NPO法人小鳥レスキュー会が鳥類保護施設移転に伴うクラウドファンディング!(9月30日〆)
埼玉県にあるNPO法人「小鳥レスキュー会」が2022年8月17日よりクラウドファンディングを実施しました。
小鳥レスキュー会の施設老朽化に伴い、野鳥保護施設を移転するための資金を募るクラウドファンディングがREADYFORにて9月30日まで募集されています。
小鳥レスキュー会|鳥たちの命をつなぐ最適な居場所を作りたい!(READYFOR)
NPO法人小鳥レスキュー会とは
小鳥レスキュー会は、埼玉県戸田市で活動しているNPO法人です。
飼育放棄や飼えなくなったインコや文鳥などの飼い鳥(コンパニオンバード)を引き取り、新しい里親を探す活動をしています。
さらに埼玉県警察とも連携し、拾得物として届けられた迷子鳥を保護して飼育することも行われています。
犬や猫のレスキュー保護団体は多くありますが、鳥類を対象とした団体は数えるほどしかありません。
また、鳥類の場合、飼い鳥に加えて屋外で生息する野鳥も存在しています。
小鳥レスキュー会では飼い鳥に加えて、傷ついたり、弱っている野鳥の保護しています。
治療・看護・放鳥訓練などを経て、保護した野鳥が野生復帰できるサポートを行っています。
長年の活動で保護施設の老朽化
小鳥レスキュー会は2015年にNPO法人になって7年ほどですが、NPOになる前から長年に渡って鳥の保護を行われてきました。
その結果、小鳥レスキュー会によって多くの鳥たちが救われてきました。
しかし、年々、引き取りされる鳥が増加しており、飼い鳥だけでなく、野鳥の保護も増加しています。
その結果、小鳥レスキュー会が入居している施設の収容能力が限界を迎えているそうです。
さらに、施設は築50年とかなり老朽化も進んでいます。
また、施設の所有者が変更されたことに伴い、移設を急ぐ必要がでてきたそうです。
保護施設移転のためのクラウドファンディング
そうした状況を受け、2022年8月17日より小鳥レスキュー会はREADYFORにてクラウドファンディングのプロジェクトを開始しました。
小鳥レスキュー会|鳥たちの命をつなぐ最適な居場所を作りたい!(READYFOR)
クラウドファンディングは3000円から参加でき、1万円や10万円、さらには30~100万円のコースもあります。
クラウドファンディングで集まったお金は、傷ついた野鳥のほか、捨てられたニワトリ・ハトなどの家禽類の施設の移転資金として活用されます。
野鳥・家禽・猛禽類が屋内と屋外で過ごすことができる物件の取得費用(約1800万円)です。
すでに「虹の翼プロジェクト」という別プロジェクトで集まった約500万を差し引いた、1300万円がクラウドファンディングの目標金額に設定されています。
さらに、+1200万円の第二目標も設定されており、うまくいけば、2500万円の大型クラウドファンディングです。
目標額到達で成功のAll-or-Nothing方式
なお、今回の小鳥レスキュー会のクラウドファンディングは、目標金額に達成しなければ成立しないAll or Nothing方式です。
そのため、1300万円に届かなかった場合は、クラウドファンディングプロジェクトは不成立になります。
現在の小鳥レスキュー会の施設が限界を迎えている中、不成立になれば、飼い鳥だけでなく野鳥も含めた鳥類全体の保護に支障がでてしまいます。
それゆえに、ぜひとも多くの愛鳥家の支援によって、まず第1目標である1300万は達成できることを願っています。
開始3日目で900万円突破
小鳥レスキュー会のクラウドファンディングは、2022年8月17日に開始しましたが、現在たくさんの支援金が集まっています。
開始3日目の8月19日の19時時点で、寄付金額は900万円を超えています。
現時点で第1目標金額の約70%まで到達しています。
しかし、第2目標の+1200万円を加えた2500万円だと、まだまだ目標金額には半分以上も足りていません。
だからこそ、小鳥レスキュー会による飼い鳥・野鳥の保護活動に対し、愛鳥家の支援がまだまだ必要です。
愛鳥家から600を超える応援コメント
小鳥レスキュー会のクラウドファンディングのページでは、支援を行った愛鳥家の方から応援コメントが届いています。
600人を超える鳥を愛する人々からの小鳥レスキュー会の活動に賛同されるコメントが寄せられています。
ぜひ、さらなる応援コメントと寄付が広がって、目標金額達成して欲しく思っています。
まとめ・終わりに
今回、埼玉県のNPO法人・小鳥レスキュー会が2022年8月17日よりクラウドファンディングの募集開始したことを紹介しました。
長年の活動で施設の老朽化や保護活動の拡大に伴う収容能力の限界もあり、施設移転にかかる費用についてクラウドファンディングで募っています。
近年、小鳥レスキュー会では飼い鳥だけでなく、身近な野鳥なども怪我によって保護されるケースが増えています。
もし、救いの手が差し伸べられなければ、小さな命が失われてしまいます。
小鳥レスキュー会が飼い鳥を含めた鳥類全体の保護活動を継続できるよう、ぜひ愛鳥家の方は寄付による支援をお願いします。
※クラウドファンディングの寄付は下記リンクから↓
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