インコなどの飼い鳥用ステンレスケージのメーカーまとめ~HOEI・SANKO・ハチコウ

2018年9月14日インコお世話,インコお迎え

インコ・オウムなどの飼い鳥のステンレスケージまとめ~HOEI、三晃商会(SANKO)、ハチコウ製品を紹介

インコやオウムなどを飼育するため必要なケージは、大半が金属製でメッキなどが施されています。

しかし、金属製のケージはメッキが剥がれ、錆びたりすると、愛鳥にとって有害になります。

そこで、安全性の高いステンレスケージについて、各メーカーから愛鳥用に発売されているもの商品をまとめてみました。

 

ステンレスケージは金属中毒などの危険性が少なく安全

一般的なインコなどの飼い鳥用のケージは、鉄でできており、メッキ加工や塗装されています

しかし、経年劣化によって、メッキや塗装が剥がれたり、さらに水洗いなどで錆びていきます。

劣化したケージをインコがクチバシでかじったりすると、悪影響を及ぼします。

それに対して、ステンレスケージは、鉄にクロムなどを混ぜ合わせた合金でできています

ステンレスは強力な被膜に覆われており、鳥がかじっても安心です。

もし被膜が剥がれても空気に触れているうちに、再び被膜が生成される特徴があります。

適切に管理を行えば、長年使っても、サビといった劣化が起きにくいです。

HOEIのステンレスケージはインコやオウムに安全なケージ

そのため、金属製のケージと比較してもインコにとって安全性が高く、飼育本などでもオススメされています。

 

鳥用ステンレスケージはラインナップが少なめ

ただ、インコやオウム用のステンレスケージを製造・販売しているメーカーは少なく、調べたところ、以下の3社のみです。

  1. HOEI(豊栄金属工業)
  2. SANKO(三晃商会)
  3. ハチコウ

それぞれのステンレスケージのメーカーの商品ラインナップを紹介してきます。

※特大ケージや特注ケージなどは対象外としています。

 

HOEI(豊栄金属工業)

1.35手のり ステンレス(フィンチ、小型インコ向け)

  • サイズ:370 × 415 × 545mm
  • 重さ:3.4kg
  • ワイヤーピッチ:11mm(網と網の間隔)
  • 線径(ワイヤーの太さ):1.8mm

※サイズは幅✕奥行き✕高さ

小型サイズのインコや文鳥などのフィンチにオススメのHOEI製ステンレスケージです。

オカメインコやウロコインコなどの中型インコの場合、移動時に尾羽が当たりやすく、少し手狭です。

2.465オカメ ステンレス(中型インコ向け)

  • サイズ:465 × 465 × 580mm
  • 重さ:5kg
  • ワイヤーピッチ:15mm(網と網の間隔)
  • 線径(ワイヤーの太さ):2mm

2018年5月にHOEIから新発売されたステンレスケージです。

465オカメという商品名の通り、オカメインコなどの中型インコを対象としたサイズで、横幅や奥行き・高さも、小型インコ用の「35手のり」よりも広くなっています。

3.465オウム ステンレス(中型インコ~オウム向け)

  • サイズ:465 × 465 × 660mm
  • 重さ:6.5kg
  • ワイヤーピッチ:22mm(網と網の間隔)
  • 線径(ワイヤーの太さ):3mm

オウム用のステンレスケージです。

サイズが大きく、クチバシの嚙む力が強い大型インコやオウムも対象としています。

4.915オウム ステンレス(大型インコ~オウム向け)

  • サイズ:515 × 515 × 800mm
  • 重さ:9kg
  • ワイヤーピッチ:23.5mm(網と網の間隔)
  • 線径(ワイヤーの太さ):3mm

大型インコ・オウムを対象としたステンレスケージです。

465オウムに比べ、幅と奥行きが5cm、高さが14cmもアップしており、大型インコやオウムもケージ内で過ごしやすくなっています。

ただし、重量と重く、高さもあるので、置き場所をきちんと確保する必要があります。

 

SANKO(三晃商会)

1.イージーホーム ステンレス37バード(フィンチ・小型インコ向け) 

  • サイズ:380 × 430 × 520mm
  • 重さ:約3.5kg
  • ワイヤーピッチ:11mm(網と網の間隔)

SANKOが発売するステンレスケージです。HOEIの35手のりと類似したサイズです。

元々同サイズの製品がありましたが、そちらを販売終了し、新しい商品です。

製品の内容にほとんど違いがありませんが、旧商品は日本製だったのが、中国製に変更されています。

 

ハチコウ(市瀬)

あまり聞きなれないメーカーですが、こちらもステンレスケージを販売しています。

※Amazonでは、市瀬というメーカー名で業務用ステンレスケージとして販売

1.ステンレスケージM(中型インコ用)

  • サイズ:440 × 600 × 540mm
  • 重さ:7.4kg

業務用のステンレスケージのため、しっかりとした作りです。底敷のサイズが新聞紙1枚ちょうど入る大きさのため、掃除が便利なステンレスケージです。

2.ステンレスケージL(大型インコ用)

Mサイズよりも一回り大きいLサイズのステンレスケージです。

大型インコも飼育可能なサイズですが、その分重量は重くなり、10kgを超えます。

まとめ・終わりに

今回、各ケージメーカーから発売されているステンレスケージについて紹介しました。ステンレスケージを販売しているメーカーは少ないのが実情です。

ステンレスケージを製造・販売するHOEI,SANKO,ハチコウの中では、長年ケージを製造続けてきたHOEIが、製品の種類も豊富でした。

小型インコ、中型インコ、オウムとそれぞれに適したタイプのラインナップがありました。

ステンレスケージの値段は高いですが、その分、一般的な金属製ケージよりも安全性は高いです。

ぜひ、ステンレスケージを検討する際は、3社の製品をご検討ください。