合っています。

さんさんと降り注ぐ太陽光

UVAは一日の生活リズムを整える働きがあり、UVBがビタミンDの生成などインコの健康面に寄与します。

フルスペクトラムのUVライトを照射することで、自然な太陽光で行う日光浴と同等の効果を得ることができます。

 

UVライトの対象が鳥用のものを選ぶ

UVライトの商品の多くは爬虫類用になっています。

しかし、爬虫類と鳥では必要な紫外線量や光の強さも異なります。

野生での生活を考えると、多くの爬虫類は体温を高める目的に日陰ではない場所でたっぷりと日光浴を行います。

一方、鳥類は木陰や日陰などに入ったりしながら日光を浴び、そこまで長時間日光の下にいるわけではありません。

以上から、対象種別が鳥用とされているフルスペクトラムの紫外線ライトの商品を選択するようにしましょう。

 

UVライトの使い方と注意点

UVライトの使用方法について、注意点も含め紹介したいと思います。

UVライトは単独型とスタンド一体型の2種類

UVライトはランプ・電球のみ販売されているものと、スタンド一体型の2種類があります。

ランプ・電球のみの場合は、別途スタンドを用意する必要があります。

電球が設置でき、ケージの付近に取り付けやすいタイプのスタンドを選びましょう。

ケージに照射できるようにUVライトを設置

UVライトはケージ内にいるインコにむけるように設置します。

注意点として、ケージ全体ではなく、一定の範囲を対象にして照射し、UVライトが当たらない場所を用意しておくことです。

インコがUVライトを浴びたくない場合には、UVライトが当たらない場所に移動することができます。

このようにインコが紫外線を浴びるか浴びないか選択できるようにしておくことが大切です。

UVライトと鳥との距離

UVライトと鳥との距離は非常に重要です。

UVライトを照射する距離が遠すぎると、紫外線を十分にインコが浴びることができません。

しかし、逆に近すぎると炎症になったり、紫外線を多く受けすぎてしまい、病気を発症してしまう恐れがあります

商品によって照射する紫外線の強さがありますので、商品説明をしっかり目を通して、適切な距離でUVライトを照射しましょう。

 

UVライトを鳥に照射する時間

UVライトの紫外線を鳥が長時間浴びすぎると、逆に健康に悪影響を及ぼします。

鳥の種類やサイズごとに照射する時間は異なります。

少し古いデータになりますが、「コンパニオンバードNo.2」によると、以下のように推奨されるUVライトの照射時間が紹介されていました。

愛鳥家雑誌コンパニオンバードNo2に掲載された鳥種ごとのUVライトライト照射時間のめやす
愛鳥家雑誌コンパニオンバードNo2より
  • ほとんどの小型鳥:1~2時間
  • ほとんどのアフリカ産インコ・オウム類:4~6時間
  • その他すべての鳥(南米原産の鳥含む):2~4時間

UVライトを浴びすぎると、逆に健康を害する恐れがあります。

インコのサイズや種類などから適切な時間だけUVライトを照射するようにしましょう。

 

まとめ・終わりに

今回、日光浴の代用となるUVライト(紫外線ライト)の選び方と使い方、注意点について紹介しました。

住環境や季節によっては日光浴が難しい場合に、UVライトをインコに照射することで太陽光を浴びるに近い効果が得られます。

UVライトを選ぶ際には鳥用のフルスペクトラムライトを選択しましょう。

UVライトを当てる際には、当てる距離と時間に注意してUVライトを使用してください。